席(場所)決めから親決めの方法とは?
麻雀の開始時には必ず座る席を決め、そして最初に親になる人を決めます。そのやり方は最近では簡単に決める方法が主流。
麻雀は、ゲーム中にも様々なルールがありますが、実際に始めるまでのルールにも色々な手順や方法があります
麻雀を始めるまでの大まかな流れと席(場所)決めや仮親の決め方について、覚えておくことも必要になります。特に初心者同士で麻雀を始める場合です。
誰かひとりでも知っていれば良いのですが、知らないとスタート時点でつまづいてしまいますね!
いつまでも人任せでは問題あり!難しくはないですからこの機会にマスターして下さい。
1.麻雀を開始時の席決めからの流れと手順
麻雀を始めるまでの流れには、いくつかの工程がありますが、今回は親決めを中心にしているので、簡単に全体の流れを説明していきます。
1-1.席決め
席決めに関しては、2.章で詳しく説明をしています。4人がそれぞれどこに座るかを決定する工程です。
席決めの方法は、一般的な方法から正式な方法まで、何通りかの方法があります。まず席が決まったとして親決めの本題から説明します。
1-2.親と子
席決めが決まれば次に親決めです。
親決めに関しては、これから詳しく説明をしていますが、基本的に麻雀は、毎局1人の親と3人の子で対局をするゲームになっています。
1-3.洗牌(シーパイ)とは?
洗牌は、みんなで牌を混ぜることですが、手動麻雀卓のみで行われる工程で、全自動麻雀卓の場合は、自動で洗牌されます。
近年では、洗牌のみを自動で行ってくれる半自動麻雀卓と呼ばれるような、麻雀卓もあります。牌山作りや配牌は自分で行う事になりますが、コスト的に全自動麻雀卓に比べると安く購入できます。
1-4.牌山(ハイヤマ)作り
麻雀の牌山を作る工程で、壁牌(ピーパイ)とも言います。
基本的に上段17枚、下段17枚を自身の牌山にすると、牌山を各自に均等な数量でつくることができます。
1-5.配牌(ハイパイ)
それぞれのプレイヤーに牌を配る工程で、親から取り始めて、親が14枚で子が13枚になります。
1-6.対局の開始
親の※打牌(ダハイ)から対局の始まり、半時計まわりに※自模(ツモ)と打牌をしながらゲームを進めていきます。
※打牌 手牌の中にある不要な牌を1枚だけ河に捨てること
※自模 牌山の中から順番に1枚牌を手配に加えること
2.親決めの前に知っておきたい席(場所)決め
本来は親決めのみを説明しても良いのですが、その前の工程にある席決めには、何種類かの方法があるので、基本的な方法を紹介しておきます。
2-1.東南西北を使った席決め
を1枚ずつ使う方法で、最も簡易的ですので、仲間で行う麻雀や家族麻雀には適している席決めになります。もっともポピュラーで簡単な通称「つかみ取り」といえばこの方法になります。
2-1-1.適当に座る
適当な席に座ることからはじまります。この時の席順は、自宅などであれば、いつも座る場所で問題はありません。
2-1-2.牌を混ぜて1枚ずつ取る
誰か適当な人が、の牌をよく混ぜて1枚ずつ牌を取りますが、牌を混ぜた人は最後に牌を取ります。
2-1-3.席を移動して仮東が決定する
を引いた方が座る場所の決め方には2つあります。ひとつは好きな場所に座る。もうひとつはあらかじめ※仮東(カリトン)の場所を決めておきそこに必ず座るというものです。
を引いた人は、仮東(カリトン)となり、上記のどちらかの方法で席に着きます。残りの人は反時計まわりに南・西・北の順番で座る事になります。
※仮東(カリトン) 親決めをする際に最初にサイコロを振る者
2-2.東南西北白を使った席決め
を使う席決めは、簡易的な決め方ですが、仮東(カリトン)の決め方が多少異なります。
2-2-1.適当に座る
まず最初は適当な場所に座ります。
2-2-2.牌を混ぜて1枚ずつ取る
の5枚を混ぜて、1枚ずつ牌をとっていきます。
牌を混ぜた人は、最後に牌を取るので、それ以外の人が順に牌を取りますが、を引いた人はもう1枚牌を取ります。
2-2-3.席を移動する
がある席が仮東の席になるので、の牌を持っている人がの席に移動をして、残りの人は反時計回りにの順番に席につきます。
2-3.正式な席の決め方
上記の2つは簡易的な席決めのやり方なので簡単に説明をしましたが、本来の正式な席決めの方法は、別のやり方があります。
正式な席決めは、とサイコロを使って場所決めを行います。の牌は奇数と偶数の牌であれば1枚ずつなんでもかまいません。
最近では全自動卓で麻雀を打つケースが増え、※不正(イカサマ)を行うことができなくなっています。そして、この席決めに関しても複雑なやり方ではなく、簡単な決め方が主流になっています。
■不正(イカサマ)に関してもっと詳しくは下記サイト
本来は説明をすべきところですが、少々複雑な事と、今回は「親決め」をきちんと理解してほしいので、省略させて頂きます。下記サイトをご覧ください。
■席決めや親決めに関してもっと詳しくは下記サイト
3.親決めの方法
いよいよ親決めの説明になりますが、あくまでも手動麻雀卓での流れになりますので、サイコロを自分で振る事になります。
サイコロの目が席順と大きな関係がありますので、簡単に説明をしてから、親の決め方を説明することにします。
3-1.サイコロの出目と席順の関係
麻雀でサイコロを使用する時は、原則的に2個のサイコロを使用しますが、出た目の合計によって該当する席順が決まるようになっています。
席決めの時点での牌を引いて席に着いた方が仮東になります。
下図では数字はサイコロの目を表し、サイコロは仮東Aさんが振ります。
東家 5.9
南家 2.6.10
西家 3.7.11
北家 4.8.12
図のように仮東であるAさんを中心に反時計まわりに2から数字が増えていくようになっていて、それぞれの呼び方は次のようになっています。語呂で覚えても良いですが、回数をこなす内に次第にわかってきます。
2 右2(ウニ)
3 対3(トイサン)
4 左4(サシ)
5 自5(ジゴ)
6 右6(ウロク)
7 対7(トイシチ)
8 左8(サハ)
9 自9(ジク)
10 右10(ウジュウ)
11 対11(トイジュウイチ)
12 左12(ヒダリジュウニ)
サイコロの出目の呼び方は、人によっても異なりますが、対応をする席は同じになります。
3-2.親の決め方(1度振り)
席が決まっている所から親決めまでの流れを追いながら説明したいと思います。これから説明するのは現在の主流の「一度振り」での決め方です。
A・B・C・Dの4人のプレイヤーで麻雀を行ないますが、仮東はAで、南家の場所にはBが座り、順にC・Dと座っています。
東家(仮東)A
南家 B
西家 C
北家 D
最初に仮東である、Aさんがサイコロを振り、出た目に該当する席に座っている人が親と呼ばれる立場になります。
Aが振ったサイコロの目が、8だった場合は、「左8」になるので、Aから向かって左側の「D」が親になります。
麻雀の親を決める流れは、基本的な部分を把握してしまえば、さほど難しいものではないので、全体の流れを理解しておきましょう。
以上は「1度振り」での親決めの方法です。続けてもう一回サイコロを振って親を決める「2度振り」による方法もあります。
4.親決めの間違いとポイント
席順を決める時にを引いた方が最初の親にわけではないので、注意をしなくてはいけません。この方はあくまでも仮東です。
サイコロと席順の関係は、配牌時にも活用しますし、麻雀にとって避けられない事になりますので、是非覚えて欲しいと思います。
5.まとめ
近年になって麻雀をやる様になった人の中には、ゲームやネット環境で麻雀を覚えている人も多く、様々な麻雀のルールを知らない事もあります。
特に得点計算と対局が始めるまでの流れに関しては、意識をしていなくても、自動で行われる事が殆どなので、覚えていないのは無理もありません。
手動麻雀卓で行う場合は、親の決め方はもちろんですが、他の流れも全てサイコロや牌を利用して決める事になります。
席決めや親決めのやり方を知らないと、ゲームを始めることはできません。誰か知っていれば大丈夫という考え方では困りますね。ルールを覚えることで、「○○さんがいれば大丈夫」と思ってもらえるような存在になりたいものです。
こんばんは♪まぁー○○君とでもよんで頂ければと思いますのでね♪とある施設で自動雀卓機にて!リハビリ麻雀をしております。ですが、なにぶんつむのは機械任せで回る向きが毎回・・・と言うわけなのでしてただたんにまぁー昔で言うなれば私の親が大広間にて[近所麻雀]でそのお子さん達が[ドンじゃら]と言うわけです。その当時のルールすら、覚えておりません。なのでどちらまわり?でその後は?確か反時計まわり?でしたよね?