麻雀において大事な手段「ポン」について解説します。ポンは手牌を完成に1歩近づけることができるものです。上がるためには便利な手段で、ポンなくしては麻雀で勝つことはできないでしょう。
では、ポンができる状況なら積極的にポンをすればいいのでしょうか?
それがそうともいきません。ポンは攻撃的な作戦であり、その分守備がおろそかになってしまうからです。
ポンをしかけるタイミングと、そのリスクについて覚えておきましょう。使いこなせばこれほど有効な武器もありません。ポンをマスターすれば麻雀を優位にすすめることができます。
1.麻雀のポンとはなにか
ポンとは誰かの捨てた牌を使って、同じ種類の牌3個を集める方法です。ポンしてできた3牌を明刻(ミンコウ)といいます。ポンをするためには自分の手牌の中に同じ種類の2牌が必要になります。例を上げましょう。
例えば手牌の中にが2枚あるとします。あと一枚で3牌セットになり、という役が付く状態です。その時誰かがを捨てました。捨てたらすぐに「ポン!」と宣言して(なるべくはっきり言いましょう)自分の2牌を前に倒します。
捨てられたを手元に持ってきて、自分の2牌と合わせて右側に寄せましょう。このとき「誰からポンしたのか?」ということを明示しておかなくてはいけません。
その方法は、ポンした人の方を横にしておくことです。
右から持ってきたのなら右のを横にします。
向かいから持ってきたのなら中央のを横にします。
左なら左のを横にします。
こうすることで「誰からポンしたのか」ということが、誰からもわかるようになります。それは逆に言えば「誰が捨てた牌なのか」ということです。その情報をしっかりと開示する必要があります。
2.麻雀のポンのデメリット
麻雀は推理のゲームです。敵の手の内を推理しつつ、自分の手の内を隠さなくてはいけません。そのような状況でポンはいくつかのデメリットをもっています。
2-1.自分の情報を他者に開示するということ
先ほどの例でいいましょう。をポンして場にさらすということは、他の人から見ればどう映るのでしょうか?おそらく「(という役)で上がるのかな?」というように見えるはずです。
という役が見えるので、周りの人はすこし警戒をします。そしてそれ以上の役を積み重ねてくるか推理します。もしほかの役も付いてきそうなら、さらに警戒を強めなくてはいけません。自分の上がりを放棄する場合もあります。
このようにポンをすることによって、相手に警戒をうながしてしまうのです。それが第一のデメリットです。
2-2.守備がおろそかになる
ポンは攻撃の作戦です。ポンすることで開示した2牌は、もう自分の手元に戻ってきません。それはどういうことなのでしょうか。
先ほどの例ではをポンしましたが、しなかった場合を考えてみましょう。そしてを捨てた人が「リーチ」という役をしかけてきました。
「※リーチ」はあと1牌で上がれる状況であることを宣言する役です。もし、自分の捨てた牌を使って上がれるなら、そこで上がりになります。それを振り込みといい、役の価値に応じた点棒を支払わなくてはいけません。
そこでもしをポンしていなければ、自分の手の内にあるを捨てることで振り込みを回避することができます。麻雀では自分の捨てた牌で上がることはできませんので、は安全なのです。
このようにポンしてしまうと、自分の中の安全な牌を減らすことになります。つまり攻撃した分、守備がおろそかになってしまうのです。
3.麻雀のポンをするタイミング
デメリットのあるポンですが、それでもやるべきタイミングがあります。いくつかのポイントをみてみましょう。
3-1.スピードで勝てるとき
ポンは誰かの捨てた牌を使う作戦です。山から1牌ずつもってくる「ツモ」よりも、はるかに効率的に必要な牌を手に入れることができます。
なのでほかの人がリーチをかけていなかったり、上がる気配がないときなどはポンをしかけるタイミングなのです。スピードで勝負することは麻雀では有効的な作戦です。
ただ、役がないと麻雀は上がれません。ポンを仕掛けてスピード勝負にもちこむなら、役が確定しているようにしましょう。
3-2.高い役が望めるとき
ポンは攻撃的な手段ですので、すればするほど守備は薄くなります。ですがその危険をかんがみても、攻撃するべき時があります。それは価値の高い役ができそうな時です。
麻雀には勝負所があります。それは理屈では説明しにくいのですが、高い役ができそうな時は勝負どころと考えていいでしょう。
守備を捨て攻撃に専念するときは、麻雀で最もエキサイティングな瞬間です。
4.麻雀のポンのよくある間違い
初心者がポンを覚えたときに、もっともやりがちな行動があります。麻雀には「※トイトイ」という役があるのですが、それをついついやってしまうのです。
トイトイは刻子だけで作られた役で、3回か4回ポンができれば完成する役です。ツモだけでなく、人の捨て牌も活用できるので上がりやすいと感じてしまいます。
でもそれは間違いです。麻雀牌は1種類につき4牌しかありません。刻子はそのうちの3牌を独占するということです。いくら他人の捨て牌も活用できるといっても、上がれる可能性はそれほど高くありません。
また、「チー」と混乱してしまいがちになるので注意しましょう。チーもポンと同じく、他人の捨て牌を使うことができるものですが、ポンと違う点が2つあります。
ひとつは「左(上家)からしかチー出来ない」ということです。それに対してポンは誰からでもできます。このことは混同しやすいので注意しましょう。
そしてもう一つは「チーは数牌をつなげる」ということです。ポンが同じ牌を3牌集める刻子を作るのに対して、チーは数の並びを3牌集める順子(シュンツ)を作るものです。
ポンとチーは混同しやすいので注意しましょう!
- ポンは刻子(コーツ)を作る際の行為で全員からもらうことができる
- チーは順子(シュンツ)を作る際の行為で自分の左隣からしかもらえない
5.まとめ
ポンについて説明してきました。その使いやすさは麻雀で勝つためには必要な武器と言えます。ですが同時に守備を犠牲にしてしまうものです。
使いどころを踏まえて、上手にポンを使えるようになりましょう。
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