麻雀役の不安な初心者に覚えて欲しい鉄板15役!99%問題なし!Vol.3

初心者「先生これ鳴いてもいいですか?」
先生「それは鳴くと上がれなくなるからダメです!」

初心者の教室ではこんな会話がよくあります。
鳴いて上がれる場合とそうでない場合の区別がなかなか難しいようです。

またこんなケースもあります。

初心者「ロン!」
同席者「それは役がないから上がれないよ!チョンボだよ」
初心者「えっーどうして?わかんないなー」

麻雀にとって役があるかどうか?というのは基本ですね!
これは絶対にわからなくてはいけません。

今回は基本5役とプラスしてあともう10役を紹介します。
初心者でもこれだけ知っていれば99%は問題ないのでこれに集中して覚えて下さい。

こんにちは!


千葉県柏市のNPO法人 健康麻雀グループ
理事長 河原 健治です。

みなさんにはもう少し役を頭の中において麻雀をしてほしいと考えていますから、その際のポイントを解説しました。
単にテンパイすればいいってもんじゃないので!!

そこが麻雀の面白いところ!ってのを伝えていきたいと思います!
それでは始めます!

目次

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1.これはなぜ上がれないのですか?

ここの例はYahoo知恵袋で見つけた質問です。
一緒に見てみましょう!

質問①これはどうして上がれないのですか?

 

回答①だってテンパイしてないよ!

ひとメンツをチーした後、の形でテンパイ?
ちょっと待ってください。

これはテンパイしていませんよ!

まさか・・・

の形はメンツとはいえません。

字牌は同じパイが3枚(刻子)ないとメンツにはなりませんから覚えて下さい。

もうひとつ例を出します。

質問②このケースはどうして上がれないのでしょうか?

 

そうですねをポンして、の形でテンパイしています。
そこでをツモしたわけです。

「なんで?なんで?」
「だってツモ上がりしてるじゃん!」

回答①このケースでは役がないので上がれません!

ツモ上がりと思っているかもしれませんが・・・
ツモという役の正式名称は「メンゼンツモ」です。

ということは※メンゼンにおける役だということ!


アシスタントのYumikoです。
先生!実は私も正式名称は知りませんでした!
ツモとしか覚えていませんでしたから・・・

※メンゼンとは
ポン、チー、カンをして他家から牌をもらっていない状態。
副露(フーロ)していない状態をいいます。


以外に見落としてる方も多いかもね(^^)/
だから副露した状態ではメンゼンとはいえませんね!

今回の記事では、麻雀を始めたみなさんがこんなことにならないようにわかりやすく伝えていきたいと思います。

まずみなさんは配牌を見てから何を考えていますか??

2.配牌を見たら考えて欲しいこと

この章では麻雀の大前提からお話していきます。
そんなのわかってるよ!って方は読み飛ばしていただいてOKです。

2-1.まずは4メンツ1雀頭を作ろう!っていう意識

さきほどので1メンツだ!
なんて勘違いする方もいるのでここで確認しましょう!

メンツには

順子(シュンツ)と刻子(コーツ)があります。

順子(シュンツ)

下図のように同じ種類で連続する3つの並びがシュンツです。
123から789までの7種類になります。



 

の並びはメンツになると勘違いしている方もいます。
これはメンツにはなりません!
字牌のシュンツはありませんので。

刻子(コーツ)

下図のように同じ種類で同じ牌3枚がコーツです。
字牌の場合も同じ。


 

雀頭(ジャントウ)

下図のように同じ牌2枚で作ります。

 

メンツには順子と刻子があってそれを4つ。
そして雀頭をひとつ作るのが麻雀です。

配牌をもらったら、これを作っていくわけですから雀頭が2、3個あってもいけませんし、メンツが5つぐらいできそう?でもダメなので「1雀頭、4メンツを作る意識」を持って下さい。

ここで2メンツ、それとこことここでもう2メンツ・・・
雀頭はここかな・・・

こんなことを考えています。

例として下図を見て下さい。

 

「ピンズで1メンツ」
「ソーズで2メンツ」
「マンズで1メンツ」
「雀頭はかな・・・」

この程度でかまいません。
頭の中で思っておいてください。

そして麻雀の場合これはいつも流動的に考えていてください。
例えば下図の状態でをツモしました。

 

「えっー雀頭だと思っていたのにメンツになってしまった!」

こんなことがおきます。
せっかくできたわけですから雀頭よりメンツを優先させます。

こんな時はを捨てておきましょう!

 

マンズでも1メンツつくる予定なので、何が来てもいいようには残しておきましょう!

はもったいないと思う方がいるかもしれません。
でもこの部分はが来て、のように1メンツになるケースがほとんど。
もしかするともう一枚が来るのかもしれません。

この分のリスクはカットして、マンズの何がきてもいいようにを残した方がいいでしょう!
前半は手牌を広く持って準備しておいた方がベターなんですよ!

とにかくマンズとピンズとソーズの部分で「どこで4メンツつくるか?雀頭はどこ?」これを流動的に意識して下さいね!

2-2.出来そうな役は何かを考えよう!

麻雀は1雀頭4メンツができたとしても役がなければ上がれません。

役とは行為や条件」を指しますが、全部で37役あります。
まずは一番使いやすい役牌とタンヤオから覚えていきましょう。
これは最初に覚えて欲しい基本5役の中のふたつ。

そして今回の記事で伝えたい!基本5役プラス10役がわかれば問題ありません。

この15役を頭においておかなければいけません。

例えば・・・

下図のような手牌を見たらどんな役を想像しますか?

 

この場合は

①タンヤオ(2~8の牌で作る)
②三色 (マンズ、ソーズ、ピンズで同じ数字のシュンツを作る)
③リーチ
④メンゼンツモ

こんなところです。
三色がイメージできればを捨ててはいけませんね!
タンヤオがイメージできればは必要ありませんね!

こんなことを考えます。

大事なことは、この4つの中で副露しても成立するのはタンヤオと三色です。

序盤から鳴いてしまっては得点的に安くなってしまいますが、局の中盤以降からならポンやチーをして上がってもいいよ!ということになります。

鳴くことでリーチやメンゼンツモの役はなくなってしまいますが仕方ありません。

こんな感じで鳴いても成立する役と、そうでない役をきちんと把握できるようになりましょう!

この後基本5役とプラス10役を解説しますが、鳴いても上がれる役とそうでない役に分けて解説しますからね!

2-3.今の手牌から役を完成させる時はスピード感を持て!

どういうことかといいますと、

麻雀教室での会話

初心者「先生!私これ三色をやりたいんです!」
先生「ん~それやってると明日になっちゃいますよ!」

麻雀の1局のツモはせいぜい18回です。
いい配牌いいツモの時はいいですが、悪い配牌、悪いツモの場合はこの18回の間に1メンツぐらいしかできないときもあります。

それはケースによりさまざまですが、まずはこの18回の間にできるだけ早くテンパイさせること。
そして上がりまでのツモの回数も多い方が上がる確率はよくなります

だって17回目ぐらいのテンパイであと1回では上がる確率が低いと感じしませんか?

 

だいたいこんなイメージを持って下さい!

例えば10巡目の手牌が下図だとします。

 

ここから123の三色が作りたいと思ったとしましょう!
三色役を考えることは問題ありません
でもここから三色にするためには、をツモル必要があります。

またもしかすると234の三色かもしれません。
そのためにはをツモル必要があります。

頭においておくことは大事ですが、10巡目で1メンツしかできていないということは・・・
ちょっと無理だなー間に合わないなー」という感覚を持って下さい。

今回はテンパイへや上がりへの撤退を考えた方がベターかもしれません。

10巡目ともなると他家でテンパイしている方もいます。
麻雀では無理に手牌を進めて他家への振り込みを避けることも大切なんですよ!

2-4.鳴くかどうかはいつも考えていなさい!

配牌から順にツモルわけですが、鳴いて上がるかどうかを意識する必要があります。

3900点以上の手牌であれば序盤から積極的に鳴いてOK!

でもそれ以下でしたら序盤から鳴く必要はありません。

なぜかというと、1000点や2000点の上がりであれば最後のテンパイ料だけで十分稼ぐことができるからです。
テンパイ料とは流局時に上がらなくてもテンパイしていることでもらえる点数のことです。

上がらなくても1000点~3000点がゲットできます。
(テンパイ料は役がなくても問題なくもらえます。)

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3900点以下の手牌なら序盤ではできるだけ鳴かないでテンパイを目指しましょう!


先生!でも他の方が鳴くとついつい遅れてはいけないと思って鳴きたくなるんですが・・・
そういう時はどうすればいいでしょうか?


そうだね!そんな気持ちになるかもしれないね!
でもあくまでも自分の打ち方のペースを守った方がいいと思うよ!
例えば全員が役牌を一鳴きしているような麻雀ですと・・・なんか自分が遅れている感じがしますよね!

そんな時はほっておけばいい!

なぜかというと、麻雀は本来「状況により鳴くかどうかを考えるもの」だと思います。
だから飽きないわけだし、考えることが面白いんだよね!!

でも中盤以降であれば、前章のスピード感覚が必要なので鳴くことも考えていいです。

鳴いて上がっていいとい言いましたが、もちろんそれは役がある時の話。
鳴いても成立する役がなければいけません。

だからやはり鳴いても成立する役かどうかの知識は必要になりますね!

そもそも「鳴く」ってことはわからない方のために・・・追加説明!

2-5.鳴くとはメンツを作る為に他人から牌をもらう動作の事

メンツを作る場合に他人が捨てた牌をもらいメンツを作ることが出来ます。
この動作のことを「鳴く」といいます。
その場合、コーツを作る場合とシュンツを作る場合で少し違いがあります。
鳴くことによって役の大きさがひとつ下がる(役の食い下がり)場合があるので注意が必要です。

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◆コーツを作る場合は「ポン」の発声をする

コーツとは のように同じ牌3枚の組み合わせです。

自分がを2枚持っている場合に、他のひとりがを捨てたとします。
ポン!」と聞こえるように発声してその1枚をもらいコーツを完成させることができます。
「ポン」の場合は3人の誰からでも鳴くことが出来ます

この場合に出来たコーツはみんなに分かるように手牌から外(右端)に出さなくてはなりません。

下図のように誰から鳴いたかわかるように牌を横にします。

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◆シュンツを作る場合は「チー」の発声をする

シュンツとはのように連続する3つの数字の組み合わせです。
自分がと持っている場合に、左隣がを捨てたとします。
今度は「チー!」と聞こえるように発声してその1枚をもらいシュンツを完成させることができます。
「チー」の場合は自分の左隣(上家)の方からのみ鳴くことが出来ます

この場合に下図のように左隣からどの牌を鳴いたかわかるように牌を横にします。

例えば9ピンを鳴いた場合には9ピンを一番左に置き横向きに置きます。
それ以外の牌は順番はどちらでも良い。

シュンツのさらし方

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上家(カミチャ)と下家(シモチャ)と対面(トイメン)

自分の右隣を下家、向かいを対面、左隣を上家といい。
「チー」は上家からしか鳴くことができません。「ポン」は3人から鳴くことが出来ます。

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2-6.出来れば面前(メンゼン)で手を作りたい

前章では鳴くことでメンツを作ることがと出来ると説明いたしました。
相手の捨て牌を利用しないで手を進める状態をメンゼンと言います。
メンゼンの方が点数が高くなる傾向があり、出来れば鳴かないでメンゼンで手作りしたいものです。

前に書きましたが3900点より少ない手牌であればメンゼンを目指しましょう!

2-7.テンパイとイーシャンテンとは

上がるにはひとつの雀頭と4つのメンツを作るために13枚の牌を組み合わせて、14枚の牌で上がれる状態を作らなければなりません。

あと1枚の牌で、上がりが完成するという状態が「テンパイ」。
上がるためにはテンパイしていなければなりません。
手作りはまずテンパイを目指して行うことになります。

またテンパイした後の14枚目で上がりになる牌を「上がり」または「待ち」といいます。

またテンパイのひとつ前の状態(何か持ってきたらテンパイする)をイーシャンテンといいます。
そしてその前をリャンシャンテンといいます。

下図を見て下さい。リャンシャンテンからテンパイへ徐々に手が進んでいるのがわかりますね。

 

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それではいよいよ基本5役から説明しますね!

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3.鳴いても成立する基本役①ー役牌

鳴いても成立するとはとても使いやすい役だということ。
字牌の役牌の基本的な知識をまずは身に付けよう!

3-1.白・發・中はいつでも役牌

は同じ牌を3枚組み合わせると役牌となります。

これを刻子(コーツ)といって、例えばです。

役の大きさは食い下がりはなくいつでも1翻(ハン)となります。
作ることが難しい役程、役の大きさは高くなります。
1ハンというのは数ある役の中でも一番安い役。

同じ牌は4枚ありますから、自分が2枚持っていれば1枚は鳴いて他人から貰っても良いです

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3-2.東・南・西・北は状況により役牌となる

役牌になる時とそうでない時がありますから注意してください。
決められた場風(ばかぜ)と自風(じかぜ)がありますから覚えましょう!

◆場風(ばかぜ)とは

起家マークで表してある場が役牌となります。

 

親の1週目は起家マークは東でが役牌となります。
親の2週目は起家マークが南となりが役牌となります。

これは4人共通の役で、コーツの組み合わせをひとつ作ると食い下がりはなく1翻(ハン)となります。

同じ牌は4枚ありますから、自分が2枚持っていれば1枚は鳴いて他人から貰っても良いです

◆自風(じかぜ)とは

ゲーム中には必ず親がひとり、子が3人います。
親の役牌は必ずとなります。
親の右隣の南家はが役牌、親の対面の西家はが役牌、親の左隣の北家はが役牌となります。

これらをそれぞれ自風といいます。
同じように3枚組み合わせてコーツにすれば食い下がりはなく1翻(ハン)となります。

同じ牌は4枚ありますから、自分が2枚持っていれば1枚は鳴いて他人から貰っても良いです

◆ダブトンとは

場風により東場では4人全員がを3枚組み合わせると1ハンでした。
また自風により親の役牌はで1ハンでした。

ということは東場の親というのはのコーツを作ると2ハンあることになり少し高い役となるのです。
これを通称「ダブトン」といいます。

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◆ダブナンとは

場風により南場では4人全員がを3枚組み合わせると1ハンでした。
また自風により親の右隣の南家の役牌はで1ハンでした。

ということは南場の南家というのはのコーツを作ると2ハンあることになり少し高い役となります。これを通称「ダブナン」といいます。

3-3.ここが重要!鳴いて上がれるかどうかの判断~役牌の場合

初心者教室では「先生これ鳴いてもいいですか?」という質問がよくあると言いました。
その判断のひとつ目は「ひとつの役牌を2枚以上持っているかどうか?」にあります。
初心者の場合には役牌を覚えてこの判断ができるようになりましょう。

下図の例を見て下さい。
①、②、③、の状態の時に、自分の上家がを捨てたとします。
「チー」と言って鳴きたくなりますが、①だけは鳴いてはダメ。
役牌のは1枚しかなく役にはならないからです。

②はが2枚あるので、もう1枚で役になる可能性が高いので鳴いても大丈夫!
しかしこの場合に注意が必要です。
自分に2枚あるといっても、これは必ず3枚にしなくてはいけません。
初心者の方によくあるのは、自分が鳴こうと思った時にはすでに2枚捨てられている場合もあります。

をチーしてもかまいませんが、結局のところはが3枚にならなければ上がることはできません。
つまりを自分で引くか、他家が捨てなければ役がありませんから注意してください。

③はが3枚あるので全く問題なくをチーしてもOK。
あとはどんな形でも上がることができます。

役牌でアガル

 

「先生これ鳴いてもいいですか?」と思った時は、「ひとつの役牌を2枚以上もっているかどうか」「鳴くための牌が残っているかどうか」で判断してください。


先生!私は役牌が大好きなんですが、1枚でもずっと持ってた方がいいのですか?
なんか捨てると来るような気がして・・・


そんなケースはよくあるよね!
それはケースによるけど自分の手牌でいらなくなったら捨てた方がいいよ
役牌より必要な牌があればそれをキープするってこと

例えば上図①のケース