まだ知らないの?麻雀基本5役を覚えよう!断トツ理解度⤴vol.4

基本メンゼン役

「ピンフってなんですか?」「面前(メンゼン)って何?」麻雀ではこれまで聞いたことが無い言葉が飛び交い、初心者の方にとってはこれが高いハードルで、基本的なことであっても中々頭に入りません。

きちんと最初から順序良く分けて覚えることで、スムーズに頭の中に入りますからご心配しないで下さい。

麻雀初心者に最初に覚えて欲しい基本5役の中で、vol.3ではメンゼンでも鳴いても上がれる役、タンヤオと役牌の2つについて説明しました。今回のvol.4では残りの3役、メンゼンでしか上がれない役メンゼンツモ、リーチ、ピンフについて解説します。

以上基本5役も分けて覚えることで、覚えやすくなります。そして、ゲームの上がり役の6割は習得できたことになりますから、とても大きな進歩になるのです。理解することで麻雀は楽しくなりますから、今回のステップで必ず身に着けて下さい。

vol1-vol25

実感できちゃうほど麻雀が楽しくなる!
健康麻雀教室で実践してきた教え方を公開していきます
千葉県柏市 NPO法人 健康麻雀グループ 代表より

 

1.基本5役の中でも2つに分けられる

少し前回のおさらいをしておきます。「鳴く、メンゼンとはどういう意味だったでしょうか?」

鳴くとは他人から牌をもらう行為です。基本的に、鳴くことにより1メンツができることになります。よって手作りがその分早くなります。

それに対してメンゼンは、他人から牌をもらわないで手を進める行為になります。鳴くとメンゼンは逆の意味になります。メンゼンでしか上がれない役をメンゼン役と言います。

基本5役の中でメンゼン役かどうかで2つに分けて考えるとわかりやすいです。

メンゼンでも鳴いても上がれる役2つ→タンヤオ、役牌

メンゼン役3つ→メンゼンツモ、リーチ、ピンフ

vol3で解説したタンヤオと役牌は、ある意味オールマイティで使い易く、自由度の高い役だと言えます。このように分けて覚えて下さい。それではメンゼン役3つを解説していきます。

2.メンゼンツモ(1ハン)

メンゼンツモとは、メンゼンの状態でツモ上がりする行為のことです。下図を見て下さい。

メンゼンツモ1
この場合にピンズ7をツモって上がりとなります。そして上がり役はメンゼンツモとなります。役の大きさは1ハン、ツモ上がりなので点数は3人から分けてもらいます。

メンゼンツモの注意事項

間違い易いのはポン、チーして鳴いている場合にツモ上がりして上がれたと勘違いしてしまうケースです。これはあくまでもその名前のとおり、「メンゼンツモ」ですからメンゼンでなくてはいけない役です。それと省略して「ツモ」と言いますから、「ツモ」と言えば「メンゼンツモ」だと思って下さい。

上図の状態で、誰かがピンズ7を捨てた場合には上がることはできません。あくまでも「ツモ上がり」でなければいけないのです。

3.困ったらリーチをかけよう(1ハン)

メンゼンツモと同様、リーチも行為による役でメンゼンでなければいけません。メンゼンでテンパイ*し手牌に役が無い場合、メンゼンツモだけに頼るのではなく、リーチをすることによりロン上がりもできるようになるのです。リーチをすることでリーチという役が付くということになります。

*テンパイとはあと1枚で上がりとなる手牌の状態のこと

実践ではテンパイしても役が無い場合が多く、役を付けるために「リーチ」をかけるケースが多くなりますが、リーチ後は手牌を変えることはできません。役の大きさは1ハン。リーチとは他者へのテンパイ宣言になります
下図を見て下さい。2.のメンゼンツモの手牌と同じです。ピンズ7は誰かが捨てた牌では上がることはできず、「ツモ上がり」でないと上がれないと書きました。そのような場合はよく「リーチ」をかけます。それによって他者が捨てたピンズ7でも上がれるようになるのです。しかし、リーチをすることでテンパイが相手にわかってしまうために警戒されることになります。上がることができれば、「裏ドラも見ることができる」ので点数が高くなるのです。

リーチ画像1

それでは実際のリーチの行為について解説します。リーチの手順は大事ですからしっかり覚えましょう

  1. まず「リーチ」とはっきり発声する
  2. 1枚手牌から捨てる(横向けに河*におく)
  3. 供託料として千点棒*を捨て牌の前に平行に置く
  4. この千点棒は上がった方がもらうことができます
    *河とは自分の前の「山」の前にあり、自分の捨て牌を置く場所のこと
    *点棒とは上がった際に上がり点の授受の際に使い、100,500,1000,5000,10000点棒があります

3-1.ドラと裏ドラとは

「ドラとは上がった時のボーナス」のようなものです。上がった手牌にあれば1枚に付き1ハンになります。ドラは1局ごとに変わり、最後の山から3枚目を表に向け、これをドラ表示牌と言います。ドラとはこのドラ表示牌のことではなく、この表示牌の次の牌になります。

下図の場合、ドラ表示牌ピンズ5で、ドラはになります。そしてこのドラ表示牌の下にある牌を裏ドラ表示牌といい、同じように次の牌が裏ドラとなります。この裏ドラはリーチ役で上がった方だけに与えられるドラになります。「リーチ役で上がった方へのボーナス」なのです。

裏ドラ説明

ドラの循環

ドラ表示牌の次とはどの牌になるのでしょうか?それも決まりがありますから解説します。
数牌の場合ーマンズ、ソウズ、ピンズで種類ごとに循環します。ドラ表示牌がマンズ1の場合は、マンズ2がドラ。どら表示牌がマンズ2の場合は、マンズ3がドラ。順に続き、ドラ表示牌がマンズ9の場合は、マンズ1がドラになります。 

字牌の場合ー風牌、3元牌それぞれに循環します。

ドラの循環

3-2.一発とは

一発(イッパッ)とはリーチして一巡で上がった時のボーナス」リーチ宣言後、次に3人がそれぞれ捨て牌をして、リーチ後の自分の1回目のツモを含めた間に上がることができれば、「一発」役(1ハン)が付きます。

しかし、自分のツモまでの間に誰かが、ポン、チー、カン*の動作をした場合は1発役は無くなります。
*カンとは例外的に同じ牌4枚を1メンツとして使うことをいいます。カンにより4枚を1組のメンツにしますから、他のメンツに使用する牌が不足しますから、1枚補充しなければいけません。後のブログで詳しく解説致します。

3-3.リーチをするメリット

  1. リーチ役が付く
  2. 裏ドラ、一発のボーナス役が付く可能性がある
  3. テンパイ宣言により警戒させ、相手の手の進行を遅らせることができる

3.のメリットですが、リーチはテンパイ宣言なので、確実にその方はテンパイしているということになります。自分の捨て牌でロン上がりされては、点数を払わなければいけません。他の3人はよく注意して慎重に牌を選び捨てることになりますから、自分にとっては大きなメリットとなります。

3-4.リーチをするデメリット

  1. リーチは供託料として1000点を出さなければいけない
  2. リーチ宣言後は手牌を変えることはできない

1.リーチの供託料の1000点ですが、その局で上がることができれば自分が受け取ることが出来ます。しかし、他者が上がればその1000点は取られてしまいます。1000点といえども数回溜まれば大きな出費となるのです。

2.手牌というのは、1牌をツモり考えて捨てて行く中で変化していくものです。予期せず良い形になっていく場合が多くあります。リーチ後は手を変えることが出来なくなりますから、デメリットだと言えます。

例を上げて説明します。

メンゼンツモ1

この手牌でリーチをかけたとします。ピンズ7で上がりですが、上がり牌はピンズ7の4枚のみです。

仮にリーチをかけなくて、我慢していたらピンズ5をツモってきたとします。考えてピンズ8を捨てました。すると手牌が以下のようになります。

リーチ手牌
この場合には上がり牌はピンズ4ピンズ7の2種類に増え、各4枚ありますから、合計8枚の上がり牌となるのです。上がり牌が4枚→8枚になったので、上がる確率がぐっと高くなるのです。

つまりリーチをする際は、このメリットとデメリットを良く考えた上でリーチをかけるようにしましょう。

4.ピンフの条件は4つあります(1ハン)

4-1メンゼンであること

4つすべての条件が揃わないとピンフ役は成立しません。1.の条件は冒頭から説明したように、鳴いてしまってはピンフ役は付きません。例えそれ以外の条件を満たしていたとしても成立しません。

4-2.すべてのメンツがシュンツであること

vol.1で解説したシュンツとは何かわかりますか?簡単におさらいです。
同じ種類の連続する3つの牌で構成します。

シュンツ1
つまりピンズ4ピンズ4ピンズ4のような組み合わせメンツのコーツがあってはいけないということです。

4-3.待ちの形が両面(リョウメン)であること

先ほどの同じ例で説明致します。下図ではピンズ8の部分でピンズ7で上がる形でしたね。このシュンツの間を待つ形のことを「間チャン待ち」といいます。これではピンフ役は付きません。

メンゼンツモ1

それでは「両面待ち」とはどんな待ちでしょうか?下図が両面待ちになります。ピンズ5の部分ではピンズ4ピンズ7で上がる形です。このシュンツを完成させる2種類を待つケースを「両面待ち」といいます。

リーチ手牌

4-4.雀頭が役牌でないこと

上がるためには1つ雀頭(ジャントウ)が必要でしたね。この雀頭が役牌だとピンフ役はつきません。役牌とはvol.3で解説した基本5役の中の1つでしたね。

例をあげて説明します。下図では中中が雀頭になっています。中は役牌といってこれではピンフ役はつかないのです。

ピンフ

次の例でのどうでしょうか?状況として現在は南場とします。南場では全員が南が役牌になりますから、このケースでも南南が雀頭になっていますから、ピンフ役は付かないのです。見落としがちですから自分でよく注意しておかなければいけないのです。下図のケースでピンフ役が付くと勘違いして、「ロン」と言ってしまうと罰金になってしまうのです。

ピンフ

ピンフは4つの条件すべてが必要です

  • メンゼンであること
  • すべてのメンツがシュンツであること
  • 待ちの形が両面であること
  • 雀頭が役牌でないこと

5.まとめ

今回のvol.4では最初に覚えて欲しい基本5役の中から、メンゼン役にフォーカスして解説致しました。

メンゼンツモ 1ハン
メンゼンの状態でツモ上がりという行為によって成立
リーチ 1ハン
メンゼンの状態でツモってから牌を捨てるまでの間に「リーチ」と宣言することにより成立
メリット
  1. リーチ役が付く
  2. 裏ドラ、一発のボーナス役が付く可能性がある
  3. テンパイ宣言により警戒させ、相手の手の進行を遅らせることができる
デメリット
  1. リーチは供託料として1000点を出さなければいけない
  2. リーチ宣言後は手牌を変えることはできない
ピンフ 1ハン
  • メンゼンであること
  • すべてのメンツがシュンツであること
  • 待ちの形が両面であること
  • 雀頭が役牌でないこと

今回の説明した役は3つで簡単そうに見えますが、条件等いろいろあり実際にやりながら判断していくにはある程度経験が必要です。まずは「メンゼン役かどうか?」できっちり分けて覚えていく事で頭に入り易くなりますから、ぜひ実践して見て下さい。

早く身に付けることができれば、間違いなく麻雀がより楽しくなって行きますから!