健康麻雀公式ブログの役一覧!初心者に優しい解説付vol.13

麻雀を覚えたての頃は、「役とは何か?」から始まり、最初の基本5役を覚えるだけでも苦労します。一度にすべて覚える必要はないですから、今回は麻雀の役一覧として1役から解説していきたいと思います。

最初に覚えて欲しい基本5役に関しては

麻雀初心者あるある「先生これ鳴いてもいいですか?」もう悩まないコツ!vol.3

まだ知らないの?麻雀基本メンゼン役|リーチ|ピンフ|面前ツモを早く覚えよう!~断トツ理解度UPのvol.4

で解説しましたが、まだまだ30以上あります。聞いた事が無い役に出会ったら必ずこのブログで再確認するようにして下さい。

そして覚えたら少しずつ実践で試すようにして下さい。もし覚えた役をねらって、実際にできるようになればまた麻雀が楽しくなりますから!試して見て下さい。

vol1-vol25

実感できちゃうほど麻雀が楽しくなる!
健康麻雀教室で実践してきた教え方を公開していきます
千葉県柏市 NPO法人 健康麻雀グループ 代表より

目次

1.役一覧表を見る前に知るべき事

1-1.メンゼン役かどうかを知る

メンゼンとは、ポン、チー、カンをして鳴いて手を作るのではなく、自分のツモ牌だけで手を作ることを言います。役の中にはメンゼン役というのがあります。鳴いてしまったら成立しない役のことです。

まずそういう役があることを知って下さい。

1-2.「食い下がり」の役を知る

役の中には、メンゼンで作れば3役ですが、鳴いてしまえば2役になってしまう役があります。これを「食い下がり」と言います。他にも2役から1役、6役から5役に下がる役もあります。

なんでも鳴いてもらってしまえば得だということになりますから、もらうことで役が下がりますよ!ということです。難しいのは、鳴いても「食い下がり」のない役もありますから注意が必要です。

鳴かないと難しい手は鳴いても下がりませんが、簡単な役では食い下がりが起きます。簡単に言えばそんなところでしょうか。

1-3.役数が大きいほど作ることは難しい

役数は1役から6役まであり、それとは別に役満があります。

役数が大きいほど点数が高くなり、作るのも難しくなります。

役満とは特別に定めた役で4倍満です。4倍満とは一番大きな点数で、子32000点(8000×4)、親48000点(12000×4)となります。

それでは1役から解説していきます。

2.1役

2-1.リーチ-メンゼン役

メンゼンでテンパイした時に「リーチ!」と発声し1000点を出すことで1役となります。

リーチの手順

  1. 「リーチ」の発声
  2. 捨て牌を横にする
  3. リーチ棒として1000点を前に出す。

 ここがポイント

  • 上記の手順はかなり大事ですからしっかり順番を覚えて下さい。
  • 役がないときにリーチをかけるケースが多いです。
  • 裏ドラ、一発役を含めてアガレば2役3役・・になっていきます。

2-2.メンゼンツモ-メンゼン役

メンゼンでテンパイしてツモれば1役になります。覚えたての方がよく間違うのは、鳴いていてもツモればアガれると勘違するケースです。鳴いてしまってはこちらの役は付きません。

リーチしてツモアガりをすれば合わせて2役になります。

2-3.役牌

白發中の三元牌、場の風牌、自分の風牌を3枚そろえると1役になります。これはメンゼン役ではないので鳴いても成立します。

これは以下の記事で詳しく解説しました。
麻雀初心者あるある「先生これ鳴いてもいいですか?」もう悩まないコツ!vol.3

 ここがポイント

  • 場の風牌、自分の風牌が重なればダブトン、ダブナンと2役になります。
  • 役牌は2枚になると鳴くことができるので、1枚でも少しは大事に持つようにしましょう。

2-4.ピンフ-メンゼン役

メンゼンのテンパイで雀頭以外の4組がすべてシュンツの組み合わせで1役です。下図ではでアガリになります。

リーチ手牌

 ここがポイントピンフの条件は4つあります。

  1. アタマが役牌でないこと
  2. すべてのメンツがシュンツであること
  3. メンゼンであること
  4. 待ちの形が両面待ちであること

2-5.タンヤオ

2-8の牌だけで作った役で1役です。

タンヤオ1
 ここがポイント
手の中に1,9,字牌が多くあったり、sz1-32という1,9を使った面子が出来ている場合などはタンヤオ役を目指すのは難しいかもしれませんね。タンヤオ役をやりたいからと言って無理やりこのsz1-32を捨ててしまうようなことは避けましょう!

2-6.一盃口(イーペーコー)-メンゼン役

同じ種類、組み合わせを2つそろえるとイーペーコーといいメンゼンなら1役になります。


 ここがポイント

間違い易いのはイーペーコ―が完成していても他のメンツを鳴いてしまえば、イーペーコーは付かなくなりますから注意が必要です。あくまでもメンゼン役です。鳴けばメンゼンとは言いません

2-7.ハイテイ

牌山の最後の部部のドラ付近は必ず14枚残すというルールがあります。つまり最後から数えて15枚目、これで最後となる牌でアガル役をハイテイといい1役になります。

 ここがポイント

  • メンゼンでこのハイテイでツモりアガレば「ハイテイツモ」で2役になります
  • ハイテイ牌をツモった方は最後に捨て牌をします。その時に捨てた牌で他者がアガルとハイテイ振り込みになり1役となります。なのでハイテイ牌を捨てる時は十分注意します。
  • リーチ者が最後にハイテイ牌をツモる場合があり、他者はこれを避けるために鳴いてハイテイ牌をずらすことも戦術として行うこともよくあります。

2-8.リンシャンカイホウ

カンをすると牌山の一番最後の部分から1枚牌をツモることになります。この牌をリンシャン牌と言います。この時テンパイしていて、このリンシャン牌でアガルことをリンシャンカイホウといい1役になります。

 ここがポイント

  • メンゼンでこのリンシャン牌でツモりアガレば「リンシャンツモ」として2役になります
  • この時のカンはアンカンでもミンカンでもかまいません

2-9.チャンカン

他者がポンをしてるところへ追加で加カンをする場合があります。この加カンの牌でアガルことをチャンカンといい1役になります。

チャンカン

 ここがポイント

あくまでも加カンの場合になります。アンカンの場合は例えそれが当たり牌だとしても他者はロンアガリをすることはできません

3.2役

3-1.三色(サンショク)-食い下がり1役

マンズ、ピンズ、ソウズの3種類で同じ数字の組み合わせを揃えるとサンショクといい2役になります。

サンショク
 ここがポイント

  • メンゼンなら2役ですが、鳴いてしまえば1役となります
  • 配牌から手牌の進み具合により、いつもサンショクは意識して手を作りましょう!

3-2.一気通貫(イッキツウカン)-食い下がり1役

同じ種類で123、456、789という3つの組み合わせを揃えたらイッキツウカンといい、2役になります。通称イッツウと呼んでいます。こちらも食い下がり1役となります。

 ここがポイント

間違い易いので注意です、下図はイッツウにはなりません。1から9まですべてあればイッツウというわけではありません123、456、456の3種類のメンツがなければいけません。567ではだめですね。

一気通貫

3-3.トイトイ

雀頭以外はすべて3枚の同じ牌の組み合わせのコーツで作ります。2役になります。食い下がりはありません。

トイトイ
 ここがポイント

通常はよくドラや、役牌と一緒に手作りし、鳴いて作るケースが多くなります。

3-4.七対子(チートイツ)-メンゼン役

同じ牌を2枚でトイツと言いますが、それを7組完成させた手はチートイになります。2役でメンゼン役です。

チートイツ

 ここがポイント

  • といった形で同じ牌を4枚使用しては無効になります。
  • 最後の待ち牌はタンキ待ちになります。出やすくアガリやすい牌で待ちましょう

3-5.チャンタ-食い下がり1役

雀頭とメンツのすべてに、1,9の数牌、字牌のどれかが含まれている役をチャンタといい2役になります。食い下がりで1役となります。

チャンタ
 ここがポイント

配牌を見て1,9,字牌の多い手の場合、思い切ってチャンタをねらってみましょう。上手くいけば完成し、役牌と一緒に作れば大きな手が出来るかもしれませんね!

3-6.三アンコ

コーツをアンコで3組作る役で2役になる。当然ポンしたコーツではだめです。

三アンコ
 ここがポイント

  • 食い下がりは無しです
  • アンカンした牌があれば忘れずにアンコと見なして良い
  • 鳴いたとしてもアンコでコーツが3つ出来ていれば三アンコになる

3-7.ダブリ―

チー、ポン、カンのない純粋な第1打の打牌で各人がリーチをかけることをいい2役になります。

3-8.三色同ポン

マンズ、ピンズ、ソウズの3種類で同じ数字でそれぞれコウツを完成させる役で2役になります。ポンをしてもかまいません。もちろんこのような役は食い下がりはありません。

三色同ポン
 ここがポイント

この手はポンして手作りしなければなかなか完成できない手になります。出来そうな時はねらってみましょう!上図の場合チャンタやトイトイと絡めるともっと高い手になりますね。

3-9.三槓子(サンカンツ)

アンカンでもミンカンでもよく、とにかくカンを3つ完成させる役で2役になります。

三槓子
 ここがポイント

四槓子になれば役満になります。三槓子でさえも中々お目にかかれない役になります。私自身ではやった記憶がないくらいです。

4.3役

4-1.混一色(ホンイツ)-食い下がり2役

字牌と1種類の数牌のみで作る役で3役です。食い下がりで2役になります。


 ここがポイント

  • 役牌とホンイツとドラがあれば、鳴いてすぐにマンガンの手になる
  • ドラと同じ種類で手を作る場合が多くなる
  • 1種類で集めるために、自分の捨て牌に偏りが出るため読まれやすい

4-2.純チャン-食い下がり2役

全てのメンツと雀頭に1,9の数牌が含まれる手で3役です。食い下がりで2役になります。

純チャン
 ここがポイント

  • チャンタとの違いは字牌が含まれてはいけないことです
  • 配牌時に1,9の数牌が多い場合に思い切ってねらってみよう

4-3.二盃口(リャンぺーコー)-メンゼン役

イーペーコ―を2つ作る役で3役になります。中々作ることは難しくしかもメンゼン役になります。下図ではで二盃口の完成ですね。

二盃口
 ここがポイント

よくある質問で「チートイツにもなりますか?」というのがあります。チートイツと二盃口は同時に成立はしません。チートイツは特別役になりますし、3役の二盃口で考えます。3役でしかもメンゼンのみですから、中々できない手になりますね。

5.4役

5-1.小三元

白發中のうち2つがコーツで完成し、残り1つを雀頭とする役で4役になります。ポンしてもかまいません。

小三元
 ここがポイント

この手も鳴かないとなかなか出来ない手になります。上図のようにホンイツと一緒に作るケースが多くなります。小三元を4役と書きましたが、厳密には小三元は2役で白と中で2役(上図の場合)必然的に常時4役となります。

5-2.混老頭(ホンロウトウ)

1.9の数牌と字牌のみでトイトイはチートイツの形でそろえる役で4役になります。ホンロウと呼ぶことが多い。

ホンロウトイトイ
ホンロウトイトイ
ホンロウチートイ
ホンロウチートイ

 ここがポイント

それぞれ4役でここにトイトイの2役、チートイツの2役は加えません。役牌やドラがあれば加えることができます。ホンロウトイトイだけはポンして作ることができますが、どちらも大変難しい手になりますね。

6.6役

清一色(チンイツ)食い下がり5役

1種類の数字の牌だけで作る役で6役になります。食い下がり5役です。

チンイツ
 ここがポイント

  • どの種類の牌を集めているかが捨て牌に現れます
  • 鳴いても5役ありますからマンガン確定の高い手となります
  • 何待ちかがわかりづらいですが訓練すればわかるようになります

7.役満

7-1.国士無双-メンゼン役

1,9の数字の牌6つすべて、字牌7つすべてそろえる役。雀頭がひとつ必要で下図の場合はが雀頭です。無いのはで待ち牌となります。

国士無双
 ここがポイント

  • 役満は32000点(8000×4)、親48000点(12000×4)となります
  • 13種類すべてあり雀頭だけが無いケースがあります。国士13面待ちといってその中のどの牌でも出ればアガリとなります
  • 配牌時に1,9,字牌が7,8種類以上あれば、そのまま手を進めてもアガレないケースが多く、思い切って国士をねらいましょう!

7-2.四暗刻-メンゼン役

アンコを4つと雀頭1個で作る役。アンコですからもちろんポンしてはいけません。下図の場合は自分で、をツモリアガレば四暗刻になります。役満の中では一番出やすい役になります。

四暗刻
 ここがポイント

  • 既に4つアンコが出来て、アタマ待ちの場合があります。これを四暗刻単騎といいます。
  • 上図の場合に出アガリですと、トイトイ三暗刻になり4役でマンガンです

7-3.大三元(ダイサンゲン)

白發中の三元牌をすべて3枚のコーツでそろえる役。もちろんポンしてもかまいません。

大三元
 ここがポイント

大三元の場合は3組のメンツは決まっていますから、それ以外で1組のメンツと1つの雀頭が必要です。意外とこれに苦労する場合もあります。ですから上図のようにホンイツにこだわる必要もないということを知って下さい。

上図では2つ鳴いて、もうひとつはアンコでもっています。仮に他者がを捨ててポンをしてしまうと、大三元が確定となり、アガラレてしまった場合に、責任払い(パオ)になりますから注意が必要です。

“責任払い(パオ)とは”

  • 大三元の3つ目、大四喜の4つ目の牌をポンさせてしまい、当人にアガラれてしまった場合
  • ロンアガリは振り込んだ方と折半、ツモアガリは全額の責任払いになる
  • リーチ後にポンさせてしまった場合でも関係ありません。それがたとえダブルリーチでもです

7-4.小四喜・大四喜(ショウスウシ・ダイスウシ)

東南西北の字牌を4種類すべてコーツでそろえれば大四喜、3枚をそろえ、ひとつを雀頭とする場合は小四喜といい、どちらも役満になります。もちろんポンしてもOKです。

大四喜
大四喜

四喜
小四喜
 ここがポイント

  • 大三元で説明しましたが、大四喜の場合は責任払いがあるので注意が必要です
  • 通常は2つぐらい鳴かれてしまったら残りの2つも注意して捨てることになります

7-5.天和(テンホウ)-メンゼン役

親が配牌時の14枚でアガっていたら役満になります。4メンツ1雀頭が完成していれば良いのです。ちなみに麻雀歴30年の私は1度も経験ありません。確率はかなり低い役になります。

7-6.地和(チーホウ)-メンゼン役

子がチー、ポン、カンのない純粋な第一ツモでアガった場合に役満となります。

 ここがポイント

  • 子が第一ツモでテンパイすることは多くありますが、配牌時にすでにテンパイしていることがそもそもあまり見られない事ですね。
  • 配牌時にテンパイしていて、ツモりアガれない場合はダブルリーチする流れでしょうか・・・

7-7.地一色(ツーイーソウ)

7種類の字牌だけでつくる役になります。トイトイの形だけではなく、メンゼンでのチートイツも可能です。

字一色

7-8.緑一色(リュウ―イーソウ)

ソウズの中でも赤い色の入っていないの6種類で作る役は含まなくてもどちらでも大丈夫です。鳴いても成立する役になります。下図ではでアガリとなり緑一色の完成です。

緑一色

7-9.清老頭(チンロウトウ)

1,9の6種類の数牌だけで作る役。もちろんポンしても大丈夫です。役満の中でも非常に確率の低いものになります。どれくらい低いか?30年の麻雀歴、15年間の麻雀店営業の中では3度だけ遭遇しました。

自分自身ではテンパイが3回ぐらいでしょうか、アガッたことはありません。

清老頭

7-10.四槓子(スーカンツ)

4つのカンツを作る役で、アンカンでもミンカンでもかまいません。1つでも難しいのに4つ作ると言う事です。しかも最後はタンキ待ちになりそれでアガラなければいけません。一番あり得ない役と言って良いと思います。

四槓子

7-11.九連宝燈(チュウレンポウトウ)-メンゼン役

1,9を3枚ずつと2~8までをすべて使用した清一色をチュウレンポウトウといいます。例題はなぜかマンズが多いですがソウズ、ピンズでもOKです。

純正九連宝燈
九連宝燈
上図の純正九連宝燈の場合は、アガリ牌がまでの9面待ちになります。純正はほとんど出会うことはありません。通常は下図です。

普通の九連宝燈
九連宝燈

上図の場合の待ちになりますが、でアガッた場合だけ九連宝燈になります。それ以外は清一色となります。

 ここがポイント

阿佐田哲也の「麻雀放浪記」の中で九蓮宝燈をツモって息絶えるというシーンがあるため有名です。なので死を呼ぶといわれるぐらい運を使うということです。私はアガリましたが生きていますから!ご心配なく!

8.まとめ

たくさんあり過ぎて覚えるのがたいへん!などと思う必要は全くありません。

先に解説した基本5役に加えて

  1. イーペーコー
  2. チートイツ
  3. サンショク
  4. イッツウ
  5. トイトイ
  6. チャンタ
  7. 純チャン
  8. リャンぺーコー
  9. サンアンコウ
  10. ホンイツ
  11. チンイツ
  12. 国士
  13. 四暗刻
  14. 大三元

14個をまずは目標に覚えて実践でねらって作って見て下さい。大事な事はちゃんと手牌をみてねらうということです。役をねらって作るという事は麻雀のひとつの醍醐味だと思います。楽しい麻雀ライフになりますように!