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麻雀のハイテイとはどんな役?わかりやすい図解で簡単解説

ハイテイ(海底)とは?
ハイテイは、局の最後のツモで上がる役のこと。1ハン役。

麻雀の牌山には、ツモで使用される牌と王牌(ワンパイ)にわけられます。ツモで使用する牌で最後にある牌のことを海底牌(ハイテイハイ)といいます。

このハイテイ牌のツモで上がることを「ハイテイラオユエ」と言います。漢字では、「海底撈月」と書きます。

ハイテイで上がるためにはまずテンパイしていなければいけません。その状態で最後の牌をワクワクしながらツモするわけです。偶然役と言われる役ですが、そう簡単にできる役ではありません

この記事では、ハイテイの基本的なルールやローカル役などを紹介しています。記事を読み終わる頃には、ハイテイに関する疑問や謎は全てなくなるはずです。

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1.ハイテイ(海底撈月)の基本

ハイテイは、「ハイテイラオユエ」や「ハイテイモーユエ」と言います。漢字で表記をすると、「海底撈月」と「海底摸月」になります。

一般的には、これらの呼び方を略して、ハイテイと呼ぶことが多くなっています。ここでは、ハイテイの基本的なことを中心に説明していきます。

1-1.ハイテイとは?

ハイテイは、牌山にある最後のツモ牌をツモで上がることが条件になります。麻雀用語で最後のツモ牌のことを、ハイテイ牌と言うのが役の主な理由です。

また、ハイテイと言う以外にも、ツモで上がるのでハイテイツモと呼ぶこともあります。ちなみに、ハイテイ牌で打牌された牌のことを河底牌(ホウテイハイ)と言います。

王牌(ワンパイ)と海底牌(ハイテイハイ)

下図を見て下さい。王牌とは通常のツモでは使用せずに残す14枚を指します。そのひとつ前に当たる牌をハイテイ牌と言います。ツモで使用する最後の牌になります。

 

1-2.ハイテイの注意点

ハイテイにはいくつかの制約があります。ハイテイの時には、暗槓も明槓もできないことになっています。

理由は、槓をすると嶺上牌(リンシャンハイ)取ることになります。ハイテイで、嶺上牌を1枚取ると、王牌の数が14枚ではなくなってしまうためです。

王牌は必ず14枚残すのがルールだからです。

ハイテイ牌を打牌した牌をホウテイ牌と呼びます。また他家はこのホウテイ牌を槓だけでなくポンやチーもできないことになっています。

2.ハイテイはこんな時に狙おう!

ハイテイは、いわば偶然役のひとつに分類されます。従って、意識的にねらうのは難しい役だと考えるのが妥当です。

但し、河全体をみている人であれば、待ち牌の残り枚数は解かります。その1枚が最後のツモであることをねらうという感覚であれば、ないとは言えません。

役なしでテンパイしている場合に、待ち牌がホウテイで捨てられれば上がることができます。

例えば下図の状態です。ホウテイでがもし捨てられればホウテイロンで上がれるのです。一般的にはこのホウテイもハイテイと呼んでいるケースがほとんどです。

3.ハイテイの予備知識

ハイテイに関する役の基本的な部分や注意点は理解できたと思います。ここでは、ハイテイの由来や関連したローカル役を紹介していきます。

3-1.ハイテイの由来や語源

麻雀用語や役の由来や語源には、中国の歴史が関連しているものが多くあります。また、日本独自で作られた言葉や見た目からの名称も少なくありません。

ハイテイは、「海底撈月」と書きますが、この言葉は中国の成語にあります。意味は、「むだ骨を折るだけで、全く見込みのないこと」になります。

日本語読みは、「カイテイロウゲツ」と読みます。「海面に映っている月をすくい上げる」という不可能なことに労力を費やすことをいいます。

ハイテイで上がることはなかなか難しいということの意味になります。

ちなみに、ホウテイの「河底撈魚」という言葉は、中国の成語ではないようです。この言葉は、日本でつくられた言葉だと言われています。

3-2.ハイテイと一緒に作りやすい役

ハイテイは、基本的に役満以外の役であれば、基本的に複合します。但し、※嶺上開花(リンシャンカイホウ)とは複合ができません。

嶺上開花(リンシャンカイホウ)とは
下図にあるようにドラの隣にある4枚の牌はリンシャン牌です。槓をした際にはリンシャンから牌を1枚ツモります。この牌で上がることを嶺上開花といい1役となります。

ハイテイというのは、あくまでもハイテイ牌のツモで上がる役です。嶺上開花は、嶺上牌で上がる役なので、ハイテイとの複合はできないことになります。

3-3.ハイテイ(海底撈月)とホウテイ(河底撈魚)

ハイテイは、最後のツモで上がる役になります。最後のツモ牌をハイテイ牌と呼び、打牌する牌のことをホウテイ牌といいます。

ホウテイ牌をロンで上がることを、ホウテイといいます。語源にもあるようにハイテイに関しては、意味があるので正しいと考えられます。

ホウテイは、残念な歴史があります。実は中国には、「河底撈珠」(ホウテイラオチュ)という言葉があります。

「河の底にある珠を取る」という意味です。「海底撈月」と「河底撈魚」よりも、「河底撈珠」の方がしっくりときます。

実際の対局では、「ハイテイ」や「ホウテイ」の牌で上がる場合には、ハイテイということがほとんどだと思います。

3-4.ハイテイに関連したローカル役

ハイテイには、いくつかの関連した役が存在します。但し、ローカル役や※古役になるので、採用の有無は確認が必要になります。

古役(コヤク) 中国麻雀に由来する古い役のこと。

3-4-1.白底撈魚(ハクテイラオユイ)

白底撈魚(ハクテイラオユイ)は、ホウテイをで上がる役です。二翻役で、他の制約は特にありません。

3-4-2.九筒撈魚(チューピンラオユイ)

九筒撈魚(チューピンラオユイ)は、ホウテイをで上がる役です。満貫以上ですが、ルールによって異なります。

3-4-3.ダブリー河底撈魚(ダブリーホウテイラオユイ)

ダブリーホウテイラオユイは、ダブル立直をかけてホウテイで上がる役です。役満として扱われます。

3-4-4.一筒摸月(イートンモーユエ)

一筒子摸月(イートンモーユエ)は、でハイテイを上がる役です。満貫以上の役となっていますが、ルールによって異なります。

4.ハイテイの間違いとポイント

ホウテイのこともハイテイだと思っている人がいるようです。ハイテイは「ツモ」でホウテイは「ロン」なので勘違いをしやすいのだと思います。

ハイテイのことを、「ハイテイツモ」と言う人もいます。同様にホウテイのことを「ハイテイロン」と呼ぶ人もいるようです。

間違った使い方に違いはありません。但し、一般的に使用されていることもあるので、間違いを指摘する必要はないかもしれません。

5.まとめ

ハイテイは、ねらって上がれる役ではありません。ただ、マンガなどでもよく利用される役だけに、あこがれのような存在でもあります。

ハイテイを上がるには、ツモはもちろんですが、テンパイが重要です。少なくとも流局までにテンパイをしているのであれば、決して悪い形ではありません。

ハイテイでツモ上がりするということは、リーチ一発と同様にとても期待することです。テンパイしながら最後のハイテイ牌をツモするわけですから、ワクワクする瞬間なのです。

初心者の方は、あまり意識をする必要はない役だと考えられます。こういった役があるということは覚えておく必要があります。




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