麻雀牌には4つのランクがある!これが切り方のベースですvol.5

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麻雀がなかなか上達しなくて、「どうしたらもっと上手くなるんだろう?」「上手な牌の切り方がわからない」とよく思いますよね!私も若い頃は負ける事が多くずっとそう考えていました。

それにはまず基本的なことが頭に入っていなければいけません。麻雀の基礎みたいなものです。まずは、基礎から始まり、より進んだ知識をより多く知る必要があります。

麻雀では、自分が持っている知識と場の情報を合わせて瞬時に判断していくことになります。

知識+場の情報→判断

この知識と場の情報は上手な方の方が多く、処理するスピードも速いという感じでしょうか。知識と言ってもたくさんあり、麻雀の初級段階ではまず基本的な事からしっかり頭に入れておく必要があります。

その知識の中で、私が教室の生徒さん達に最初に教えている「牌のランク」というものがあります。これは基本中の基本と言って良いもので、牌の切り方のベースになっていくものです。

打ち方に必要な知識をしっかり覚えることは強くなる近道です。あまり入門書には書いていない事なので、今回のブログvol.5でみなさんにご紹介したいと思います。

vol1-vol25

実感できちゃうほど麻雀が楽しくなる!
健康麻雀教室で実践してきた教え方を公開していきます
千葉県柏市 NPO法人 健康麻雀グループ 代表より

1.メンツの初期段階は孤立牌です

麻雀はメンツを作っていくわけですが、メンツには3段階の成長があります。簡単なことですが確認も含めそちらから説明します。

下図を見て下さい。コーツは孤立牌からトイツ、コーツへと成長します。ターツとはシュンツになる前の状態を言い。シュンツは孤立牌からターツ、シュンツへと成長します。

3段階成長

麻雀はコーツとシュンツを作っていくわけですから、その前の段階の孤立牌、トイツ、ターツを上手く選んで捨てて行かなけれがいけません。

配牌を見た時、まずトイツやターツを捨てて行く事はありません。3段階成長から見ても最初に孤立牌から捨てていくのがセオリーとなります。

麻雀牌には「牌のランク」というものがあり、それは孤立牌の捨て方の基礎となりますから、知識として知っておく必要があります。

上からA,B,C,Dのランクがあり、これは1枚の孤立牌からメンツへの作り易さの基準になります。つまりAランクの牌は一番メンツが作りやすく、順にDランクの牌が一番メンツになりにくい牌だといえます。では今回はDから順に説明します

牌のランクを知って孤立牌の切り順を理解しよう

 

2.Dランクの牌は字牌である

字牌のメンツは1種類のコーツだけ

例えば東を使ったメンツは東東東の1種類のみです。自分が東を1枚持っていたとすると、自分以外のところに3枚あります。

つまりメンツを作る上での有効な牌は最大で1種類3枚と言えます。3枚しかないということはは中々メンツになりにくい牌だと言えます。

しかし字牌の中でも役牌の場合は2枚になれば、一枚は鳴いて役牌となりすばやく上がることのできる牌です。ここではあくまでも役牌の利点を抜きにして考えていきます。

3.Cランクの牌は1と9の牌である

1を使ったメンツは2種類

例えばマンズ1ですが、マンズ1を使ったメンツは
マンズ1マンズ1マンズ1マンズ1マンズ2マンズ3の2種類あります。メンツの種類から見ても字牌は1種類でしたから、字牌よりメンツになりやすいのがわかると思います。

それでは同じように考えて、マンズ1を自分が孤立牌としてポツンと1枚持っていたとすると、自分以外に所にメンツを作る上での有効牌は何枚あるでしょうか?
上記の2種類のメンツの組み合わせを見るとわかりますが、有効牌はマンズ1マンズ2マンズ3になります。

マンズ1が残り3枚、マンズ2マンズ3は各4枚ずつありますね。ですから合計で3+4×2=11枚になります。
これを3種類11枚といいます。字牌の1種類3枚に比べると2種類分の8枚増えたのがわかります。これは9の数字の牌でも同じことが言えます。

実践で配牌を見た時、最初に切り出す孤立牌は、基本的にDランクの字牌か、Cランクの1か9の牌になります

4.Bランクの牌は2と8の牌である

2を使ったメンツは3種類

例えばマンズ2ですが、マンズ2を使ったメンツは
マンズ2マンズ2マンズ2マンズ1マンズ2マンズ3マンズ2マンズ34マンの3種類です。Cランクの1種類より増えました。

それでは同じように考えて、マンズ2を自分が孤立牌としてポツンと1枚持っていたとすると、自分以外に所にメンツを作る上での有効牌は何枚あるでしょうか?
上記の3種類のメンツの組み合わせを見るとわかりますが、有効牌はマンズ2マンズ1マンズ34マンになりますね。

マンズ2が残り3枚、マンズ1マンズ34マンは各4枚ずつありますね。ですから合計で3+4×3=15枚あります。
これを4種類15枚といいます。Cランクの牌と比べると4枚増えたのがわかります。これは8の数字の牌でも同じことが言えます。

Bランクの2,8牌はCランクの1,9牌より大事にしよう

 

5.Aランクの牌は3から7の牌である

3を使ったメンツは4種類

例えばマンズ3ですが、マンズ3を使ったメンツは
マンズ3マンズ3マンズ3
マンズ1マンズ2マンズ3マンズ2マンズ34マンマンズ34マン5マンの4種類です。種類の数としても一番多くなります。

それではまた同じように考えて、マンズ3を自分が孤立牌としてポツンと1枚持っていたとすると、自分以外に所にメンツを作る上での有効牌は何枚あるでしょうか?

上記の4種類のメンツの組み合わせを見るとわかりますが、有効牌はマンズ3マンズ1マンズ24マン5マンになりますね。

マンズ3が残り3枚、マンズ1マンズ24マン5マンは各4枚ずつありますね。ですから合計で3+4×4=19枚あります。
これを5種類19枚といいます。これは3~7の数字の牌ですべて同じことが言えます。Bランクと比べると1種類分の4枚増えましたね。

1から9の中で5はど真ん中の数字となり、感覚的に3より5の方が良い数字のように思われがちですが、3から7では牌の価値観、メンツの作りやすさはすべて同じということです。

以上ABCDランクについて説明いたしました。

Aランク3-7の牌を大事にする感覚を身に着けよう!

単純に言えば真ん中の数字を大事にした方がメンツが作りやすいということですね。

こんなの当たり前じゃん!と言われそうですが、実際に初心者の方の切り方を見ていますと、理解出来ていないケースが多く見られます。次の章でその例を説明します。

6.牌のランクがわかっていないケース

手の中にピンズ1ピンズの2とあってピンズ3が欲しいのですが、中々難しいなと思っていました。すると次にマンズ2を引いてきました。これは全くの孤立牌です。今このピンズ1ピンズの2マンズ2の中でどれか1枚を捨てる状況だとします。

もし次にマンズ3を引けばマンズ2マンズ3となり、メンツが出来やすくなると考える方がいます。マンズ2がとっても良い牌に思えて来てマンズ2を残し、ピンズ1ピンズの2を捨てて行く方がいます。

これは先ほどのランクの話からすると間違っている事に気が付きませんか?

マンズ2はもし次にマンズ1を引けばマンズ1マンズ2となりピンズ1ピンズの2と全く同じ形になります。
マンズ3を引けば・・・ですが、引いたとしてもマンズ2マンズ3のターツとなるだけで、メンツではありません。ピンズ1ピンズの2の形でピンズ3をひけば即1メンツなのです。ですから孤立牌のマンズ2よりピンズ1ピンズの2の方がメンツになりやすいのです。

つまりマンズ2ピンズの2では牌のランクが同じBであるため、ピンズ1ピンズの2よりマンズ2が良く見えるというのは全くナンセンスなのです。

少し変えてAランクの牌を引いてきたケースを考えます。手の中にピンズ1ピンズの2とあって孤立牌のマンズ3を引いて来たとします。

マンズ3はもしも次にマンズ2を引くとマンズ2マンズ3となり、4マンを引くとマンズ34マンとなります。これらの形は両面*(リョウメン)と言ってとてもメンツの出来やすい形になります。マンズ3はAランクの牌で、次に引いてくる牌次第ではとても良い形になるので、ピンズ1ピンズの2よりマンズ3を大事にするケースは「あり」なのです。

これはピンズの2がBランク、マンズ3はAランクの牌だからなのです。少し長くなりわかりづらいかもしれませんが、牌のランクは重要ですから、理解するようにして下さい。

※両面はメンツの出来やすい形と覚えておいて下さい。これに関しては前回のvol.4で簡単に解説してあります。

まだ知らないの?麻雀基本メンゼン役|リーチ|ピンフ|メンゼンツモを早く覚えよう!~わかると楽しいvol.4

7.まとめ

牌にはABCDランクがあり、これは孤立牌を捨てていくための重要な基準となります。こういった知識をどんどん積み重ね、しっかり身に着けて瞬間の判断の際にはいつでも引き出せるようにして下さい。

この知識の積み重ねは必ずあなたの麻雀上達の近道となるはずです。それではまとめます。

牌のランクを覚えて、正しい孤立牌の切り方を知ろう

  • Aランクは3~7の牌で、牌の価値観、メンツの出来やすさは同じ
  • Bランクは2と8の牌
  • Cランクは1と9の牌
  • Dランクは字牌
  • 配牌からの最初~前半の切り出しは、CかDランクの牌となる