九種九牌とは?
親は配牌時、子は第一ツモ時にヤオチュウ牌が9種類ある状態のこと。その場合に流局させることができるルールで、広く採用されているがローカルルール。
麻雀の配牌時に、一九字牌が多く、ひどい配牌にガッカリしてしまうことがあるかもしれませんが、そのような時はヤオチュウ牌の数を数えてみるべきです。
ヤオチュウ牌が、9種類以上あれば、流局にして配牌からやり直すことができる九種九牌というルールがあります。
ヤオチュウ牌ばかりの手牌を知らずに進めてはいませんか?!上がれそうにもない九種九牌の手牌は、実は流すことが出来るのです。
麻雀の九種九牌のルールを知ることで、次にとんでもなく良い手牌ができるかもしれませんよね。他に途中流局となるルールもいくつか掲載いたしました。最後まで読んで頂ければ、必ずあなたの麻雀に役立つ知識になると思います。
1.麻雀の九種九牌(キュウシュキュウハイ)とは?
九種九牌という文字だけだと理解しにくい部分もありますが、正式名称は、「九種ヤオチュウ牌倒牌(キュウシュ ヤオチュウハイ トウハイ)」と言います。
簡単に言えば、「9種類以上のヤオチュウ牌があるから、公開して流局できます」という意味になります。
九種九牌は、親の場合は、配牌時で子の場合は、第一ツモ後に「一九字牌が9種類以上」ある場合に限り、流局を宣言する事ができます。
■ヤオチュウ牌 一覧
13種類あるうちの9種類なので、意外にありそうですが、なかなか出る事はないですし、流局をしない人もいます。
図A)九種九牌の成立状態
図B)九種九牌が成立しない場合
上の図Aは、ヤオチュウ牌が9種類ありますから、九種九牌が成立していますので、流局にすることもできます。
図Bは、ヤオチュウ牌が、なので、9牌ありますが、8種類になっていますので、九種九牌は成立しません。
2.麻雀の九種九牌は流局するべき?親の連荘は?
九種九牌の時に最も悩むのは、流局と続行の判断になるといえます。
流局をすれば、当然配牌からやり直しになりますので、再スタートとなりますが、対局を続行すれば、「※国士無双(コクシムソウ)」という役満を狙う事ができます。
国士無双の聴牌図
A)
待ち牌 国士十三面待ち
B)
待ち牌 中
Aの形は滅多にないといえますが、Bのような※単騎待ちになるケースは多くはありませんが、役満の中では、比較的見られる状態です。
実際に流局にするか、続行するかは、その時の状況次第だと考えられますが、自分が親の状態であれば、できるだけ早く上がりたいですから、流局も一案です。
自分が子で、かなりの点差で負けているのであれば、迷わず役満狙いの続行を選ぶのが一般的な考え方だといえます。
ちなみに、比較的狙いやすい役満は、「大三元」「国士無双」「※四暗刻」だと言われています。
「また九種九牌をひとりのプレイヤーが行った時の親の連荘はどうなるのでしょうか?」
親の九種九牌、子の九種九牌いずれの場合にも、親の連荘はその場の決めになります。そもそも九種九牌がローカルルールなために様々なケースがあるのです。
3.麻雀の対局途中で流局になるルール
九種九牌の他にも途中で流局になるルールがいくつか存在していますが、実際の対局では、あまり見かけません。
対局数が多くなってくると稀に見る事のあるルールなので、知識という意味でも覚えておくと良いといえます。
3-1.九種九牌(キュウシュキュウハイ)
今回紹介している九種九牌は、親の配牌時か、子の第一ツモ時に、ヤオチュウ牌が、9種類以上ある場合に流局を宣言する事が可能なルールです。
その時の状況に応じて、流局をせずに対局を続行して、国士無双(コクシムソウ)を狙う事も可能になっています。
ヤオチュウ牌とは、「一九字牌」の事で13種類のうち9種類以上が、手牌にある事が条件で、9牌以上あっても、8種類では成立しないので注意が必要です。
3-2.四風連打(スーフォンレンタ)
別名、「四風子連打」(スーフォンツリェンター)とも言われるルールで、1巡目に同じ「風牌」が4枚捨てられた時に流局になるルールです。
捨てられる風牌は、のどの牌でも同じ種類が4枚であれば、成立しますが、ルール的に面倒な事から採用していない場合も多いので、事前に確認が必要になります。
四風連打の例
東1局
東家 を打牌。
南家 ツモの後にを打牌。
西家 ツモの後にを打牌。
北家 ツモの後にを打牌。
の部分は、でも問題はありませんが、全て同じ種類である必要があります。
3-3.四開槓(スーカイカン)
通称「四槓流れ(スーカンナガレ)と言います。副露(フーロ)の中でも「槓(カン)」を4回行うと流局となるルールです。1人の人が、4回「槓」をするのは、「四槓子」を狙っている事になるので、流局にはなりません。
槓をすると「ドラ」が多くなってしまいます。2人以上で3回の槓が行なわれている状態であれば、4回目の槓をして流局にするのも作戦のひとつです。
3-4.四家立直(スーチャリーチ)
通称「四人リーチ」と言います。四家立直は、文字を見るとなんとなく意味が理解できると思いますが、4人全ての人が※リーチを宣言した状態で流局が成立するルールです。
4人目の人が立直をするかどうかが、判断のポイントになりますが、ルール自体を採用していない場合もあるので、確認が必要なルールになります。
3-5.三家和(サンチャホー)
通称「トリプルロン」と言います。三家和は、3人の人が同時に上がる、つまり1人の人が3人に放銃してしまった状態の事をいいます。
三家和は、流局にする場合もありますが、場所によっては、そのまま3人に得点を支払うルールを採用している所も少なくはありません。
3人が同時に「ロン」で上がる事を、「トリプルロン」と言い、通常でも見かける2人が同時に「ロン」で上がる場合は、「ダブルロン」「ダブロン」などと言います。
4.麻雀の九種九牌の間違いとポイント
九種九牌は、正式名称のヤオチュウ牌が抜けている事から、勘違いをして覚えてしまっている人もいるようです。
あくまでも13種類あるヤオチュウ牌が、9種類以上ある事が成立条件となっていますので、牌の数が、9枚以上ではない事を覚えておく必要があります。
また誤って数を数え間違えてしまうこともあります。その場合、罰則を払うことになりますから慎重に数える必要があります。
九種九牌を※十三不塔(シーサンプトウ)と勘違いをしている人もいるようですが、十三不塔は、ローカルルールにある役満です。
※十三不塔とは
親は配牌時、子では純粋な第一ツモ時に、頭が1組の他はすべてバラバラの孤立牌である組み合わせの役満。ローカルルール。
5.まとめ
九種九牌は、稀に見られる事はありますが、流局にする人もいますが、国士無双を狙うには絶好のチャンスともいえます。
実際に役満を上がる人は何度も上がりますが、なかなか狙ってできる役ではありませんし、国士無双を狙っている時のドキドキ感はなかなか良いものだと思います。
そのような場合の手牌は、普通に進めてもまず上がることはできません。
初心者の人にとっては、滅多にない良い経験にもなりますので、最終的に国士無双が完成しなくても、ドキドキ感を味わってみるのも悪くないのではないでしょうか?
私は
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