悪戦苦闘!チートイツ(七対子)が持つトイツ世界の不思議な魅力

チートイツ(七対子)とは?
麻雀の役の中でも特殊なタイプで7つの対子で成立する役のこと。2役で面前役。

麻雀の役には基本となる形があります。1つの雀頭と4つの面子という上がり方が、基本とされる形になります。

ところが、いくつかの役は基本となる形から外れています。チートイツは、通称「ニコニコ」や「チートイ」と呼ばれ、特殊型と呼ばれる役になっています。

ここでは、チートイツの基本的な上がり方や戦術的なことを説明しています。

チートイツはトイツを狙って作っていく役です。意識して対子作っていくことは、やってみるとたいへん難しいことです。

この役には失敗を繰り返しながらの手作りに不思議な魅力があります。この記事を読んで、チートイツの使い方の楽しさを知って下さい。

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1.チートイツ(七対子)の基本

チートイツは、特殊な役ですが、比較的よく見られる役です。また、上がりの形も覚えやすいので、初心者の方にも人気のある役になります。

ここでは、チートイツの基本情報や注意点などを説明しています。まずは、チートイツの基本的な作り方を覚えていきましょう。

1-1.チートイツとは?

チートイツは、漢字で書くと「七対子」になります。役の形は、漢字の通りで、7つの対子で構成する役になっています。

また、特殊型と言われるチートイツですが、出現頻度も高くなっています。攻守の切り替えも楽な役なので、使い方によっては重宝できます

チートイツ(七対子)

チートイツは、二翻役になります。全て対子なので、ドラがあれば、自動的に二翻増えることになります。

状況によっては、破壊力のある役ですが、上がりの形も独特です。それが理由で、好きな人と嫌いな人がはっきりと好みがわかれる役になります。

1-2.チートイツ(七対子)の聴牌の形

チートイツの聴牌の形は、基本的に単騎待ちになります。二翻役の中では、つくりにくい役に分類されることが多くなっています。

チートイツの単騎待ち

待ち牌 の単騎待ち

チートイツは、聴牌時は確実に単騎待ちになります。以下のような場合は、上がることができません。

チートイツが認められていない形

が4枚ある状態だと上がることはできません。7種類の対子でなければいけません。

一部のルールでは、が4枚の形でも上がりを認めることもあります。基本的には、認められていないので、上がれないと覚えて問題はないと考えられます。

1-3.チートイツ(七対子)の注意点

チートイツの注意点は、上がった時の役になります。原則的に一盃口や二盃口とは、役を複合できません

チートイツとイーペーコー

待ち牌 の単騎待ち

を対子で考えれば、チートイツになります。と2つの順子で考えるとイーペーコーにも見えます。

イーペーコーは他の手牌から考えても認められません。この場合は、あくまでもチートイツのみで上がることになります。

イーペーコーについては下記サイトで詳しく解説しました。
麻雀役のイーペーコーとは?みんながよく間違えるポイントはココ

チートイツとリャンペーコー

待ち牌 の単騎待ち

この場合は、チートイツとして上がれる形です。ところが、同時にリャンペーコーでも上がれる形になっています。

先ほどのイーペーコーは他の手牌の問題で成立しませんでした。今回は、チートイツとリャンペーコーのどちらも成立しています。

但し、役の完成形が片方を成立させると残りが成立しません。このような場合は、得点の高い方を優先させることになっています。

リャンペーコーは、三翻役でチートチツは二翻役です。従って、リャンペーコーを優先させることになります。

1-4.チートイツ(七対子)の点数計算

七対子の点数計算だけは特殊だと覚えて下さい。独立させて覚えた方が良いです。まずは2役で数えます。

チートイのみは1600点
下の表の翻数は、チートイツを2役、その他の役と合わせた合計数です。つまり折れた指の数です。
イチロク-ザンニ-ロクヨン」の語呂で覚えましょう。

2翻 3翻 4翻 5翻 6.7翻 8~10翻
点数 1600 3200 6400 8000 12000 16000

親は子の1.5倍で考える

それでは、例として子の場合で考えてみましょう。

下図の例では、聴牌しています。チートイツのみで上がれば1600点です。

■リーチ、チートイ(ロン上がり)の場合は?
→全部で3翻ですから3200点

■チートイ、ドラ2(ロン上がり)の場合は?
全部で4翻ですから6400点

■タンヤオ、チートイ(ロン上がり)の場合は?
→全部で3翻ですから3200点

■チートイ、ツモの場合は?
→全部で3翻ですから3200点、子は800点、親は1600点

■チートイ、ツモ、ドラ2の場合は?
→全部で5翻ですから8000点、子は2000点、親は4000点

■リーチ、ツモ、チートイ、ドラ2の場合は?
→全部で6翻ですから12000点、子は3000点、親は6000点

■リーチ、ツモ、チートイ、ドラ4の場合は?
→全部で8翻ですから16000点、子は4000点、親は8000点

いくつか例を出しました。親の場合は子の1.5倍で考えて計算すれば大丈夫です。チートイツには面倒な符計算はありません。上記の例で点数の出し方はわかると思います。

点数計算には覚え方があります
その他の点数の出し方も、当健康麻雀教室では教えています。麻雀の点数はとても難しく敬遠されている方も多いです。仕組みがよくわからないのが原因です。下記サイトでは「私が点数を瞬時に答える時に頭のな中のしくみ」を解説しました。当教室では「覚えやすい!」とても評判です。ぜひ読んで下さい。
麻雀点数即答!麻雀プロの数え方の仕組みを解説~入門書にはない点数鉄則vol.8
麻雀点数即答できる!点数鉄則パターン別トレーニング計算問題70選!~vol.9
麻雀プロ直伝!点数鉄則による計算問題50選~内緒で練習vol.10

2.チートイツ(七対子)はこんな時に狙おう!

他の役とは異なり、チートイツは配牌が悪い時ほどねらい目になります。対子や塔子がある状態ならば、刻子や順子を作ることを考えるのが定石です。

むしろ、配牌時に※九種九牌に近いような状態の方が良いといえます。理由は、ツモをした牌で対子になる可能性が高くなるからです。

九種九牌(キュウシュキュウハイ) 配牌時に一九字牌が9種類以上ある状態のこと
麻雀の九種九牌とは何?途中で流局できる特別ルールを覚えよう

チートイツは、基本的に副露をすることができません。自分のツモが頼りになりますので、状況によって手を変える必要もあります

最もチートイツから動ける役がトイトイになります。少なくとも5つの対子があれば、副露を続けてトイトイもねらえます

また、守備的にも対子が多いのはメリットになります。状況に応じて安全牌の対子を打牌すれば、2巡は放銃を防ぐことができます。

攻守の切り替えがしやすいので、便利な役という見方もできます。ンツがひとつもなく、上がりが難しそうな場合に積極的に狙う役だと言えます。

3.チートイツ(七対子)の予備知識

チートチツの基本的なことや役のねらい方が理解できたと思います。ここでは、チートイツの由来や複合役について説明をしていきます。

3-1.チートイツの由来や語源

多くの麻雀用語や役の由来には、大きくわけて2通りあります。ひとつは、本家中国麻雀や故事成語がもとになっている歴史的なものです。

もうひとつは、見た目や動きなどから、用語や役の名称になったものになります。チートイツは、7種の対子ということなので、後者だと考えられます。

歴史的には、アメリカに伝わったのと同時期になります。明治時代の後半に日本にも伝わりましたが、得点の計算方法が今とは少々異なっていたようです。

現在では、国士無双と並んで特殊な役の代表格になっています。「ニコニコ」や「チートイ」などと呼ばれる麻雀初心者にも人気の役になりました。

3-2.チートイツと同時に作りやすい役

チートイツと同時に作ることができる役をいくつか紹介します。数は多くありませんが、ドラなどが絡むと破壊力は抜群になります。

3-2-1.チートイツ+タンヤオ

チートイツとタンヤオの複合役です。タンヤオは、数牌の※中張牌だけで構成されている役です。

中張牌(チュンチャンパイ) 数牌の2~8のことで、21種類84枚ある

チートイツ+タンヤオ

チートイツ(二翻)+タンヤオ(一翻)で三翻役になります。タンヤオは、一九字牌が使えませんので、単騎待ちが出にくいかもしれません。

3-2-2.チートイツ+ホンイツ

チートイツとホンイツの複合役です。ホンイツは、数牌1種類と字牌だけで構成されている役になります。

チートイツ+ホンイツ

チートイツ(二翻)+ホンイツ(三翻)の五翻役になります。この場合は、一気に高得点をねらうためにリーチをかけるのが理想的です。

リーチをかけることで、跳満が確定します。更に裏ドラにも期待ができるので、上がれば高得点になります。

3-2-3.チートイツ+チンイツ

チートチツとチンイツの複合役です。チンイツは数牌1種類だけで役を構成させる必要がある難易度の高い役になります。

チートイツ+チンイツ

チートイツ(二翻)+チンイツ(六翻)の八翻役になります。この組み合わせだとチンイツがメインとして考えられますね。

3-3.チートイツとトイトイ

チートチツとトイトイは、役が似ているという訳ではありません。戦術上で、どちらの役をねらうか迷うことが多くなる役になります。

実際の対局でもよくある状況ですが、中盤あたりで迷う事があります。副露をしてトイトイをねらうか、ツモを信じてチートイツをねらうかで大きく悩みます

上がった時にはどちらも二翻なので、攻撃的にはさほど差はありません。もちろん、リーチやドラを考慮に入れるとさらに判断が難しくなります。

守備的な事を考えると副露をするのは、あまり好ましくありません。手牌が減るということは、放銃の危険性が高まることになるので、極力避けたいところです。

チートイツとトイトイは、どちらを選択しても間違いではありません。状況次第で、臨機応変に対応をすることが望ましいと考えられます。

チートイツとトイトイの判断
①トイトイは5対子なければ、そもそも成立しません。「5対子があるかないか?」も判断のポイントです。
②トイトイだけですと、点数的にはもの足りない感じです。他に役牌やドラがあるのかもポイントです。
③トイトイをするには、場に牌が2枚捨てられている状態では、もうポンすることはできません。副露するための素材が残されているのかもポイントです。

3-4.チートイツに関連する格言

麻雀の役や用語には、関連する格言が存在します。その信憑性に関しては、納得できるものと疑問に思うものもあります。

格言の内容に関する信憑性に関しては、個々の判断にお任せします。こんな格言があるという認識で構わないので、2つほど紹介しておきます。

3-4-1.七対子聴牌の河に対子あり

チートイツを聴牌した人の多くは自分の河に対子の捨て牌があるという意味。この格言の意味には信頼性は殆どありません。

捨て牌の中に対子があれば、ほぼチートイツだと判断するのは、難しいことです。おそらく、流れの悪い自摸と打牌のことを例えていると考えられます。

3-4-2.トイトイにスジなし

トイトイに対して、スジ読みをしても意味がないということです。確かにスジ読みは、両面待ちで効果を発揮しますので、トイトイには無意味です。

トイトイの場合は、このスジを利用したひっかけの待ちも多用します。実は、表スジがかなりの危険牌だという可能性があります。

実は、この格言はトイトイだけでなく、チートイツにもあてはまります。チートイツは、単騎待ちになりますから、スジも何も関係ありません。

上がりやすい待ちでリーチすることが大切です。

4.チートイツ(七対子)の間違いとポイント

チートイツの間違いには、本文中にもある槓子の扱いになります。もう1度簡単におさらいをしておきましょう。

チートイツが認められない形

チートイツの牌の4枚使いはできない」と覚えて下さい。一部のルールでは、認めていることもありますが、基本的に認められていません。

イーペーコーとは複合しない

上図の場合のように、イーペーコー役があったとしても認められません。

上がりやすい待ちで待つ

例えば今、下図のようにで聴牌しました。初心者の場合にやりがちなのが、こういった真ん中の牌でなんでもリーチしてしまう場合が多く見られます。それでは中々出してはもらえません。

やはり他家が捨てそうな、地牌や1.9などの端の牌で待つことをお勧めします

5.まとめ

チートイツという役は、国士無双と並んで特殊役と言われています。確かに麻雀の基本といわれる、1雀頭4面子とは異なります。

完成した形も個性の強い役なので、知名度も人気もあります。一方で、チートイツを嫌う人も多いので、好みがわかれる役になります。

チートイツは積極的にねらう役という感じではありません。メンツがなかなかできないようなケースで狙うべきです。もちろん2枚の対子を作るということは、中々難しい場面も多くあります。

通常は場を見ながら、「どの牌が重なるか?上がれそうな牌はどれか?」と考えるものです。失敗を繰り返し、そんなことを考えながら打ちまわすことがチートイツの面白みなのです。

 

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