めざせ!麻雀スジの達人Part2~リーチの守りと攻め方vol.12

麻雀をしていて相手からリーチがかかりました、さて何を捨てればよいのでしょうか?せっかく作った自分の手も壊したくないですよね!その場合のひとつの解決方法をスジの面から考えてみましょう!

前回のめざせ!麻雀スジの達人Part1~待ち・切り方を詳しく解説vol.11ではスジを覚えることで、待ちがわかり、切り方にも通じる事を解説しました。

スジをしっかり覚えることで、リーチ者に対する安全な牌の見極め方がわかるようになります。またそのことを逆手にとったリーチのかけ方もわかるようになります。

スジは攻めと守りの部分の両方に応用ができとても重要です。 まだまだ初歩段階ですがひとつずつ理解して確実にステップアップしましょう!

vol1-vol25

実感できちゃうほど麻雀が楽しくなる!
健康麻雀教室で実践してきた教え方を公開していきます
千葉県柏市 NPO法人 健康麻雀グループ 代表より

1.フリテンのルールを覚えよう

フリテンとは、自分のアガリ牌が自分の捨て牌にあった場合にはロンアガリは出来ないというルールです。アガリ牌が捨ててあるという事はそれがあればアガレていたということになります。その場合はロンアガリはできません。

下図の捨て牌でリーチがかかったとします。


リーチ者の手牌は、下図(part1で解説)だったとします。マンズ3マンズ6マンズ25マンwz8-32の5面待ちでしたね。

5つの待ちの中のひとつのマンズ2が捨ててあることになります。これをフリテンといい、もうロンアガリはできません。よくある質問で「他の牌マンズ3マンズ65マンwz8-32なら良いですか?」というのがありますが、他の牌でもロンアガリはできません。上記のフリテンの定義をしっかり頭に入れて下さい。

「自分のアガリ牌が自分の捨て牌にあった場合にはロンアガリは出来ない」

同じ上図の捨て牌で、下図の手牌ではどうでしょうか?

この場合の待ちは、5マンwz8-32です。これは捨て牌にはありませんからフリテンではありません。よってロンアガリすることができます。

このケースでもよく質問があります。「マンズ2が捨ててありますが、フリテンですか?」というものです。確かにマンズ25マンのスジではありますが、スジの牌が捨ててあるからといってフリテンになるということではありません。

アガリ牌が捨ててあるかどうかでフリテンとなるのです。

2.捨て牌から考える安全牌とは?

今相手からリーチがかかりました。つまりテンパイ宣言です。どのように対処すればよいでしょうか?まずは現物といって、リーチ者の捨て牌にある牌を捨てればロンされることはありません。

しかしその牌を切りたくない場合もあるはずです。自分のせっかくできた手を壊すことになってしまうからです。

できる限り振り込まないで、自分がアガルことを考えましょう。

捨て牌から考える比較的安全な牌の考え方を解説していきます。

2-1.スジの真ん中牌が捨ててある場合

スジには

  • 1-4-7 イースーチー
  • 2-5-8 リャンーウーパー
  • 3-6-9 サブローキュー

の3種類がありました。

スジの真ん中牌とは1-4-7の4の事です。ひとつ例を上げて解説します。

下図の捨て牌でリーチがかかったとします。

前提として麻雀は両面待ちがアガリやすく良い待ちという考え方があります。だから両面待ちにすることが多くなります。まずは相手のリーチが何の両面待ちかを考えることになります


注目するのは4マンです。
4マンが捨ててある以上、相手の両面待ちがマンズ2マンズ3マンズ14マンがアガリ牌であったり、5マンマンズ64マンwz7-32がアガリ牌である可能性は少なくなります。ロンアガリできない不利なフリテンでのリーチは通常では考えづらく、そのようなリーチはしないと考えます。

なのでマンズ1wz7-32は比較的安全な牌になります。

スジの真ん中牌が捨ててある場合→両側のスジも比較的安全な牌である

2-2.スジの片側だけが捨ててある場合

スジの片側だけが捨ててあるとは、例えば2-5-8の2だけが捨ててある場合や3-6-9の9だけが捨ててある場合を言います。

例として、同じ捨て牌の図をもう一度見ましょう。

例えばマンズ2が捨ててあります。結論から言いますと、マンズ2が捨ててあるからと言って5マンが安全な牌とはいえません。

それは、フリテンのルールと、相手のリーチが両面待ちであるという考え方と関係します。

マンズ2が捨ててあるということは、マンズ3という形の待ちは無いと考えます。あってもロンはできないからです。しかし、マンズ6という形の待ちは考えられます。これは5マンがアガリ牌でマンズ2は全く関係ないからです。

同じように、マンズ9が捨ててありますが、マンズ3マンズ6が安全な牌とは言えないのです。

スジの片側だけが捨ててある場合→残り2つのスジ牌は安全牌とはいえない

2-3.スジの両側が捨ててある場合

それは例えば2-5-8のスジで2と8が捨ててある場合です。

この場合の5は比較的安全な牌であると言えます。下図のような場合です。

その理由を解説致します。

まずマンズ2が捨ててあるということは、マンズ3という形の待ちは無いと考えます。あったとしてもフリテンでロンアガリできません。

またが捨ててあるということは、マンズ6という形の待ちもないと考えます。同様にあったとしてもフリテンでロンアガリできないからです。

相手のリーチの形が、マンズ3でもマンズ6でも無いということは、5マンもまず安全でしょう!と考えるわけです。

スジの両側が捨ててある場合→真ん中のスジ牌は比較的安全である

3.スジを逆手にとったリーチはアガリやすい

2章で解説したケースを逆手にとったリーチをすればアガリやすくなることがあります。

今あなたの捨て牌は下図とします。

下図は14枚あり1枚捨ててリーチをしようとしています。

さて、wz7-32を捨ててリーチすれば、wz7-32マンズ9が残りの待ちになります。
マンズ9を捨ててリーチをすれば、マンズ3wz7-32のシャンポン待ちになります。

どちらがアガリやすいでしょうか?

2-1で解説した、「スジの真ん中牌が捨ててある場合→両側のスジも比較的安全な牌である」です。

答えは後者のマンズ3wz7-32のシャンポン待ちです。
他の3人は4マンが捨ててあることに注目し、スジを頼りにしてマンズ1wz7-32を捨てる可能性が高く、の待ちよりもマンズ3wz7-32のシャンポン待ちの方がアガリやすくなるのです。

もうひとつ例を上げます。

2-2で解説した、「スジの両側が捨ててある場合→真ん中のスジ牌は比較的安全である」これを逆手にとったリーチを考えます。

今あなたは下図のようにテンパイしました。チュンと456のサンショクの良い手ができました。リーチするべきかどうか考えています。自分の捨て牌にはマンズ2が捨ててあるので、5マンは出やすいかな?と考え下図のようにリーチをしました。


そうしたら、見事にトップ目の方から5マンが出てロンアガリすることができ、大逆転でトップになりました。トップ目の方は、捨て牌マンズ2に注目し、比較的安全な牌5マンを捨てたのでした。リーチをかけることで捨て牌に注目させ当たり牌を出させようとするものです。

麻雀はこのようにルールが理解できるようになると攻め方もわかるようになります。面白いですね!!

4.まとめ

前回から引き続きスジに関して解説しました。今回のブログでは、スジを考えてリーチ者に対処する方法とそれを逆手に取った攻め方をについてのお話しでした。

その場合にフリテンのルールもしっかりと覚える必要もあります。もう一度まとめておきます。

“フリテンとは”

  • 自分のアガリ牌が自分の捨て牌にあった場合にはロンアガリは出来ない

“スジから考えるリーチ者の捨て牌の比較的安全な牌とは”

  • スジの真ん中牌が捨ててある場合→両側のスジも比較的安全な牌である
  • スジの片側だけが捨ててある場合→残り2つのスジ牌は安全牌とはいえない
  • スジの両側が捨ててある場合→真ん中のスジ牌は比較的安全である

上記の比較的安全な牌をよく理解し、相手から逆に出やすい牌として考えれば良いのです。結果的にそのような待ちにすればアガリやすいと言えるのです。