天和(テンホー)とは?
親の配牌時にはじめから上がっている状態の役のこと。役満になります。
麻雀の最高役は役満です。どの役満も完成させるには、「運」と「戦術」と「勘」が必要になります。
役満の中でも、奇跡的な役として特に別格の扱いを受けている役があります。ひとつは、九蓮宝燈(チュウレンポウトウ)で、もうひとつが天和になります。
今回は、天和に注目をして初心者にもわかりやすく説明をしていきます。
そのチャンスは突然来ます。確率は33万分の1です。
そのための知識だけは持っていなければいけません。私もまだ経験はありません。この記事を読むことで、天和が上がれる日の準備だけはしておきましょう!
1.天和(テンホー)の基本
天和は、役満の中でも特に難易度が高い役です。難易度と言っても実力でどうにかなるものではありません。
ここでは、天和の基本的な役の情報や注意点などを説明しています。麻雀には「運」も必要だと納得できる天和のことを理解していきましょう。
1-1.天和とは?
親の配牌(ハイパイ)時にはじめから上がっている状態の役になります。単純に確率計算をすると33万分の1の確率になると言われています。
宝くじで数億円当選するよりは、高い確率ですが、とんでもない数字です。天和は親だけが上がれる特別の役になっています。
■天和(テンホー)
通常の形
国士無双の形
七対子の形
天和は、親の配牌時に上がっていることが条件です。基本的に1つのアタマと4つメンツや※国士無双(コクシムソウ)や※七対子(チートイツ)の形も認められています。
手動卓で行っていた時代は、「積み込み」と呼ばれるイカサマもありました。現在は自動卓なので、漫画や映画のようにはいきません。
1-2.天和の聴牌(テンパイ)の形
天和には特にテンパイの形はありません。親のハイパイの時に上がっていることが条件なので、テンパイがないのは当然です。
1-3.天和の注意点
天和の注意点は、※理牌(リーパイ)になります。理牌が終わる前に最初の打牌(ダハイ)をしてしまうと上がれません。
※理牌(リーパイ) 配牌をした時に手牌を見やすくするために並び替えること。
うっかりは許されない役なので、手牌を完全に確認しなくてはなりません。特に初心者の方は、プレイ速度を考えて焦ってしまうこともあります。
1打ごとに長考をしていれば、問題だといえます。ただ、理牌をしている間は、見落としのないようにしっかりと行うべきです。
2.天和(テンホー)はこんな時に狙おう!
天和はねらって完成できる役ではありません。特に現代の全自動卓での対局ともなると、そう簡単に上がれる役ではありません。
ひとつ言えることは、ベテランも初心者も同じ確率だということです。確かに対局数の差はあるかもしれませんが、チャンスは同等だと考えられます。
3.天和(テンホー)の予備知識
天和の基本的な知識が理解できたと思います。ここでは、天和の知識や関連する役の紹介などを行っていきます。
3-1.天和の由来や語源
麻雀の役の由来や語源には大きく分けて2つに分類されます。ひとつは、完成した形の見た目から名称がつけられた約です。
一方、本家中国麻雀をはじめ、中国の歴史や風習が由来となる役もあります。天和は、「天の神様から頂いた上がり」という意味になっています。
本来は、※副露(フーロ)のない親の最初のツモのことを天牌と言います。その天牌をツモで上がるのが、元々の天和になります。
※副露(フーロ) 鳴くこと。チー、ポン、カンをすること。
また、親の最初の打牌のことを地牌といいます。その地牌でロンをして上がることを地和と呼んでいます。
ここはさらりと読んで頂ければ良いと思います。本来の日本の麻雀のルールと違うため、間違って覚えてしまわないでください。
3-2.天和と地和(チーホー)と人和(レンホー)
天和は親の配牌時にしか上がれない役です。子にも似たような役があり、地和と人和といいます。
地和は、子の純粋な第一のツモの時にツモ上がりすれば成立します。自分のツモの前に誰かが、副露をしたら役は成立しません。
■地和に関しては下記サイトで詳しく解説しました。
人和は、自分の最初のツモの前にロンで上がることをいいます。人和も誰かの副露があった場合は、役が成立しなくなります。人和に関してはローカルルールですから、確認が必要です。
どの役も全自動卓で行う場合は、「運」が100%に近い役になります。従って、見逃しさえなければ、初心者でもチャンスはあります。
3-3.天和と積み込み動画
天和を上がるのは、現在は「運」が殆どです。昔は、手動麻雀卓で対局をしたので、イカサマをして天和を上がることができました。
最も有名な方法は、ツバメ返しになります。牌山の下段に上がれる状態の牌を積んでおきます。
自分の積んだ牌山からは、配牌をされないようにサイコロを振ります。配牌後に他家が理牌(リーパイ)をしている間に手牌とすりかえます。
この上がり方は、2回のイカサマを行っていることになります。はじめに下段に上がれる状態の積み込みをします。
その次にサイコロの目を操作しなければなりません。「置きサイ」と呼ばれる方法で、サイコロの目を操作します。
他にも、2人1組で天和をねらう、「2の2の天和」があります。これも、コンビで行う不正行為になります。
どちらの方法も自宅で試すなら問題はありません。実際の対局で行うのは、罰符だけではすまされない行為になります。
ツバメ返しではありませんが、桜井章一さんのテクニックを下図動画でご覧ください。
下図は小島武夫さんのイカサマ技です。
3-4.天和に関連した格言
天和に関連した格言というよりも、言い伝え?があります。「天和を上がると死ぬ」や「天和を上がると不吉なことが起きる」と言われています。
この言葉を信じた人が神社におはらいに行ったという話もあります。おそらく天和を上がることで、すべての運を使い果たしたという意味だと思います。
実際には、このような言葉には全く信憑性はありません。それくらい、上がることが珍しい役だということになります。
ちなみに、九蓮宝燈も同様に上がると良からぬことが起きるとされています。もちろん、これも真実ではないので安心して上がれます。
4.天和(テンホー)の間違いとポイント
天和に間違いがあるとすれば、慌てて打牌をしてしまうケースです。まさか上がっているわけがないと思い第一打を捨ててしまうケースです。
焦らずに理牌をすることで解決できます。また、上級者の方は、初心者をせかすような言動は慎みましょう。
5.まとめ
天和を上がると死んでしまうという話は、昔からあります。ただ、33万分の1と言っても、宝くじの1等に比べれば可能性はあります。
もちろん、ねらって出せる役だとは言えません。運に任せるしかないのが本音なので、コツも何もありません。
考え方を変えれば、戦術的なことは全く必要ありません。明日の対局で突然上がれる可能性もあるのが天和の魅力でもあります。
ちなみに私はキャリア30年の中で1度も経験はありません。必ずいつかその日が来るまで楽しみに待つしかないですね。
私は
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