麻雀のやり方がわからない??これ以上簡単な説明は無理な入門書! ~健康麻雀先生監修vol.1

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お友達が最近麻雀を始めていたり、健康麻雀ブームをTVや新聞で見たことはありませんか?

今高齢者の間では「賭けない、飲まない、吸わない」のスローガンで賭博やたばことは無縁の健康麻雀が人気です。認知症予防の脳トレにもなり、一日を長く楽しく遊ぶことが出来るからです。

麻雀を覚えて楽しくなると、どうなるのでしょうか?
「毎日でもやりたくなります」「麻雀の日は朝からワクワクします」になります。

昔の殿方は終電を無視して朝まで麻雀を楽しんでいましたね!「麻雀がほんとうに楽しいから」なのです!

これから下図の予定で麻雀を、初心者の方にもわかりやすい入門書として解説していきます。今回のvol.1では全くやり方を知らない方向けで可能な限り簡単な言葉で解説しました。麻雀がどんなゲームかを知っていただくために作成した最初のステップとなります。

最後まで読んでいただければ「麻雀って楽しそうだな!」「健康麻雀に参加してみようかな!」になっていると思います。

vol1-vol25
今回のvol.1よりスタート致しましたが、vol.25ぐらいまで書いて行く予定です!!

 

実感できちゃうほど麻雀が楽しくなる!
健康麻雀教室で実践してきた教え方を公開していきます
千葉県柏市 NPO法人 健康麻雀グループ 代表より

 

1.ゲームを知る上で麻雀牌の種類を早く覚えることが大切です

牌の種類は34種類で同じ牌はそれぞれ4枚あります。 34種類×4種類=136枚の牌を使います。それでは順番に説明していきます。

1-1.「萬」の赤字が覚えやすい萬子(マンズ)は9種類ある

「赤い萬」の漢字で書かれている牌をマンズと言います。1から9までの9種類あります。マンズに関しては漢数字で書いてあるのでとてもわかりやすいですね。

下の図のように 普通は中国語の数え方をしますが、マンズの場合はケースにより一部日本語の数え方もしますから、牌の上と下に呼び方を記しました。

萬子9種類牌の呼び方は「〇〇マン」と言います。〇〇には牌の上下に書かれた中国語、日本語の読み方がそれぞれ入ります。

例えば 1萬 の場合は「イーマン」とも「イチマン」とも言います。

「スーマンって何?」という感じで、最初は戸惑いますが、呼び方に関してはやっているうちに慣れてきます。

1-2.丸の数で覚える筒子(ピンズ)は9種類ある

丸の数で書かれている牌をピンズと言います。1から9までの9種類あります。ピンズに関しては丸の数で覚えて下さい。

筒子9種類

パッと見て7ぐらいからわかりづらくなるかもしれませんがこれも呼び方同様にやっているうちにわかってきますから大丈夫です。

ピンズの場合は牌の上に書いた呼び方のみで、ソウズと同じように、それぞれ「〇〇ピン」と呼びます

例えば ピンズの2  なら「リャンピン」のみです。「ニピン」とは言いません。

1-3.竹の絵の本数で覚える索子(ソウズ)は9種類ある

竹の絵で描かれている牌をソウズと言います。1から9までの9種類あります。ソウズに関しては竹の数で覚えて下さい。

ソウズの場合も牌の上に書いた呼び方のみで、マンズやピンズと同じように、それぞれ「〇〇ソウ」と呼びます。

ソウズ9種類

例えば ソウズ3 なら「サンソウ」と言います。

また、ソウズの1 ソウズ1 だけでは孔雀の絵になっています。これは間違えやすくピンズの1だと思い込む方が多いですがソウズの1なので絵柄で覚えて下さい。

こちらも7ぐらいからわかりづらいかもしれませんが、これも呼び方同様にやっているうちにわかってきますから大丈夫です。

1-4.漢字一字の字牌(じはい)は7種類ある

三元牌(サンゲンパイ)は3種類ある

下図の牌を3元牌といいます。語呂で「ハク ハツ チュン」と覚えましょう。この順番も重要です。また 白 は「シロ」 發 は「アオ」と呼ぶこともあります。 

三元牌

風牌(ファンパイ)は4種類ある

下の図をファンパイといいます。語呂で「トン ナン シャー ペー」と覚えましょう。この順番も重要です。

風牌4種

  • 牌の種類にはマンズ、ピンズ、ソウズ、字牌がある
  • マンズ、ピンズ、ソウズは1から9までの各9種類、字牌は7種類
  • 呼び方は麻雀を実際にやっていれば自然とわかってきますから心配いりません

2.1つのアタマと4つのメンツを作るゲームです

2-1.アタマは必ずひとつ必要です

正式には雀頭(ジャントウ)といいますが、通称アタマと呼び、同じ牌ふたつで構成します。

例えば ピンズ3ピンズ3 です。これはどの牌でもかまいませんが、必ずひとつ作らなければいけません。

2-2.面子(メンツ)には順子(シュンツ)と刻子(コーツ)がある

メンツとは牌の組み合わせの事をいいます。その組み合わせ(メンツ)には2種類あります。

連続する3つの牌で構成される組み合わせ(メンツ)がシュンツ
同じ牌3つで構成される組み合わせ(メンツ)をコーツといいます。

それぞれ例を上げて説明していきます。

順子(シュンツ)とは

同じ種類の連続する3つの牌で構成します。

シュンツ1

間違った作り方の例

種類が違う ピンズ1ソウズ2ピンズ3 
9から1へは連続しない  マンズ1マンズ2 これらのような使い方はしませんから注意してください。

つまり!マンズのシュンツには以下の7種類があるので覚えましょう。

マンズの順子

これはピンズとソウズでも同じように7種類ずつあります。

刻子(コーツ)とは

同じ種類、同じ牌3つで構成します。

コーツ1 

間違った作り方の例

種類が違う ピンズ3マンズ3ソウズ3 のような使い方はしませんから注意してください。

2-3.配牌(ハイパイ)から上がりまでをイメージしましょう

配牌(ハイパイ)とは最初に各人に配られる牌のことをいいます。これは無作為に配られますから下図Aのように当然バラバラの状態になる。4人の中で必ず親が1人、子が3人います。親には14枚、子には13枚配られます。

例えばこれは13枚なので子の配牌となるが、下図Aのようにバラバラに配られて並んでいます。

配牌

それを自分で左から小さい順に種類ごとに並べ代える作業をすると、下図Bになり見やすくなります。

配牌整列

その後、下図のように麻雀卓の上に牌が裏向きに2段に積まれた「山(ヤマ)」から各人が1牌持ってきては1牌捨てる動作を繰り返します。

こちらが山です2

このブログではまだ詳しくは説明しませんが、麻雀は1回7分程の勝負(局という)を12回程(ハンチャンという)行い順位を決めます。その場合にこの最小の1回の勝負「局」には必ず「親がひとり、子が3人」います。

ゲーム開始時の親のハイパイの数

ゲームを親が最初に1牌捨てる事から始まります。親の場合のみ最初から14枚あるので、その中から1牌捨てると13枚になります。その後は1牌持ってくると14枚になり、その中で考えて捨てるとまた13枚になります。

ゲーム開始の子のハイパイの数

親が1牌捨てると、次に親の右隣にいる子Aが「山」から1牌持ってきては1牌捨てる動作をします この時同じように1牌持ってくると14枚になり、その中で考えて捨てるとまた13枚になります。この子Aの右隣の子Bが同じ動作をします。以下同じように子Cが動作を繰り返します。

親→子A→子B→子C→親→子A→子B・・・・以下同じように時計の反対周りで続きます。

麻雀卓1

1牌持ってきて考えて1牌捨てる動作で、1つのアタマと4つのメンツを作っていきます。 すると何巡目かで 下図Cになったとします。

完成メンツC

上図Cではメンツが3つと、アタマがひとつ完成しています。未完成メンツ④は ピンズ7ピンズ9 の部分ですね。そして次にもしも ピンズ8 を持ってきたとき「上がり」になります。

この時1つのアタマと4つのメンツが完成したことになります。しかし、これは4人がそれぞれ同じように動作を繰り返し行いますから、一番早くこれを完成させた方のみが「上がり」となるのです。「上がり」者はいつもひとりです。イメージがつかめたでしょうか?

2-4.上がり方は2通りでツモ上がりとロン上がりがある

ツモ上がりは自分の引いた牌で上がること

4つ目のメンツ完成をさせる牌を自分が「山」から持ってきた場合に、これを「ツモ上がり」と言います。例えば下図Dを見て下さい。

牌姿D

未完成メンツは ピンズ7ピンズ9 でしたから ピンズ8 を「山」から自分が持ってきた時に「上がり」となります。その時は相手にわかるようにはっきりと「ツモ!」と自分で発声します

もともと ピンズ8  は4枚しかないのでこれが麻雀のうれしい瞬間です。

「ロン」上がりは相手の捨てた牌で「上がる」こと

4つ目のメンツ完成をさせる牌を自分以外の3人の内の誰かが捨てた場合に「ロン上がり」と言って上がることができます。例えば下図Dを見て下さい。

牌姿D

未完成メンツは ピンズ7ピンズ9 でしたから ピンズ8 を自分以外の3人の内の誰かが捨てた場合に「上がり」となります。その時は相手にわかるようにはっきりと「ロン!」と自分で発声します。

捨てた方にとってはいらない牌でも自分にとっては必要だったということですよね。相手の13枚の牌は自分からは見えませんから相手の上がりの牌を正確に読み取ることはできませんが、それを考えるのも麻雀の面白さです。

3.麻雀は4人で持ち点を競うゲームです

麻雀は持ち点を競うゲームです。最初の4人の持ち点は全員同じですが、上がれば相手から点数をもらうことができます。そして持ち点により順位が決まります。ですから点数を増やすように、また点数を減らさないように考えるゲームです。これから例を上げて説明していきます。

3-1.「上がる」と点数がもらえますー「ツモ上がり」の場合

ツモ上がりは自分の引いた牌で上がることでしたね。その場合上がり者が親の場合と子の場合では点数の分け方に違いがあります。2-3の章で局という最小の一回の勝負の中には「必ず親がひとりと子が3人」いると説明しました。

上がり者が「親」であれば、他の「3人の子」から均等に点数をもらいます

例えば親の「ツモ上がり」の点数が12000点ならば、下図のように子A,B,Cから均等に4000点ずつをそれぞれもらいます。

麻雀卓点数

上がり者が「子」であれば、「親」にまず半分負担していただき。その残りを二人の「子」から均等にもらいます

例えば子Aの「ツモ上がり」の点数が12000点ならば下図のように「親」から6000点、子B,Cから3000点ずつをそれぞれもらいます。

 

麻雀卓2

今回の「初歩の初」の記事では簡単に説明致しますが、

上図のように親の場合に子にツモ上がりされると親の負担が大きくなり、親のデメリットと言えますが、逆に親の場合に上がると子の場合よりも大きな点数がもらえますから親のメリットもあります。

3-2.「上がる」と点数がもらえますー「ロン上がり」の場合

ロン上がりは相手の捨てた牌で上がることでしたね。

例えば下図で子Bの捨てた牌で子Aが「ロン上がり」した場合の点数が12000点の場合、
子Bは子Aに12000点支払います。
 この場合、 子Aは子Bから12000点を「ロン上がり」した。 子Bは12000点を子Aに「振り込んだ」と言います。

麻雀卓3

ツモ上がりの場合とロン上がりの場合で点数が移動する場合を説明致しました。少し難しかったかもしれませんが、簡単にポイントを説明すると以下のようになります。

点数をもらう場合

  • 自分が「ツモ上がり」した場合は3人から点数をもらいます
  • 自分が「ロン上がり」した場合一人の方から点数をもらいます

点数を支払う場合

  • 相手に「ツモ上がり」されたら他の3人は点数を支払わなければなりません
  • 自分が捨てた牌で「ロン上がり」されたら(相手に「振り込んで」しまったら)、自分は点数を支払わなければなりません

つまり自分の持ち点を増やすには「ツモ上がり」や「ロン上がり」をして増やし、持ち点を減らさないようにするには、相手に「ツモ上がり」させない、相手に「振り込まない」ように麻雀を打つということになります。

ゲームが終了した時に、一番持ち点が多ければトップとなり、点数の多い順に1位から4位が決まります。

4.麻雀は野球に似ている

麻雀はいかにしてトップを取るかというゲームです。4人の中で強い方が必ずトップを取れるとは限りません。初心者の方が強い方とやってもトップを取ることができます。ただ強い方はやはり1,2位を取る確率が高くなるということです。

このことは野球の打率に似ています。イチローが良くヒットを打つといっても毎打席ヒットが打てるわけではありません。ヒットを打つ確率が高いということです。

そしてスランプと言ってごく短い期間では打率が低迷することがあります。しかし数ヶ月の長い期間での成績を見た時にはやはり好成績を残しますよね。麻雀も全く同じです。

150キロの球を一瞬で判断してバットを振りぬくわけですから、わずかな違いが結果に左右します。力が入り過ぎて力んでもダメでしょう。成績が不調の場合は特にメンタルに影響しフォームにわずかなズレが生じるのではないでしょうか。

麻雀も同じです。一瞬で目の前にある多くのデータを処理して考えて牌を捨てるわけです。好不調によりメンタルに大きな影響が出るものです。好不調に左右されず冷静に判断できることも強さの条件となります。

麻雀の楽しさは まずは「上がった時の楽しさ」「トップを取った時の楽しさ」「4人のコミュニケーション」です 。そして上手になっていけばまた違う楽しさも生まれてきます。

5.まとめ

 今回のブログでは

■牌の種類は萬子(マンズ)索子(ソウズ)筒子(ピンズ)字牌(ジハイ)

■牌は全部で34種類、各4枚ずつある

■1つのアタマと4つのメンツを作るゲームです

■配牌(ハイパイ)は親が14枚、子は13枚ある

■「山」より1牌持ってきて考えて1牌捨てる動作を繰り返す

■「ツモ上がり」は3人から、「ロン上がり」は1人から点数がもらえる

■麻雀は4人で持ち点を競うゲームであり、いかにしてトップを取るかのゲームである

■麻雀は強い方が必ずトップが取れるとは限りません。野球の打者と似ています。

について説明しました。どんなゲームかをイメージ出来れば良いと思います。そして、麻雀の楽しさは「上がった時」「トップを取った時」「4人のコミュニケーション」と書きました。

中でもコミュニケーションは一番大事だと考えています。4人で長い時間を一緒に過ごすわけですから「楽しい時間」にしたいものです。

次回からは少しだけステップアップした内容にしていきたいと思っています。みなさんが麻雀を楽しくできるようにわかりやすく解説していきます。