麻雀で役がないときの対処について解説します。
麻雀で上がるためには最低一つは役が必要です。それは自然とできる時もあれば、どうしてもできないときもあります。
そんな役なしのときはどうすればいいのか?それを知れば役がなくても慌てることはありません。役が出来そうにない時の対処法を知りましょう。
1.麻雀で役がない時は?
麻雀の上がりには決まった形があります。それは※チートイツを除けば、4面子1雀頭という形です。
3牌のセット(メンツ)が4個、それに2牌のペア(雀頭)がそろえば上がる条件が整います。
ただ、形だけでは上がれません。最低ひとつの役が必要です。麻雀の役は数多くありますが、どの役も作れない場合があります。
1-1.役がない時はどうする?
役がないときというのは「鳴いている時」に注意が必要です。
なぜならメンゼン(鳴いていない場合)では「※リーチ」か「ツモ」ができるからです。鳴いてしまえばこの2つの役は出来なくなります。鳴いてできそうな役がないならメンゼンで手を進めましょう。
1-2.鳴いてしまって役がない時はどうする?
もし万が一鳴いてしまって、それで役が作れそうにないときはどうすればいいのでしょうか?
真っ先に考えられるのは残念ですが「オリ」です。
役がなければ上がれませんから、無駄な勝負には出ないほうが得策です。誰かがリーチをかけたり、テンパイ(あと1牌で上がれる状況)のようなら、自分の上がりはあきらめて守備に回りましょう。
1-3.役がなくて誰も上がれそうにない時は?
終盤で役がなく、それでいて誰も上がりれうにない雰囲気の時があります。そんなときは形式テンパイを狙うこともおすすめです。形式テンパイとは役がなくても上がりの形にもっていくことです。
役がないので上がることはできませんが、ツモが終わり流局になったらボーナスがあります。
それは「ノーテン罰符」といってテンパイまで至らない人からもらうことができるものです。ノーテン罰符の価値は、場に何人テンパイがいるのかで決定します。
一人だけテンパイだったのなら、ほかの3人から千点ずつ、合計3000点もらうことができます。2人だったら1500点ずつやり取りします。3人テンパイだったらノーテンだった1人から1000点ずつもらうことができます。
例)ABCDの4人でやっているとします。流局時に何人がテンパイしているかによって受け渡しが決まります。
■Aだけテンパイの場合
BCDはそれぞれ1000点ずつAに渡す
■ABがテンパイの場合
CDがABにそれぞれ1500点ずつ渡す
■ABCがテンパイの場合
DがABCに1000点ずつ渡す
■テンパイ者なし
受け渡しなし
上記のようにテンパイしていれば1500点や3000点をゲットすることが出来ます。ノーテン罰符は1000点の役を上がるよりも高くなることがあります。かなり大きな点数になりますから出来るだけテンパイしたいものです。
ただ、くれぐれも注意したいのは、形式テンパイは終盤で誰も上がれそうにない時に狙うものです。テンパイを目指す代わりに誰かに振り込んでしまわないよう注意しましょう。
2.麻雀で役がない状況にならないために
メンゼンでいけば役がない状況にはなりません。上がりの形になれば「リーチ」や「ツモ」で上がることができるからです。ただ、デメリットもあります。
メンゼンは鳴きをしてくる人に対してスピードで劣ります。「ポン」や「チー」をして、欲しい牌を集めることは、上がりへ進むスピードがツモだけに比べてとても早くなります。
つまり役があって、鳴ける状況の時はとても有利なものです。そんな鳴ける役について少し紹介します。
2-1.ルールによってできないこともある「食いタン」
タンヤオはとても作りやすい役です。チュンチャン牌(2から8の牌)だけをつかって上がりの形を作るだけですので、ヤオチュウ牌(1,9と字牌)を捨てていけば自然とタンヤオが完成します。
ポンやチーをしてタンヤオを作ることを「食いタン」といいます。鳴くことを「食う」ともいいますので、くったタンヤオ、略して「食いタン」です。
ただでさえ作りやすいタンヤオを鳴いて作ることは、少しズルいぐらいに早いです。なのでルールによっては食いタンを禁止していることもあります。
喰いタンのアリナシによって、作戦は大きく変わってきますので注意しましょう。
■喰いタンについてもっと詳しくは
2-2.上がりの特急券!「役牌」
役牌は最も上がりやすい役です。役牌が2牌手の内にあるのなら、役に困ることはありません。
ただ、例外があります。それは別の人も同じ役牌を2牌持っている状況です。その時はいつまでたっても役牌を鳴くことができません。この状況を「もちもち(持ち持ち)」といいます。
もし、終盤まで役牌がでないのなら、その役牌は「もちもち」である可能性が高いです。別の役ができないか考えてみましょう。
2-3.その他の役
鳴くことができる役はほかにもたくさんあります。「三色」や「一気通貫」などは役がないときに重宝する役です。ひとつずつ説明するのはここでは避けますが、覚えていればきっと使える武器になるでしょう。
■役に関してもっと詳しくは
健康麻雀公式ブログの役一覧!初心者に優しい解説付vol.13
3.後付けと片上がりについて
ここで少しルールについて補足させていただきます。すこし複雑で、今ではあまり一般的でないルールなので「こんなこともあるのか」ぐらいに読んでいただけたらと思います。
麻雀のルールで「ありあり」や「なしなし」というものがあります。ありありは「喰いタンあり、後付けあり」のことです。なしなしは「喰いタンなし、後付けなし」という意味です。
■ありありについてもっと詳しくは
麻雀の公式ルールでは「ありあり」が基本!それって何がありなの?
喰いタンは上記で説明したとおりです。ここでは後付けという言葉について説明します。
3-1.後付けとは
後付けとは役を後に付けることを言います。例えば役牌を2牌もっていて、先にほかの面子を鳴いて後から役牌を鳴くことが後付けです。
後付けなしのルールもありますが、最近の麻雀のルールではこの後付けありのルールが一般的です。
■後付けについてもっと詳しくは
現代麻雀は「後付け」ルールが主流!(完全先付けルールが懐かしい)
そして、この後付けに関連して「片上がり」というのを禁止することもありますので、確認しておいてください。
3-2.片上がりとは
先ほどの「喰いタン」に深く関係するルールです。例えば喰いタンで23を待っていて、14が来れば上がれるテンパイになったとします。このとき1が来ても上がれません、タンヤオにならないからです
この状況を「片上がり」といいます。
後付けも片上がりも「ありあり」なら認められているので問題ありません。しかし、1が出た同じ順で4が出ても上がれません(同巡内フリテンのため)。そもそも、この片上がりの形では上がれないルールもあります。
一緒に麻雀をするのが初めての相手がいる場合など、なんとなく確認したほうがトラブルを防げるので覚えておくと便利です。
4.よくある間違い
上がりの形ばかり意識すると、つい役のことが抜けてしまうことがあります。「ロン」や「ツモ」を宣言して牌を倒した後、「役は?」とほかの人から聞かれて、やっと役がないことに気づくことがあります。
そんな時は罰金を払わなければいけませんから注意しましょう。常に役があるか確認する癖をつけなくてはいけませんね。
5.まとめ
役がない状況と、その対策について説明しました。麻雀では役を作ることが重要ですので、つねに役があるか確認しなくてはいけません。
もし、なにも役がない場合はその局の上がりはあきらめましょう。役はできるときには自然とできるものです。いつも勝負ばかりするよりは、たまには傍観者になることも大切です。
私は
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