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麻雀を何十年やっていても全く点数がわからない方がかなりいます。やはり点数がわからないと、ゲームをしていても不安なケースが出て来てしまいますね。
確かに麻雀の点数の数え方、符の数え方は難解で、正確にわかっている方はほんの一握り。わかっている方でも間違って覚えていたりするケースがかなり多いのが現実です。
ちまたの麻雀入門書には、点数計算の仕方が書いてありますがそれはあくまでも基本的なものが書いてあるだけなのです。
10数年前に、どうして私は点数を即答できるのか?頭の中の仕組みはどうなっているのかを書き出しまとめました。点数を出すプロセスが省略され、無駄を省き早く答えを出せるように考えていたのです。
今回私が紹介する、「点数鉄則マニュアル」を実践すれば、必ず最短で点数を導くことができます。健康麻雀教室でも実践済で、私の地域ではそのコピーがかなり出回っているほどです。
麻雀の点数を覚えると、周りからの信頼度が高まり、ちょっとした麻雀先生になれるはずです。それでは解説していきます。
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1.点数の数え方・符の数え方の前に
1-1.点数鉄則は必ず繰り返し練習する
麻雀初心者講座のvol.8で、点数を覚えるのはまだ早いのでは?と思うかもしれませんが、早い段階で仕組みだけを覚えて、繰り返し考えることで早く身に付いていくのです。
私がこれから点数を導く方法を書きますが、それであなたはその仕組みをだいたい理解できるはずです。しかし実際には点数は数秒で答えられるようにならなければいけません。
これには練習が必要です。他人が上がった時ではどんな形で上がったのかを見る必要があるからです。
せっかく仕組みだけがわかっても訓練しなければ何にもなりません。考えるのが面倒で、結局他人任せにしていたのでは、覚えることはできません。
必ず毎回、この上がりは何点かを考えなければいけません。そのために毎回時間を割くわけにはいきませんから、次の局に移りながら、「さっきの手はどうして3900点だったのかな?」というふうに考えることが重要です。
そうして繰り返すうちに必ず早く点数が言えるようになっていきます。一度身に付けば忘れることはありませんからがんばって下さい。
1-2.役と符の関係とは
点数は「役と符」により答えを出します。「符」というものが出てきます。この符ってなんだろうというのが最初の疑問になります。
麻雀の点数は役が多いほど倍々に高くなっていくのは知っていますね。どんどん点数が上がるイメージです。
1000→2000→3900 という感じです。
では符が多いとどうなるのでしょうか?少しずつ高くなるのが符です。
1000→1300→1600 という感じです。数百点ですね!
例えば子がという1役で上がった場合に、その手の構成を見ます。「符が何点あるか?」です。1役なので点数は高くはありませんが、符がたくさんあれば点数が数百点だけ高くなります。これが「符」です。
子の上がりの1役なので1000点だと思うかもしれませんが、手の中の符の大きさにより1300になったり、1600になったりします。
1-3.どういうものに符が何点あるか?
符はシュンツにはつかず、コウツ、カンツに対して付きます。以下の符の点数を覚えて下さい。すべて32から半分ずつの数字になっています。一番高いのが1,9の数牌と字牌のアンカンで32点です。そこから半分ずつになりますから。イメージで覚えましょう。
- 待ちに関する符→カンチャン待ち、ペンチャン待ち、タンキ待ちには2点
- ツモに関する符→ピンフ以外の場合ツモれば2点
- 雀頭が役牌→2点
少し例を上げて説明します。いずれも手牌の中の点数を考えて下さい。
符はどういう場合に発生するかわかりましたか?符は上記以外にはいっさい付きませんから、表の点数と1,2,3の場合の2点を忘れずに付けて下さい。
もうひとつ例を上げます。以下の場合は役牌のタンキ待ちをツモ上がりとロン上がりしたケースです。役牌のタンキ待ちは出て4点、ツモって6点と覚えましょう。
1-4.それまでの数え方をすべて忘れて下さい
あなたがこれまで知っていた数え方はすべて白紙にして下さい。バンバンや切り上げの考え方もすべて無くして下さい。そして以下に書いてあることをそのまま覚えて下さい。
書いてある表現も重要です。「10を超えればとは」10は入りません。「10以内とは」10は入ります。等々、忠実に覚えて下さい。
それではいよいよ点数鉄則の本題に入ります。
2.私の点数鉄則~点数の数え方はコレ
すべての上がりは①から⑥のパターンのどれかになります。見ていただくとわかると思いますが、ピンフ役で上がったのかどうか?ツモ上がりか?ロン上がりか?鳴いているかどうか?で分かれていると思います。
①ピンフツモの場合は20で考えよ
②ピンフロンの場合は30で考えよ
③ピンフ以外でロンの場合40から考えよ
手牌の中の符が10以内であればそのまま40で、10を超えれば50で、20を超えれば60で考える。
つまり24符なら、40+20で60符、38符なら40+30で70符になる
④ピンフ以外でツモの場合は30から考えよ
⑤鳴いている場合は30から考えよ
④、⑤についても③と同様に考え
手牌の中の符が10以内であればそのまま30で、10を超えれば40で、20を超えれば50で考える。
つまり24符なら、30+20で50符、38符なら30+30で60符になる
⑥チートイツは50で考えよ
チートイツのみは子で2ハン1600と考える。(表のハン数は折れた指の数)
下図の表はどこにでもある子の点数表です。
それでは①から順に説明します。上の表を見ながら考えて下さい。
2-1.ピンフのツモの場合は20で考えよ
例として下図ではタンヤオピンフツモの3ハンで上がったとします。
この場合、ピンフ役でツモ上がりした場合は20で考えます。表の20符の行を見ます。
つまり20符3ハンとなり2600点の上がりです。親は1300、子は700ずつ払います。(13/7)
支払いの場合の点数を分け方は、親が全体の半分負担、子は親の半分負担です。10の桁は切り上げて下さい。
親→2600の半分で1300
子→1300の半分で650ですが、切り上げで700になります
“20符と40符は語呂で覚えよう”
1300-2600-5200はイチサンーニンロクーゴンニと覚えよう
2-2.ピンフロンの場合は30で考えよ
それでは同じケースでロン上がりしたケースで考えます。役はタンヤオピンフの2役です。
この場合ピンフ役でロンした場合は30で考えます。今度は表の30符の行を見て下さい。
つまり30符2ハンとなり2000点の上がりです。
以上2-1.2-2で、ピンフ役で上がったケースの説明は終わりです。それぞれ20符、30符で考え、後は役のハン数で決まります。ピンフ役はよく登場しますから、繰り返し考えるようにすれば自然に覚えることができます。
“30符は語呂で覚えよう”
1000-2000-3900はセンーニセンーザンクと覚えよう
2-3.ピンフ以外でロンの場合は40から考えよ
手牌の中の符が10以内であればそのまま40で考えよ
それでは、例としてのみの1役で上がった下図を見て下さい。ピンフ役以外で上がった場合は手牌の中に必ず符がありますから、確認しましょう。この場合は8点ですね。
つまり40符1ハンとなり1300点となります。例えばチュンドラ1ならば2600点になりますね。
10を超えれば50で、20を超えれば60で考える
ここからが点数計算の難しいところです。この2-3さえ理解できれば後は同じように考えれば良いのでがんばって下さい。
それでは下図の例ではどうでしょうか?先ほどと同様に手牌の中の符を確認しましょう。今度は12点ありますから10を超えることになります。
つまり40符1ハンではなく、50符1ハンで1600点になります。役のハン数は変わらずひとつ下に下がります。この時に大事な事は、正確に足し算して12点は出しません。頭の中で「10超えてるな~」と考えておしまいです。
“50符は語呂で覚えよう”
1600-3200-6400はイチロクーザンニーロクヨンと覚えよう
もうひとつ例を上げます。今度は20を超えるケースです。手牌の中の符を確認して下さい。
つまり40符1ハンではなく、60符1ハンで2000点になります。役のハン数は変わらずふたつ下に下がります。この時も実際には24点はきちんと数字は出さないということです。
感覚的に「20は超えてるな~」で終わりです。足し算して16+8=24をやってしまうとその分時間がかかりますからそれはやりません。
2-3.のまとめ
「10を超えれば50で、20を超えれば60で考えよ」とは結局どういうことでしょうか?ピンフ以外でロンの場合は40で考えよですから、
10を超える場合は 10+40=50符ですから、40に10を足せば良いのです
20を超える場合は 20+40=60符ですから、40に20を足せば良いのです
30を超える場合は 30+40=70符ですから、40に30を足せば良いのです
では手牌の中の符が仮に62符だと何符になるでしょうか?答えは40+60=100符です。理解できましたか?
それでは丁度60符ではどうでしょうか?これは60を超えていませんから50扱いです。40+50=90符です。超えればですから、丁度の場合は注意して下さい。
2-4.ピンフ以外でツモの場合は30から考えよ
手牌の中の符が10以内であればそのまま30で、10を超えれば40で、20を超えれば50で考える。
つまり24符なら、30+20で50符、38符なら30+30で60符になる
2-3での考え方と同じですから、ここでは例と答えを示し簡単に説明します。
この場合は手牌の中の符が10を超えますから、40符で考えます。役はとメンゼンツモの2役ですから、40符2ハンとなります。親が1300点、子が700点(13/7)の支払いです。
この場合も実際の14点はきちんと計算するわけではありません。とのアンコだけですでに10を超えるわけですし、20は超えないのがわかりますから細かい計算はしません。
2-5.鳴いている場合は30から考えよ
同様に考えます。
手牌の中の符が10以内であればそのまま30で、10を超えれば40で、20を超えれば50で考える。
つまり24符なら、30+20で50符、38符なら30+30で60符になる。
よくあるトイトイ役で説明します。役は、トイトイ(2ハン)で合計3ハンです。あとは符が何符あるかです。
この場合は丁度10点なので、そのまま30符3ハンで3900点になります。注意する点は、ロン上がりしたは、ミンコ扱いで2点になることです。
それでは次の例ではどうでしょうか?今度はでロン上がりしました。
はロン上がりですとやはりミンコ扱いで4点になり、合計で10を超えましたから40符3ハンで5200点になります。
とはともに4点、とは足して4点です。この時2+2+4+4=?ではなく「頭の中で4.4.4」と数えましょう。なるべく足し算をするというよりは感覚的なイメージで判断しましょう。
2-6.チートイツは50で考えよ
チートイツのみは子で2ハン1600と考える。(表のハン数は折れた指の数)
チートイツの場合は特殊な数え方をしますから。上図の表の通りに覚えて下さい。子の場合で少し例を上げておきます。
- リーチチートイの3ハンで上がれば3200点
- チートイドラドラの4ハンで上がれば6400点
- リーヅモチートイドラドラの6ハンで上がれば12000点
3.親の点数の出し方
まずは子の点数を語呂で覚えて、親は子の1.5倍して覚えよう。
例えば、
子で1300点の場合は、1.5倍すると、親で1950点ですが切り上げで2000点
子で5200点の場合は、1.5倍すると、親で7800点ですが、麻雀には7800点はないので7700点
表を見てもわかるように、きっちり1.5倍になっているところもあれば、そうでないところもあります。これは麻雀をやりながら感覚的に覚えて欲しいと思います。
4.知ってるとさらにすごい点数の数え方
4-1.点数は手牌の並び方次第で高く考えられる
よくあるカンチャンのケース
下図の上がりはツモ上がりで、とメンゼンツモの2ハンです。「ピンフ以外のツモの場合は30から考えよ」になり、手牌の符がちょうど10ですから、30符2ハンで2000点の上がりになります。
次の下図ではツモ上がりで、同じとメンゼンツモの2ハンです。「ピンフ以外のツモの場合は30から考えよ」になり、今度は手牌の符が12ですから、40符2ハンで2600点の上がりになります。点数が違うのはなぜでしょうか?
ツモ上がりの場合に限り、下図のマンズの5枚は のように考えて下さい。本来はの両面待ちですが、並び変えることによってカンチャン待ちと考えることができます。そうするとカンチャン待ちの2点が追加され、下図の例にあるように符の合計が10を超え12になります。
このように牌の並びを少し変えることで点数が高くなる場合はそのように考えても良いのです。
この場合のパターンは決まっています。下図のような2パターンです。覚えておくと良いです。
よくあるペンチャンのケース
下図の上がりもカンチャンのケース同様に考えます。下図はかで上がりに成ります。
に分けて考えて、でツモ上がりした場合に限りペンチャン待ちと考えることが出来ます。すると手牌の符の合計が10を超えますから、30符ではなく40符になり、点数が高くなります。
よくある両面をタンキ待ちに考えるケース
下図のケースはと待ちの両面待ちですが、をツモり上がった場合のみタンキ待ちのツモ上がりと考えると、そこに4点付けることができ、手牌の符が12点になります。こういったケースでも点数が高くなるように考えても良いのです。
4-2.70符を覚えよう
符が多いケースで70符まではよくあります。でもここまで知っているかたはごく少数ですからぜひ覚えて下さい。
例を上げて説明します。下図は子のケースでかでロン上がりしました。よくあるケースですね。この場合は「ピンフ以外のロンの場合は40から考えよ」です。手牌に関する符は30以上ありますから、40+30=70符になります。70符1ハンで2300点になります。
30符以上と書きましたが、32から40までは30扱いなので、詳しく何符あるかまで考えなくて良いのです。その方が答えが早く出せます。
“70符は語呂で覚えよう”
- 子で2300-4500はニイサンーヨンゴーと覚える
- 親で3400-6800はザンヨンーロクパーと覚える
4-3.早く答えるには足し算するな!
下図2-4の例で解説します。このケースでは「ピンフ以外のツモの場合は30から考えよ」となります。正確には符の合計は14点になりますが、点数を早く出すためにはきっちり足し算していてはいけません。
頭の中で符の多いものから考えます。とのアンコだけで10点超えは明白です。とても20点は超えません。だから30+10=40符と考えれば良いのです。10点を超えるか?というイメージだけで十分なのです。訓練することで慣れてきて段々早くなるはずです。
点数は18-20-22と微妙なラインにいる時だけ、きちんと計算すれば良いのです。
5.まとめ
今回は麻雀を難しくさせている点数に関して説明しました。入門書に出ている、基礎的なことも大事ですが、私は実際にはかなりまとめて点数を導いています。そうしなければ早く計算ができないためです。
点数を早く導く仕組みを理解できれば、あとは練習だけです。練習すればするほど早くなりますから、必ず上がったら点数を自分で考えるようにして下さい。
点数がわかるようになると一目置かれる存在になるはずです。そして自分でも自信を持って麻雀ができるようになります。ぜひみなさんもこの覚え方をマスターして下さい。それではまとめます。
点数鉄則
すべての上がりは①から⑥のどれかになる
①ピンフツモの場合は20で考えよ
②ピンフロンの場合は30で考えよ
③ピンフ以外でロンの場合40から考えよ
手牌の中の符が10以内であればそのまま40で、10を超えれば50で、20を超えれば60で考える。
つまり24符なら、40+20で60符、38符なら40+30で70符になる
④ピンフ以外でツモの場合は30から考えよ
⑤鳴いている場合は30から考えよ
④、⑤についても③と同様に考え
手牌の中の符が10以内であればそのまま30で、10を超えれば40で、20を超えれば50で考える。
つまり24符なら、30+20で50符、38符なら30+30で60符になる
⑥チートイツは50で考えよ
チートイツのみは子で2ハン1600と考える。(表のハン数は折れた指の数)
手牌の中の符が10超えか?20超えか?30超えか?の判断で答えを出すと早いです。そして符の合計が20,30の微妙な場合のみきっちり計算しましょう。
私は
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