麻雀の頭(アタマ)について解説します。麻雀で上がるには頭(正式には雀頭)が必要です。
それはものすごく簡単にいうと、同じ牌が2牌あればそれが頭です。
たったそれだけのことですが、麻雀の上がりの形を作るときに、この頭が邪魔をすることがあります。
麻雀の頭の作り方を覚えましょう。頭をうまく作ることができるようになれば、よりスムーズに上がりの形を作ることができます。
1.麻雀の上がりの基本形
麻雀には上がるための基本形があります。それは頭が1つと、3牌のセットが4個というものです。この3牌セットを面子(メンツ)といい、のような※順子(シュンツ)や、のような※刻子(コウツ)も面子に含まれます。この頭×1、面子×4が麻雀の上がりの基本形になります。
下図ではメンツは
の4つ
頭は
です
1-1.上がりの基本形の例外は2つあります
この形には例外があります。もっともよく出てくるのが※七対子(チートイツ)というものです。※対子(トイツ)というのは同種の2牌を持つことで、頭と同じ意味です。七対子はその名の通り、対子が7個ある形です。半荘に1回は現れる役ですので、覚えておきましょう。
下図はチートイツでテンパイしている形です。で上がりになります。7つ目のトイツですね。
もう一つは※国士無双という役です。麻雀のヤオチュウ牌を13牌すべて集めて、そのうちの1牌を対子にする形です。国士無双は役満という最も価値の高い役で、めったに出ることはありません。
下図は国士無双のテンパイです。で上がりとなります。
重要なのは頭1個と面子4個の基本形です。それには、わずかに例外があるということだけ覚えておいてください。たいていの場合は頭1個と面子4個の基本形をめざします。
2.難しい問題?「頭(雀頭)をいつ作るのか」
「今でしょ」ではありません。麻雀はツモをしたり鳴いたりしながら完成形に向かっていくゲームです。その完成形を頭の中で描きながら「ここが上手くつながったらいいな」とか「ここを面子にするのはむずかしいかな?」などを考えます。その予想はうまくいくときもあれば、まったくうまくいかないこともあります。
2-1.柔軟な思考で頭を決めない
ゲームが進むと、対子、つまり頭はすぐにできます。それは「できてしまう」といったほうが正しいかもしれません。面子にしようと思ったところに同種の牌が来て頭になったり、頭にしようと思ったところが面子になったりします。
つまりツモによって、手牌の姿は予想を超えた変化をします。なので序盤は頭がどれかと決めつけてはいけません。柔軟な思考ができなくなり、ツモの伸びを殺すことがあるからです。
2-2.頭が出来ない時!単騎待ちになるのは避けたい
では最後まで頭は決めないほうがいいのか?となりますが、そうでもありません。「いつか対子ができるはず」と考えていたら、面子が4セット先にできてしまうことがあります。
面子が4セットできてしまえば、あとは頭を作るだけです。このときどれか適当な牌だけを残してテンパイ(あと1牌で上がれる状態)にすることがあります。これを「単騎(タンキ)待ち」といって、上がれる可能性が低く良い待ちではありません。
下図は4つのメンツが完成していて、頭の無いテンパイです。で上がりの状態です。出来ればこのようなテンパイではなく2つ以上の待ちとなるテンパイにしておきたいものです。
2-3.平和と頭
そして麻雀で最も基本的な役「※平和(ピンフ)」は、頭が確定していないとできません。平和はとてもよく登場する役なので、作るときには早めに頭を確定しておく必要があります。
下図はピンフのテンパイです。かで上がりとなります。頭はですね。
では、いつ、どのように頭を作っていけばいいのでしょうか。それは多くのパターンがありますので、一気に覚えようとせずに参考としてみてください。
3.頭(雀頭)を作ったほうが良い状況について
頭を作るべき状況というのがあるので、ひとつずつ説明していきます。
3-1.あと少しでテンパイのとき
テンパイが近ければ、頭を準備しましょう。面子が先にできてしまうと、先ほどの単騎待ちになってしまったり、平和が付かなかったりします。
3-2.ドラが対子で頭にする
ドラは持っているだけで価値が上がるものです。上がるときにドラをいくつ持っているかで、貰える点棒が跳ね上がることがあります。あればあるほどうれしいので、もしドラが対子になっていたら、それを頭としましょう。
3-3.安全牌として頭にする
配牌が悪かったり、いまは攻め時でないと感じた時は守備的な麻雀を心がけます。例えば場(牌を捨てている所)に1牌でている字牌などを対子として持つことがあります。そうしておけば誰かが※リーチをかけても、その字牌を捨てることで振り込む確率を減らすことができます。
それからツモの調子が良くなって運よくテンパイになりそうなら、そのまま対子を頭としてつかうことができます。
4.頭(雀頭)に関してよくある間違いをチェックしよう
頭を考えた時の間違いとしてあるのは、数牌が多数絡んだ時です。例えばという形でテンパイになったとしましょう。
このとき頭はどれでしょうか?とに分ければ、頭はです。ですがとに分けると、頭はの単騎待ちになります。つまり待ちはととの3牌です。
このような例は麻雀において頻繁に現れます。ほかにも頭がない状態でが残ってしまうことがあります。このときとがあるという考え方と、とがあるという考え方ができます。つまりはとの単騎待ちが2つある状態です。(※ノベタンといいます)
下図はノベタンの形のテンパイです。かで上がりとなります。
そして最後にちょっと複雑な待ちを例示しておきます。必ず覚える必要はありませんが「こんなこともあるのか!」と感じていただければと思います。
頭がない状態で、の待ちになりました。とを分けて考えるととのノベタンです。と考えてを頭と考えれば面子をつくるにはか、つまりの待ちになります。つまりこの形ではの合計5牌で上がることができます。
例としては下図のようなテンパイです。
このように同種の数牌が増えれば増えるほど、頭がどれになるかというのはわかりにくくなります。熟練者でも長考することがあるので、落ち着いて考えましょう。
麻雀の手配の形で、頭が確定していない場合に複雑な待ちになるので注意して下さい。これも経験していくうちに慣れていきますから大丈夫です。
5.まとめ
頭は突然できたり、最後までできなかったりします。深く考えても予想外の牌が頭になったりしますので
「これは頭にする!」と決めつけないようにしましょう。
また、同種の数牌が絡んだ時も、どれが頭かわからなくなります。リラックスして、上がりの基本形を思い出してください。そして頭になる牌をひとつひとつ想定するとわかりやすいです。
どれが頭になるか?ということを考えているときは、脳が活性化していますので、その対局が終わった時には心地よい疲労感があるはずです。麻雀がぼけ防止になるという人もいますが、このときはそのことを体感しているでしょう。
私は
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