麻雀をやる予定日の前日はウキウキ、ワクワクしませんか?それが大会だとなおさらなのです。参加当日は優勝するつもりでみなさんお店に来るのです。
私が麻雀大会を推す理由はそこにあるのです。健康麻雀は何も賭けないのですから、それに代わるワクワク感をお店側が用意しなければならないのです。
そのひとつが麻雀大会なのです。麻雀でトップを取ることもうれしいですが、大会で優勝する事はその100倍嬉しいのです。たとえ優勝できなかったとしても決勝卓で緊張感のある勝負ができれば、大きな満足感を得ることができます。
あなたのお店での麻雀大会の人気はどうでしょうか?「参加多数でキャンセル待ちの状態でしょうか?」「もっとたくさん大会をやって欲しい!」というお客様の声は聞こえてきますか?当店が現在、月に16回の大会をするようになったのは、そうしたお客様の声によるものなのです。
もしそうでないならぜひみなさんのお店でも、今回ご紹介する5大ポイントを徹底し、大会をひとつの柱として営業を行えば、それを起爆剤として必ず繁盛店にすることができます。今回は前編としてふたつご紹介していきます。
↓当店の公式サイトもご覧ください↓
はじめてのご参加の方全員に¥3000分の割引券をプレゼント!
1.麻雀大会を成功させる5大ポイント前編
健康麻雀のスローガンで「賭けない、飲まない、吸わない」がありますが、健康麻雀はお金を賭けてはいけないのです。
それまで賭け麻雀を楽しんで来た男性に健康麻雀を楽しんで頂くには、「賭ける」に代わる何かワクワクする麻雀を考えなければいけません。賭けなくても楽しい健康麻雀を知ってもらうのです。
健康麻雀と称してただ麻雀をやるだけのお店や場所もありますが、それでは人が集まる訳がありません。何かしら工夫はしていても、もっともっと面白くする必要があります。
麻雀大会はみなさんにワクワク感や、頑張ろうという気持ち、商品をもらう楽しさを感じてもらえる良い企画です。それまで会社時代から麻雀大会など参加したことが無い方がほとんどだと思います。
ぜひあなたの地域でも楽しい企画をたくさん行い、お客様が安心して集まることのできる場所を作っていって欲しいと思います。
当店では平均ですが、11,12卓の大会を毎月16回行っています。健康麻雀大会をやりましょうといっても、開催すれば自然とお客様が集まるというものではありません。そこにはよく考えた5大ポイントがあり、ポイントに沿った工夫が必要だと思っています。
それでは今回は5大ポイントから二つを順に解説していきます。
2.麻雀大会で自己顕示欲を表現する❶
自己顕示欲とは
自己顕示欲とは、自己の存在を多くの人の中でことさらにアピールしたいという欲求である。
人間の自然な欲求の一つであり、食欲、睡眠欲、性欲という3大欲求の次くらいに重要な欲求。
あくまで俗説であるが、その強さは金銭欲と同じぐらいとも言われている。
最初に自己顕示欲の解説文を引用しました。この記事を書いている私もそこまで重要な欲求だとは正直思いませんでした。
長年麻雀をやってきた方には少なからず「自分は強いという意識」はあるものです。ですからこの自己顕示欲をお店側で表現してあげることが必要です。それもみなさんにわかるようにです。
麻雀は運の要素が強く、1DAYの健康麻雀大会ならキャリアの浅い方でも良い成績を残したり、優勝することがたくさんあります。
ですから、参加されるお客様の今日の成績「今日は強かった」をお店側で参加者全員に表現してあげましょう。「今日はトップを3回取った!」「80000点も取った!」「優勝した!」「上位に入った!」等々を皆さんに分かるようにしてあげて下さい。そしてたくさん褒めてあげて下さい。
2-1.麻雀大会結果表示の仕方(すぐにできる)
麻雀大会の結果は、紙に大きく書いてお店の壁一面に張り出しましょう。当たり前のように思う方もいるかもしれませんが、大会の結果をどこにも掲示しないでパソコンの中だけで管理していたり、掲示したとしても小さ過ぎて遠くからは全く見えないものだったりはよくある事です。
私からすれば「やってないのと同じ」ぐらい残念なことに思います。
悪い成績も見せる事になりますが、そこは我慢していただきます。とにかく全員の方がなるべく3,4メートル離れていても見えるくらいの大きさに掲示することが重要です。
お店の壁に横2m-3m、縦1.6mのサイズのスペースがあれば良いです。なければ作って下さい。実際に私が10年間使っていた、大会で壁に掲示するための用紙が下図です。おひとりでA4サイズ1枚を使い、あいうえを順に壁に貼って下さい。
左上の〇は名前、右上には個人の優勝回数と準優勝回数を載せて下さい。これも自己顕示欲をお店が代わりにアピールしたものです。点数、順位はマジックで記入して下さい。これは4回戦用で、3回戦が終了したら総合順位を入れ、4回戦目はこの順番に着席し最後行います。
優勝、準優勝回数は本人の口から言えば自慢になってしまいます。お店側で表現してあげましょう。ある程度この回数を見れば、「古くから来て強い方なんだな~」と皆さんにわかるので本人にとっては嬉しいことですよね。こういったことはたくさんありますから気づいたら実行してあげて下さい。
2-2.プロジェクターで大画面表示
卓数が増え8卓以上の大会が月に数回行えるようになればプロジェクターを使用してもよいでしょう。当店は広いお店に移転後はプロジェクターを使い大会の成績を掲示するようにしました。
これは12卓で開催した大会で、左側はあいうえお順に名前を掲載し、右側は「現在の順位」として得点順に名前が並んでいます。左側に得点を入力すると、右側の順位が入れ替わる形式です。エクセルで作ることができ、瞬時に参加者を得点順に並び替えることができます。
上位にいる方、大きなトップを取った方、このように表示してあげれば誰でも嬉しいですよね!誰しも自分で「今日はすごく強い!」などと遠慮して言えないはずです。そしてあなたはなるべく結果を見てみなさんの事を褒めてあげて下さい。それもあなたの大事な仕事なのです。
麻雀店特有の不規則なライフスタイルを見直しましょう!
毎日忙しく働くあなたのパートナーとなり開業をサポート!
河原は有料コンサル事業をしています。
無料での多数質問はご遠慮ください。
↓以上ご理解の上クリックして登録↓
3.お客様同士のコミュニケーションが重要❷
3-1.大会はコミュニケーションの時間を作ることができる
もちろん4回戦でもかまいませんが、当店では11年目より健康麻雀大会は5回戦で行っています。1回戦から4回戦までは1回戦ごとに相手を代えます。最後の5回戦目は得点の多い順に着席し麻雀をします。
その場合に1回戦を何分で行うかを決めて進行させなくていけません。当然早く終わる場合や、時間内に終わらない場合があります。
当店の場合は55分で打ち切りながらやっていますが、時間より早く終わってしまう場合がよくあります。次の回に行くまでの空時間は、お客様同士のコミュニケーションの時間になりとても重要だと思っています。
1回戦55分の時間は長過ぎても空き時間がたくさん出来てしまいますし、短すぎても麻雀が途中で終わってしまうので注意が必要です。4回戦の時は65分でしたが、現在では55分に落ち着いています。
健康麻雀はリーチ麻雀とは違います。ただや麻雀をやるだけのスペースではありません。お客様が1日楽しめる場所作りをしたい訳ですから、会話は重要!お客同士をつなげることです。
当店では曜日に分けて健康麻雀と健康麻雀大会をやっています。健康麻雀大会に積極的にご参加されているお客様同士の方が圧倒的に結びつきが強いです。それは深くコミュニケーションが良く取れているからです。
もちろん人間関係は良くも悪くも働きます。しかしそれは社会に出て人と接する以上、仕方のない事です。よく人を見極め自分とぴったり合いそうな方とお友達になることができればすばらしい事だと思います。
麻雀はすごく性格が現れるゲームです。特に負けている時です。麻雀をやりながら「この方はどんな方か?」観察することも麻雀の面白さですよね。
3-2.麻雀中のコミュニケーションも重要
お店によっては、徹底したマナー重視からお客様同士の会話が少なくなってしまうケースが多くあります。確かにマナーはとても重要ですが、麻雀特有の楽しい会話を制限されてしまう場合があります。
お客様のほとんどはこれまで仲間と楽しく麻雀をやってきただけで麻雀のプロではなく、プロを目指しているわけでもありません。まして若くもなく、器用に対応することもできません。発言して良い言葉とそうでない言葉の区別もつきません。ですからマナーを厳しくすると自然と会話が減ってしまいます。
長年やってきた麻雀での楽しい会話や冗談を制限されたら楽しいでしょうか?
もちろんマナーでいけないことは注意もします。一番重要なのは、「自分に厳しく人にやさしく」です。これを最優先に置くことで、比較的に会話等は自由にすることで楽しい雰囲気が生まれ人とのつながりが出来ていくと思います。
賛否両論ありますが、私のやり方はそうだということです。もちろん当店の麻雀の雰囲気に合わない方は長くは来ませんし、それで良いと思っています。
多くの方に支持されるお店作りとは?
自分が一番やりたい麻雀のお店にしていくことが大事です。あとはお客様にどれだけ受け入れていただけるかです。もしあなたのお店の集客がうまく出来ていないのなら、それはあなたの麻雀が多くの方に支持されていないと思って良いです。
一般的にはマナーは大事であると言われていますね。それはもちろんそうだと思います。しかしそのことにあまりとらわれ過ぎてもいけないと思います。
出来るだけたくさんの方に支持されるように、お客様にとって良いことをたくさん考えて実践しましょう。「麻雀はこうであるべき!」に固執することなく、オリジナリティ溢れるアイデアで未知の麻雀の世界を作るのです。
もちろん私も、「まだまだこれではダメだ!、もっと楽しく、おもしろく!」を常に考えているのです。実はその考えている姿勢も、お客様に支持されているのです。お客様にはちゃんと伝わるのです。
マナーを徹底しているお店のダメな例
お客Aは普通にマナーの良いお客です
ピンズを8,9,と捨てた後にピンズ7でリーチをかけました
すると「上がってたよ」と小さくつぶやきました。ピンズ7,8,9を失敗しなければ上がってたという意味です。
すかさずお客Bは優しく
「その発言は、あなたの手牌が七対子でない事がわかるからだめです」と注意しました。
麻雀のマナーに自分の手牌を口に出さないというのがあり、これに違反しているということです。確かにそうだと思ったお客Aはそれから発言には気を付けることにしたそうである。
お客Bは優しく注意しており、お店のルールに従っており何も問題はありません。
このやり取りは他のふたりも見ていてお客Aと同じように理解し、それから自分でも注意するようにするかもしれません。
マナーに厳しいお店では、それまで普通だと思っていた会話もダメなケースがあるという事です。そして次第に参加者は発言を自粛するようになっていくのです。
お客は、相手の話を素直に受け止めたAさんばかりではありません。もし健康麻雀でこのような事になってしまったら、トラブルの原因にもなり、お客様を集めることは中々難しいかもしれません。
気が付けばマナー重視のお店と、しっかりマナーの出来ているBさんのようなお客だけが残るでしょう。そして、参加人数の少なさから面白みに欠け、やがてBさんもいなくなるのです。
しっかりマナーが出来ているBさんと書きましたが、「人には厳しく自分には甘い方」も実はたくさんいらっしゃいます。お客様はプロではありません。健康麻雀のお客様で完璧にマナーを実践できる方は、ほんの一握りの方々だけです。
その少数の方だけでは経営は成り立たないと思って良いです。勘違いしてはいけません、「マナーはどうでも良い」と言いたいのではなく、なるべく多くの方が楽しめるサロン作りが大事で、ひとつの小さなことにこだわる必要はないということです。
集客ができず、結果的にお店を閉めるようでは論外なのです。
集客大→利益大→お客様に還元、従業員に還元→みんなHAPPY
こうなるようなお店作りをしたいのです。
3-3.お客様同士の連帯感が生まれる大会を行う
大会と一口に言っても様々な大会があります。例えばペア戦はお二人の合計点で、グループ戦は4人の合計点で競います。他にもありますが、こういう大会を企画することで、お客様に連帯感が生まれ、互いにがんばろうと応援し合い、良い関係が生まれます。
たまたまペアを組んだ方と優勝すれば、また来月も一緒にやろう!という事になったりします。つまりコミュニケ―ション、つながりが出来るような企画をすることが大事だということです。誰しも心底孤独でいたいと思っている方はいません。良い方とならお友達になりたいはずです。
「Aさんが来るから私も行こう」になっていけば良いのです。お店の中では、病気の話、お嫁さんの話で愚痴になるかもしれませんが、そういうことも話せる空間作りが大事です。
お客様は麻雀ロボットではありません!お客様同士が連帯感、友好関係のもてるような場所作りを目指しましょう。
当店のお客様の声より抜粋
60代男性
退職後は、映画鑑賞、読書、土日の競馬だけではまだまだ時間をもてあましていました。健康麻雀を始めてからは共通の趣味を持つ方々と友人となり、カラオケ、飲み会、俳句と趣味の領域も広がり満足しています。これだけ多くの人たちが集まる健康麻雀は他に類を見ないと思います。これからも皆さんが楽しめることをいろいろ企画して下さい。
これは当店の健康麻雀のHPのお客様の声より引用いたしました。当店で「お客様の声のアンケート」をとった結果、こちらのお客様だけでなく、大変多くのお客様が、「いろいろな方と出会えたことに満足している」と答えています。
私が改めてアンケートを見て感じた事は、お客様は、当店の楽しい麻雀に満足しているだけではなく、良い人間関係が持てたことにも喜びを感じているということです。いかにお客様同士のつながりが重要かを再認識いたしました。下記のサイトも参考にしてみて下さい。
当店の新しいHPの「お客様の声」のURLです。只今制作中ですが、2017.6月中には完成予定です。
お客様の声|NPO法人 健康麻雀グループ
4.まとめ
麻雀大会で集客するための5大ポイントを一気にご説明すると、超大作になり長くなってしまうので前編としてふふたつ解説しました。まとめます。
お客様の自己顕示欲はお店が表現してあげよう
- おひとりにつきA4の用紙1枚を使い大会結果をわかりやすく掲示する
- 参加人数が多くなり、パソコンとプロジェクターを使うと早く結果を出すことが出来ます
お客様同士のコミュニケーションが大事
- 大会の空時間はコミュニケーションに最適である
- あまりマナーに厳しくすると会話がなくなるため、ほどほどにしよう
- お客様同士が連帯感の生まれるペア戦、グループ戦大会をしよう
今回伝えたかったのはこの二つのポイントです。難しくはありませんから、できることから即実行して下さい。あなたが企画した工夫やアイデアは必ずお客様に伝わり、共感を持ってもらえるはずです。
そして「他の店に行く理由がなくなる」ぐらいにお客様のために考え、提案していくことで圧倒的な集客を可能にできるのです。それでは次回をお楽しみに!
コメントを残す