麻雀を10倍楽しむコツをご紹介!三色はいつも狙っていますか?

三色同順とは?
3種類ある数牌の同じ数字で順子をつくる役のこと。2役、食い下がり1役。三色同順は通称「三色(サンショク)」「サンシキ」と呼んでいます。

麻雀の役には様々な特徴があります。その中でも玄人好みで役作りに技術のいる役が三色同順です。

かつては、配牌時には三色同順が狙えるかを確認するのが基本でした。実際に雀聖とも言われた、阿佐田哲也氏が、「配牌時は三色を探せ!」と言葉を残しています。

三色は決して派手な役ではありません。人気のある役である事は間違いないので、何か理由があるはずです。

配牌からツモを繰り返す段階で、一度は考える役と言っても良いでしょう。わずかな可能性から見事に完成させた時の感激は至福の時なのです。

この記事では、三色について様々な角度からの説明をしています。記事を読み終わる頃には、きっと三色の魅力や作り方が理解できるはずです。

頭の中には三色をいつも置いて、実践でぜひチャレンジしてみて下さい

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1.三色同順(サンショクドウジュン)の基本

三色は、3種類ある数牌を使うだけでなく、作り方も簡単ではありません。ここでは、三色の基本的な部分を説明しています。

1-1.三色同順とは?

三色は、萬子・筒子・索子のそれぞれで同じ数の順子をつくる必要があります。通常は、「サンショク」や「サンシキ」などの略語で呼ばれています。

三色同順(サンショクドウジュン)

三色は、面前で二翻役、副露をすると一翻役となります。三色に関連する順子は、3種類が同じ並びの順子であれば、特に指定はありません

残りの面子は、順子でも刻子でも特に問題はありません。また、字牌でも良いので、三色同順の部分さえ確定すれば、つくりやすくなります。

1-2.三色同順の聴牌の形

三色は、基本的にどのような待ち方でも、上がる事ができます。仮に事前に役が確定していなくても、最終的に役が完成していれば問題ありません。

辺張待ちの三色

待ち 

が出れば、三色同順が確定する辺張待ちの聴牌。

嵌張待待ちの三色

待ち 

が出れば、三色が確定する嵌張待ちの聴牌。

両面待ちの三色

待ち 

が出れば、三色が確定する両面待ちの聴牌。但し、の場合は、三色にはならないので注意が必要です。上図の場合ならピンフのみの役になります。

また、「両面待ち」は、以下の形であれば、三色は確定となります。

すでに三色が完成している聴牌

待ち 

が出れば、上がれます。三色は事前に確定しているので、のどちらでも問題ありません。上図の場合、ピンフ三色で合計3役の上がりです。

1-3.三色同順の注意点

三色の注意点は、「両面待ち」で役を確定していない時には注意が必要です。場合によっては、リーチをかけていなければ、役がなくなってしまう事もあります。

三色狙いが役なしに!?

待ち 

であれば、上がりと同時に三色が確定します。ところが、が出た場合は、役が何もありません。もちろん、の刻子の部分が順子ならピンフになります。

三色は、きれいに仕上がれば、見事な役なのです。一方で、難易度が高いので、あまりこだわると上がることが出来なくなります

麻雀の役では、高い役にこだわり過ぎると、なかなか上がりづらくなりますから程ほどが大切です。このバランスは、上級者になればなるほど上手くなると言えます。

2.三色同順は、こんな時に狙おう!

三色は、比較的配牌時から序盤で狙えるかどうかが決まります。配牌時に三色を狙うボーダーは、関連牌が、6枚~7枚あると理想だといえます。

この場合は、の形が狙えるチャンスになります。がくれば、三色が確定します。

実際は、このような配牌ばかりではありません。常に狙える役というよりも、配牌時やツモの流れで、決めていくことになります

上図の例では誰でも「三色を狙えるかも!」と考えると思います。では下図ではどうでしょうか?

このような形は実際によくあります。この程度でも三色は十分に意識しても良いと思います。全く意識しなければ、簡単にを捨ててしまうことになるかもしれませんね。

手牌の形から「三色はできそうか?」いつも想像することが大切です。ツモと言うのは次に何が来るかわかりません。可能性のある役はできるだけ頭の中に置いておきましょう。

わずかな可能性から狙うことも麻雀の醍醐味と言えます。それを完成させた時の喜びはひとしおですね。

また、得点状況や順位によって、考え方を変える事も必要です。早上がりが必要であれば、三色を無理に狙う必要はありません。

できるだけ得点が欲しい状態であれば、他の役と複合が必要になります。幸い三色は、他の基本的な役との相性が抜群です。

リーチをかければ、順子の多い役ですから、裏ドラに期待できます。また、ピンフやタンヤオなどの基本役との相性も良いのが利点です。

3.三色同順の予備知識

ここでは、三色に関する知識や実戦で複合しやすい役を紹介しています。三色をつくるには、役の内容をよく知る事も重要だといえます。

3-1.三色同順の由来や語源

麻雀の役の由来や語源は、大きくわけて2通りに分類されると言われています。ひとつは、中国の歴史や伝説などからの由来です。

もうひとつは、文字通りの見たままの姿に名前をつけたタイプです。三色同順は、まさに後者の典型的な役になります。

「三色」の部分は、萬子・筒子・索子の事です。「同順」は、同じ並びの順子を意味しますので、三色同順となります。

三色は、かつては「リーチ麻雀の花形」と言われていました。「イッキツウカン」や「チャンタ」も同様に花のある役として人気があったようです。

3-2.三色同順と同時に作りやすい役

三色は、役の形状から他の役との複合が作りやすい事も人気のひとつです。初心者にも作りやすい役との相性も良いので、覚えておきましょう。

3-2-1.三色同順+ピンフ+タンヤオ

三色とピンフにタンヤオを加えた複合役になります。ピンフは、雀頭を数牌かオタ風牌でつくり、4面子は全て順子にします。

また、待ち方は、両面待ちである事が必須条件になります。タンヤオは、※中張牌のみを用いて役を構成しなくてはいけません。

中張牌(チュンチャンパイ) 数牌の2~8のこと

タンヤオは一番わかりやすい役です。下記のサイトでチェックしておいて下さい
えっ!それは知らなかった!麻雀のタンヤオ役の語源とその使い方

三色同順+ピンフ+タンヤオ

待ち の両面待ち

三色(二翻)+ピンフ(一翻)+タンヤオ(一翻)で四翻役になります。この組み合わせの役の事を、「タンピンサンショク」とも言います。語呂で覚えて下さいね。

完成すればとても綺麗な手に見えますよ!

3-2-2.三色同順+チャンタ

三色とチャンタの複合役です。チャンタは、面子と頭すべてに字牌か一九牌を絡ませる必要があります。

三色同順+チャンタ

待ち のシャンポン待ち

三色(二翻)+チャンタ(二翻)で4翻役になります。副露をした場合は、※喰下り扱いになります。もし上図の手牌を副露してしまうと、三色もチャンタも1下がってしまいます。なので全部で2役です。

喰い下り 副露が認められている役で、副露をすると一翻下がること

3-2-3.三色同順+ジュンチャン

三色とジュンチャンの複合役です。ジュンチャンは、面子の全てに一九牌を絡ませる必要があります。

三色+ジュンチャン

待ち のシャンポン待ち

三色(二翻)+ジュンチャン(三翻)で五翻役になります。かなりの高得点ですが、ジュンチャンとの組み合わせはかなり難易度が高くなります。

この時も副露をした場合は、喰下り扱いになります。三色もジュンチャンも1翻下がってしまいます。なので全部で3翻役です。

3-2-4.三色同順+ジュンチャン+イーペーコー

三色とジュンチャンにイーペーコーを加えた複合役です。イーペーコーは、同じ種類の数牌で、同じ並びの順子を2組つくる必要があります。

イーペーコーもわりと初歩的な役ですから、このチャンスに絶対覚えて下さい。
麻雀役のイーペーコーとは?みんながよく間違えるポイントはココ

三色+ジュンチャン+イーペーコー

待ち のペンチャン待ち

三色(二翻)+ジュンチャン(三翻)+イーペーコー(一翻)で六翻役です。既に跳満が確定する役なので、その難易度も相当なレベルになります。

この時も副露をした場合は、喰下り扱いになります。三色もジュンチャンも1翻下がってしまいます。またイーぺーコーはメンゼン役なので無くなってしまいます。なので全部で4翻役です。

この時に間違い易いのは、イーペーコーの部分を副露せず、自分で完成させたとしても、副露扱いとなります。別のメンツを副露してしまえば、それはもうメンゼンとは言えません。

イーペーコーはメンゼン役です。何かを副露してしまえば、消えてしまいます。なのでイーペーコーが完成している時は、できるだけ副露するのを我慢しましょう

3-3.三色同順と三色同刻

三色同順は、一般的に三色と呼ばれています。ところが三色には、もうひとつ三色同刻という役が存在します。

三色同刻は、「サンショクドーコー」と言います。数牌それぞれで同じ数字の刻子か槓子をそろえた役になります。下図の例を見ればどんな役かすぐにわかります

三色同刻(サンショクドーコー)

 

待ち 

もちろん副露も認められる役で、食下がりはありません二翻役になっていますが、一般的に三色と言えば、三色同順を言います。

また、三色同刻は、通常は副露をして完成させる役です。そうでなければ無理でしょう!「ポン」をする頻度が多くなるので、三色同ポン」とも言われています

3-4.三色同順に関連した格言

三色に関する格言をひとつ紹介しておきます。本文中にもある阿佐田哲也氏の言葉になります。

3-4-1.配牌を見たら三色を探せ

配牌後に、三色をつくれるような打牌を考えろという意味です。確かに基本的には間違ってはいませんが、無理に三色を狙うのも良いとはいえません。

無理やり三色はダメですが、いつも頭の片隅に置いておく役という意味です。

4.三色の間違いとポイント

三色同順の間違いに多いのが、聴牌時の状態による間違いです。両面待ちの時に、三色が崩れても役がある事が基本になります。

下図のような場合です。三色で上がるつもりで副露しました。が出れば、三色で上がることができますが、では何も役がありません。が捨てられた時に思わず「ロン!」と言ってしまう初心者の方はとても多いです。

 

出た牌によっては、何も役がなくなってしまう事も考えられます。未然に防ぐには、面前ならリーチをかけるか、鳴いても成立するタンヤオなどの役が他になくてはいけませんね

初心者の方で役に自信の無い方はとにかくリーチをしましょう。そうすることで役を付けることができますね。

とにかく上がるためには、何か役がひとつは無くてはいけません。まずはしっかりと基本の5役を覚えて、その使い方をマスターして下さい。

下記サイトに詳しく説明したので、ぜひ覚えて下さい。

まだ知らないの?麻雀基本5役を覚えよう!断トツ理解度⤴vol.4

5.まとめ

三色の完成は、配牌時や前半のツモの流れで決まります。あまり無理に狙っていても、聴牌にすらできなくなる危険もあります。

配牌時に狙えるチャンスであれば」という程度がちょうど良いと言えます。基本は、ピンフやタンヤオを軸にするのが理想です。

三色は、役の特徴で、ピンフやタンヤオとの相性が良くなります。リーチをかければ、順子が多いので裏ドラにも期待が出来ます。

チンイツなどのひとつの大きな役での得点も魅力です。一方で、基本的な役ばかりと三色を混ぜた役でも、充分な得点になります。

どちらが、良いかという訳ではありません。ただ、役の複合を覚えるのも麻雀の楽しみのひとつだと考えられます。

三色を狙って手作りし、見事に完成させた時の喜び!

私はこれがあるから麻雀がやめられないのです。