麻雀の覚えたての頃は、皆さん勝ち負けの順位よりも上がることを優先しているようです。だいたいのルールがわかってきてチョンボもしなくなると、次は「勝ちたい!トップを取りたい!」と思うようになるのです。
そして麻雀を始めたなら「強い人になりたい!」と思うようになって欲しいものです。
しかし、数年間、数十年間中々上手くなれずに「どうしたら強くなれるのか?」を考えるようになっていきます。麻雀の戦術本を買ったり、ネットで調べたり・・・
しかし、読んだことを実践でやってみてもちぐはぐで中々上手く行かないものです。結局元の自分の打ち方に戻ってしまいます。みなさんもこんな経験はしていませんか?
実はこれは若い頃の私の経験です!
みなさんにはできれば遠回りせずに最短で上手くなって欲しいと思っています。そして私の現在のように麻雀の奥の深い楽しさを早く実感して欲しいのです。
今回はネット上に上げられた質問に答える形で「どうしたら強くなれるか?」について解説していきます。
1.強い人になるために「麻雀 強い」で検索して見つけた質問1
Q麻雀が強い人と麻雀やりたいって言う人がいますけど、意味わかりません。
強い人は振り込んでくれないし、鳴いて※ホンイツとか狙っても回し打ちしてきますし、牌効率もいいし適当な鳴きもしないし、トップになると簡単に逆転させてくれません。役満てんぱっても絶対振り込まないのでやっててつまんないです。
それに比べて棒テン即リーゼンツの弱い人は、こっちの手が高くてもお構いなしに振り込んでくれるのでやってて超楽しいですwww役満にも簡単に振り込んでくれるので感謝です!
まあ強い人なら降りるのに、弱い人にゼンツされて蹴られることもありますが、長期的に見た場合自分が得するので問題なしです♪
テンホウやリアルで強い人とやってる方は高い手てんぱったのに、降りられたり、全然鳴かしてくれなかったりして、やっててつまらなくなったりイライラしたりしませんか?僕は弱い人とやる麻雀が一番楽しいです!!
Aベストアンサー
上達しないんじゃないですかね?
とても短い答えですが、その通りですね。でも質問者様の気持ちもわかります。
1-1.本当に強い人とやると上達する
麻雀で他の3人が強ければ、自分が勝てる確率は下がるものです。中々上がれず、振り込んでももらえません。※リーチをかけると、上手くかわされ上がられてしまうものです。
そういう麻雀が長く続けば面白くないのは当然です。でも強い方が3人集まるという状況もそうそうありません。なので強い方とどんどんやってすごいと感じる技術を学ぶことが一番上達に近いと思います。
それは麻雀に限らずなんでもそうだと思います。自分より上の方と行い、学ぶことが大事ですね。もっと言えば、本当に強い方の後ろで見ていることです。しかし、なぜその牌を捨てたかは中々わかるものではありません。
もしかするとわかると思っていませんか?
あなたのレベルにもよりますが、本当に強い方の思考というのは一般レベルでは50%もわからないはずです。
1-2.本当に強い人の思考とは
こんな経験ありますか?「3年前より自分が強くなっている」と感じることです。
麻雀を日々鍛錬している強者は、もちろんどうしたらもっと強くなるかをいつも考えています。ですから半年前より強くなっているのが実感できています。
それでは強くなっているとはどういう点で思うのでしょうか?
1-3.麻雀の判断はこれで決まる
麻雀の判断は
「麻雀の知識+場の状況判断」で決まります。
強い人の麻雀の知識
麻雀の知識は誰でも書籍などから勉強することができます。しかし違いがあります。強者の場合はいつでも瞬時に取り出せるように頭の中のタンスに整理されてあることです。
同じ知識を得たとしても、整理されず頭の中に無造作に散らばっていたのでは取り出すことはできませんね。
つまり知識が自分のものになっているということです。これには知識を得る努力と、それを整理しすぐに引き出せる訓練が必要なのです。ですからこれには時間がかかるのです。ある程度の対局数が必要です。
強い人の場の状況判断
場の状況判断にはどういう要素があるでしょうか?
- 場から読み取る危険牌の判断
- 場から読み取る自分の手作り
- 誰がテンパイしているかの判断
- テンパイ者の得点の高さの判断
- テンパイ者の押し引き
- 手出し?ツモ切り?からの相手の※手役、危険牌の予測
- 南場においての得点状況、順位による判断
- 相手の言動から読み取れる情報
これが場の状況からわかることです。これらのことを見ています。アンテナを張っているといっても良いかもしれませんね。
こういった場の状況判断の量も強い方ほど多く、速く、そして正確になっていきます。4人が同じ状況を見ていても感じていることが違うということです。
やはりこれにも訓練が必要です。麻雀は考えている時間が数秒しかありません。その中での判断ですから、少しずつレベルアップしながら情報量を増やし、処理スピードも速くなっていくのです。
「麻雀の知識+場の状況判断」で決まります。すべての判断材料は訓練により少しずつ多くなり、引き出すスピードも速くなっていくものです。
1-4.トッププロの状況判断を学ぶにはマルジャン放送局
1-1章で強い方の後ろで見ていることが一番勉強になると書きました。しかしプロが何を考えて判断しているかは、先ほど書いたように多くの判断基準があり、素人には中々理解できるものではありません。
そういう場合に私がおすすめしたいサイトがあります。下記のサイトではトッププロが自分の打ち筋を自ら解説しています。
マルジャン放送局 最新回 | オンライン麻雀 Maru-Jan 公式サイト
おすすめはRMU(麻雀プロ団体)の多井隆晴プロの解説です。
対戦型ネット麻雀になりますが、彼自信の打ち筋の解説をしながら対局をしてくれています。何を考えながら打っているかが少しわかるはずです。そしてとにかく面白いです。ぜひ参考にしてみて下さい。たくさんありますがひとつだけ例として下に掲載しました。
2.強い人になるために「麻雀 強い」で検索して見つけた質問2
Q麻雀の強い人って対局者の出した牌が手出しかツモ切りか全部覚えているもんなんですか?
麻雀の強い人って対局者の出した牌が手出しかツモ切りか全部覚えているもんなんですか? 私には到底できませんが。どうすればそんなことができるようになるのでしょう。 ちなみに私は強い相手 には小手返しや空切りしまくっていますが結局集中力がそがれて負けてしまいます…他にも理牌しなきゃダメとかいわれるんですがミスを連発したりアガってからやると明らかに空気読めよ…みたいな目でみられます。
A手出しツモ切りはある程度のレベルの人なら当然見ています。簡単な例えでいと、8順目に4枚目の西が切られた時、ツモ切りなら問題ないですが、手出しの場合聴牌が入った可能性があったり、その他にも手出しツモ切りを見ていたおかげで不用意な放銃をさけることも結構あります。対戦相手の手組を考える際にも、当然手出しかツモ切りかは重要になってきます。理牌はせずにできるのであればしなくても良いのではないでしょうか!?先にも言いましたが、手出しかどうか見てる人は見ています。その際、その牌がどこから出てきたのかも見ています。萬子、筒子、索子、字牌、左からキチンと並べている人の手の一番左から伍萬が出てきたら一~四萬はないのかな?等々。
ただし、これらを気にしすぎて麻雀が疎かになったり、和了の妨げになったりする事もあるので、ある程度雀力が着いて余裕が出てきてからにした方が良いかと思いす。
空切りは時と場合によって必要な時もありますが、ある程度のレベルの人には読まれます。小手返しは麻雀には不必要な事だと思うのでお勧めしません。
2-1.手出しかツモ切りかはポイントだけ押さえれば良い
他者3人の手出し、ツモ切りをすべて確認して覚える必要はありませんし、不可能です。そうではなく重要なポイントだけを見ていれば大丈夫です。
ベストアンサー様の回答とは違いますが、「どこから出てきたか?までは見る必要はありません」。見たとしてもあまり有効なことはありません。種類の順番も左から決まっていて毎回きちんと並べている方もおそらく少ないと思います。
2-2.テンパイ者のツモ切りかどうかを見る
テンパイ者といってもリーチをかけていない方になります。鳴いてテンパイしている方などです。明らかにテンパイしている方の手出しかツモ切りは見た方が良いですね。
実際に手出しの場合は、手が変わった場合と変わらない場合があります。しかしツモ切りならば全く手は変わっていないので、直近でロンされなかった牌は安全だということになるからです。
2-3.染め手かどうかを判断するために手出しを見る
また鳴いてホンイツ、チンイツの手をしている場合にも見る必要があります。そういった染め手の場合にはテンパイすれば手の中から染めている種類の牌が出てくるものです。もしそうでない種類が出来てたらホンイツではないかもしれないからです。
染め手かどうかを判断するためにも手出しの牌は見る必要があります。たまたま捨て牌が偏った種類になっているだけかもしれません。
3.強い人になるために「麻雀 強い」で検索して見つけた質問3
Q麻雀が強いってそれだけ他人に誇れたり弱い人を馬鹿にした言動を取れるほどのことなのでしょうか? 麻雀が強い自分がさもすごいかのように自己陶酔に浸るだけならまだしも 弱い人を馬鹿にするような言動をする知り合いが不愉快極まりないです。
Aまさに井の中の蛙ですね。 私も麻雀歴30年ですが、技術2割、運8割の世界です。 プロの雀士も、打ち方は様々です。大きな手が得意な人、哭きが得意な人、ダマが得意な人 時に、多少弱い方を馬鹿にされる方がいますね。 私も、貴方と同感です。 学生麻雀の延長で打ってる方、社会的に厳しい環境の方、ストレスのはけ口とする方 それらの方が、時に残念な行動をとられますね。 周りを不愉快にする方、時間を自分だけに使う方、そんな方とは卓を一緒に囲まない方がいいですね。
麻雀の技術うんぬん以前の話になります。強い方ほど弱者には優しくなければいけませんね。誰しも最初から強いわけではありません。
負けた時に出る態度など麻雀で性格がわかるとはよく言ったものです。やはり4人がいて麻雀ができるわけです。その方1人で出来るわけではありません。相手に対する敬意は持つべきです。
反面教師という言葉があります。自分も知らずに相手を傷つけている場合がありますから十分気を付けましょう。
4.強い人になるために「麻雀 強い」で検索して見つけた質問4
Q麻雀で強い人(レーティング1800以上)と弱い人の違いはなんでしょうか? 今自分はmj5というのをやっていて十段から強者になってからいっこうに勝てません。 やっぱりミスの多さで強い人と弱い人の違いが 出てくるのでしょうか? 麻雀は僅差で争っている時にその人の強さが分かると言いますが いまいちその強さというのは私にはわかりません。 大事な場面で振り込まない、自分の高い手を無にしてまで降りるとかそういう 精神面の強さが麻雀で強い人なのでしょうか?
Aはっきり言うと、それを精神面の問題だと思っているかどうかは大きな差だと思いますよ。 強い人は、精神面なんか関係ありません。 押すべき手は押しますし、オリるべき手はオリます。 押したいから押す、という打ち方では必ず限界が有ります。 押し引きの基準をきちんと定め、それに従って打つのです。 同じ場面では同じ打ち方が出来ないと、ミスを量産して負けに繋がります。 もちろん押し引きに限りません。 牌理も、ベタオリも、副露も、それぞれ高レベルな戦術を持っている事が大切です。 「気分麻雀」から脱却し、正しい戦術を学ぶのが第一歩では無いでしょうか? はっきり言って、そういう麻雀は楽しくは無いと思いますよ。 しかし、楽しさと強さの天秤の問題なのです。 どっちを取るかは自由で、強さを取るならば、楽しさを犠牲にする事は必要です。
4-1.リーチ・鳴き・降りの3つで決まる
1-3章で「麻雀の知識+場の状況判断」で麻雀の判断は決まると書きました。それで何を決めるのかが本章です。
それらの情報を元に
- リーチをかけるべきか?
- 鳴くべきか?
- 降りるべきか?
の3つを決めるのです。つまり強い人はこの判断が絶妙に上手いのです。状況に合わせた判断でリーチをかけたりかけなかったりするということです。もちろん麻雀には運の要素も多分にあるため必ず強い方が上手く行くわけではありません。
下記のサイトもぜひ参考にして下さい。
4-2.いつも正しい判断ができるかどうか
麻雀は1,2時間上がれない状況が続くと精神的に参ります。そういった場合にも同じ正しい判断ができるかどうかも必要です。持ち点の多い時もそうです。
想像して見て下さい。全く上がれそうに無いバラバラ配牌を目にしました。1,2時間上がれなかった方が見た印象と絶好調で持ち点多い方の印象はまるで違うものです。
前者の場合はそれでも気を取り直し上がりに向かい、もしかして振り込むかもしれません。後者でしたら最初から遊び気分で他者に注意しながら打ち回せるかもしれませんね。
なので精神面というのも結構大事になのです。
4-3.楽しさと強さは共存できる
ベストアンサー様の回答に、勝つための正しい戦術をとれば「楽しさに欠ける!」とありますが、私はそんなこともないと思います。
格上の強い方とやる場合は、麻雀に集中し真剣モードでやります。そこに麻雀特有のおしゃべりはありません。せいぜい4ゲームが限界でしょうか、神経を集中させるためにかなり疲れますがそれもまた楽しいはずです。
またそういう強者とやるケースもそうそうありませんから、冗談交じりでやる麻雀ももちろん私は大好きです。
5.強い人になるために「麻雀 強い」で検索して見つけた質問5
Q麻雀強い人って結局のとこ”運が人よりいい人”ですよね? 最近麻雀が強いって何だろうと考えています。 技術は運要素を上回る事は無いですし。上がるには運が必要で放銃を抑えるにもベタオリ以外は運が絡んできます。 もちろん技術も大切だと思いますが、、技術を極めてしまえば後はめくり合い運頼み。運要素を否定するつもりはありませんし初心者でも勝てるゲーム性は大事だと思います。 ただ、麻雀での強さとはどう言う事か疑問に思い質問致しました。
A個人的には、長期的に見て勝ちが大きい人が強いと思います。 ただ、一般には、初めて同卓した人でも、勝った人のことを「強い」と表現する人が多いですね。
麻雀は通常仲間同士で行います。その中で強い方がいます。また当店の健康麻雀のように数百人の雀士の中で強いと言われる方もいます。
またプロ団体の最上位リーグに於いてもいつも上位にいるトッププロがいます。麻雀の強さは相対的な部分もあります。やはりプロの中にいて、いつも安定して上位の成績が残せるということはおそらく相当強いということですね。
そういった方々においても「もっと強くなるには」を考え切磋琢磨しているのです。「技術を極めてしまえば後はめくりあい」とありますが、麻雀の技術に終わりはないのです。
プロ野球のバッターの打率に例えると良いかもしれません。好打者ほど3割という高打率を残しますね。でもみなさんもっと上の4割を残すにはどうしたらよいか考えているのだと思います。
6.まとめ
麻雀を打つ方の永遠のテーマの「もっと強い人になるには」について解説しました。30年間やり続けている私においても麻雀の強さは常に成長していると思っています。
終わりがない部分に面白さを感じています。半年前にはわからなかった情報もキャッチして同じ短時間で判断材にできているからです。説明するのは難しいですがそのような感じです。
それでは今回のブログをまとめます。
- 麻雀の知識が豊富
- 場の状況判断の情報量が豊富
- 状況におけるリーチ・鳴き・下りの判断が絶妙
- 追い込まれてもブレない精神力
- もちろん他者への敬意もある
ここで書いた事も知識のひとつに過ぎません。これらをステップアップしていくには実践しかありません。みなさんの麻雀技術が上がり、今以上に麻雀のファンになっていただけると確信しています。
私は
麻雀をこれから覚えたい方。
リタイア後の余暇を充実させたい方。
への相談アドバイザーでもあります。
「ほんとうに何にも知らない私でも覚えられるの?」や
「他の健康麻雀施設で苦い経験をしたんだけど、どこもそんな感じかな?」
のような本気の意見など、健康麻雀に関してなら何でも親身にお答えします!
健康麻雀を楽しみたいみなさんのためなら何でもおまかせ!
「おまかせと言ってもあんた誰?」と思っているかもしれませんね!
ちゃんと信頼できる人なんだということを猛アピールさせて下さい。
・千葉県柏市で16年間健康麻雀をしている。
・ゼロ卓から20卓へと人が集まる巨大健康麻雀スペースにした。
・1ヶ月間に11卓の健康麻雀大会を16回運営できるところは日本でココだけ。
・初心者から経験者まで毎日60名の参加者がいる!
こんな感じです!
あなたがもしリタイア後に健康麻雀を始めたいと思っているなら・・・
ぜひ相談窓口として安心してお問い合わせください!