初心者の麻雀教室で、「先生これは何を切ったら良いのですか?」という質問が飛び交います。みなさんとても難しいようです。
前々回の「麻雀牌にはランクがある!切り方の基本ステップを覚えてメキメキ上達UP⤴vol.5」では配牌から、牌を切り出す時の必要な知識、「牌のランク」について解説しました。これは孤立牌を選ぶ基準にもなり、知識として重要なことも解説しました。
配牌から数巡で孤立牌を捨てていくと、やがてメンツとメンツになる前のトイツやターツだけが残ります。この部分をいかに効率良く選んで捨てるかが難しいのです。それにはまず切り方のセオリーである基本の優先順位を知る必要があります。
今回のvol.7では、上図メンツの3段階成長の真ん中の部分、トイツとターツを選ぶ優先順位について解説したいと思います。「何を切ったら良いかわからない」場合、こういった知識があれば判断がしやすくなり、「悩まずに答えを出すことができる」ようになります。
「ちょっと待ってください!」とあまり時間をかけてしまうと、周りに迷惑がかかります。サクサク3秒以内に捨て牌することを心がけましょう!
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1.両面は重要度RANK1位で基本セオリー
孤立牌を捨てる基準で、「牌のランク」があるように、メンツになる前の状態(上図のトイツやターツ)にも優先順位があります。今回は順位の高いもの、一番大事な両面から解説していきます。
両面とは何でしょうか?前回のvol.6で解説↓↓していますから、確認して下さい。
〇△
隣り合った数字の両側〇と△の部分を待つ形を「両面(リョウメン)」と言います。この場合の〇は、△はが入ります。
それぞれ4枚ずつあり、4×2=8枚の上がり牌があります。この8枚は非常に多い数でメンツに一番成りやすい形になるのです。「両面はテンパイの基本、最も大事なもの」と覚えて下さい。
2.両間(リャンカン)はRANK2位
ひとつ置きの数字が3枚並び、の間のか、の間のを待つ状態を「両間(リャンカン)」と言います。かのどちらかが来ると1メンツ完成する形です。
それぞれ4枚ずつあり、4×2=8枚の牌があります。両面と同じ8枚ですね。この形もメンツに成りやすい形だと言えます。実践ではなるべく大事にしたり残す形となります。
しかし、Rank2になっているのはなぜでしょうか?
両面では牌を2枚使用していますが、両間では3枚使用しています。麻雀牌は13枚の牌しか持つことはできません。スペースが限られているのです。ですから同じ8枚でも両間の方が効率が悪いと言えます。
3.カンチャンはRANK3位
ひとつ置きの数字が2枚並び、その間のを待つ形で、「カンチャン」と言います。これは1種類ですから全部で4枚になり、両面に比べると半分になりましたね。当然メンツの出来やすさも半分の確率になります。
ここで大事な事は、かが来ると両面に変わるということです。
例えばが来てを捨てると、の両面になります。
またが来てを捨てるとの両面になります。
もちろん来ればの話ですが、両面に変わることでメンツの出来やすさは4枚から8枚へ倍になるのです。このことは麻雀の打ち方としても大事なことになりますから、知っておいて下さい。
それでは違うカンチャンについてお話します。
はカンチャンで、を待つ形です。同様には残り1種類4枚です。
ここで問題なのは両面への変わりやすさです。
この形ではが来てを捨てるとの両面になります。
両面に変わるためにはを引かなくてはいけないのです。最初のカンチャンではかを引くと両面に変わりましたから。よりもの方が両面に変わりやすいことになります。
つまりとの2つのカンチャンを比べた場合に、の方をより大事にした方が良いという事です。それは両面への成りやすさの違いでもあります。カンチャンにも優先順位があることになります。
両面への変わりやすさから、カンチャンの中にも優先順位がある。
4.牌ランクAのトイツはRank4位
上図のようなトイツがメンツ(コーツ)になるためには,残りはあと1種類2枚しかありません。カンチャンに比べると2枚少なくなりました。メンツの出来やすさは確率的に半分なのです。
しかし、ここで重要なのは両面への変化です。
かの2種類が来ると両面に変わりますね!コーツになるためには1種類2枚と少ないですが、両面になりシュンツへの変化が期待できる形です。
◆牌のランクも基本中の基本まだ知らない方は必ず確認して下さい!
5.牌ランクBのトイツはRank5位
同様にトイツがメンツ(コーツ)になるためには,残りはあと1種類2枚しかありません。ポイントはやはり両面への変わりやすさとなります。
この牌のランクBのトイツではが来なければ両面にはなりませんね。1種類しかありませんから、<となります。
6.ペンチャンはRank6位
端からふたつの数字が並び、この場合はを待つケース(ペンチャン)です。これは残り1種類4枚です。種類と枚数はカンチャンと同じですが、Rankが下がるのはやはり両面への成りやすさの違いになります。
このケースの場合、例えばが来るとを捨て、の形になりカンチャンになります。ここから両面に変わるためにはもう一枚が来なければいけません。ですね。
両面に変わるためには2つの牌を引かなければいけないのです。この点がRankが下がる理由です。
つまりとがあった場合に優先するのはということになります。
7.牌ランクCのトイツはRank7位
トイツですから同様にメンツ(コーツ)になるためには,残りはあと1種類2枚しかありません。
このトイツの場合の両面への変わりやすさはどうでしょうか?が来るとになりトイツ+ペンチャンの形です。が来ればの形になり、トイツ+カンチャンの形でどちらも両面への変化はかなり遠いと言えます。もう1-2枚牌を引かなければ両面にはなりませんね。
「牌のランク」が上位のトイツをより大事にしよう
8.まとめ
今回のブログでは、メンツに成る前のトイツやターツの優先順位について解説しました。基本的な知識ですから実践ではすぐに活用出来るように、身に着けておく必要があります。
基本的な知識をまずはたくさん覚えていくことがあなたの麻雀の上達につながります。麻雀は瞬間の判断で牌を選ばなければいけません。知識が常識になるぐらいにならないとダメです。
麻雀の初歩段階で強くなるためには、「正しい知識」と「とにかく実践」が一番の近道です。当ブログでまずはこの知識を手に入れて下さい。
それではまとめておきます。
両面への変化をいつも意識することが重要
メンツのターツとトイツのRank
- 両面(リョウメン)
- リャンカン
- カンチャン(両面への変わりやすさに注意)<
- 牌のランクAのトイツ(両面への変わりやすさに注意)
- 牌のランクBのトイツ(両面への変わりやすさに注意)
- ペンチャン
- 牌のランクCのトイツ
(注)カンチャンの中のランクにより「牌のランクAのトイツ」は下のような位置付けです。
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私は
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