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十三不塔(シーサンプーター)について解説!その由来と語源は?

十三不塔(シーサンプーター)とは?
ローカル役のひとつで、かつては人気も現在では幻となった役満

公式の麻雀役はいくつあるかご存知でしょうか?麻雀には、公式役とローカル役の2通りの役があります。

現在、公式役は37あります。一方のローカル役は実際にはいくつあるのかはわからない状態とも言われています。

今回は数あるローカル役の中でも特徴的な十三不塔に注目をしています。私も麻雀を覚え、仲間内で麻雀をしていた頃はこの役を当然のように採用していました。

今ではほとんど見ることはなくなりました。昔と比べ、今では麻雀教室、ネット麻雀が多数あります。その中で一般的なルールが採用され、「何がローカルルールなのか?正式なのか?」が徐々に広まってきています

昔よく流行っていた十三不塔について解説しました。この記事を読む事で、興味深い十三不塔、国士無双の歴史や麻雀の知識が更に向上し面白いと思いますよ。

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1.十三不塔(シーサンプーター)の基本

十三不塔は、シーサンフトウとも呼ばれているローカル役のひとつです。昔は、日本の麻雀でも役満役として多く採用されていました。

現在は、あまり多くの場所で採用されなくなった十三不塔。謎の多い十三不塔とは、いったいどのような役なのかを説明していきます。

1-1.十三不塔とは?

十三不塔の成立条件は、親と子によって少々異なります。親は配牌時、子は第一ツモの時に役が確定することがあります。

親は、配牌時に※面子はもちろん、※塔子もない状態です。唯一、雀頭になる※対子がある事が成立の条件になります。

面子(メンツ) 順子や刻子または、槓子のこと。役の基本は、1雀頭4面子。
塔子(ターツ) 後1枚あれば順子になる形。両面・辺張・嵌張の3種類ある。
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対子(トイツ) 対になる牌が2枚ある状態。同じ牌が2枚で1組となる。
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子は、第一ツモで親の時と同じ条件がそろえば、役が成立します。但し、自分のツモの前に誰かが副露をした場合は、役は不成立となります。

十三不塔(シーサンプーター)

親の場合 
子の場合  

子の場合、上図の配牌から、純粋な第一ツモでのいずれかをツモした場合に成立します。

十三不塔は、雀頭以外は、対子も塔子もありません。従って言い方を変えると、最初のツモで面子ができる可能性はない状態になります。

1-2.十三不塔の聴牌の形と特例事項

十三不塔には聴牌の形は基本的にありません。あえて言うのであれば、子の配牌時に聴牌があるという言い方になります。

十三不塔の定義には、様々なものがあります。子の配牌時に13枚がバラバラの状態で、雀頭待ちという考え方もあったようです。

この特殊な例を認めているルールだと、十三面待ちになります。もちろん、ローカルルールなので、これを正しいという訳ではありません。

十三不塔の十三面待ち

待ち 上図の牌すべての十三面待ち

図のような状態を十三不塔として認めるルールもあります。このルールの採用時には、親は現行のルールになっていたようです。

更に子の配牌時に図のようになっていれば、役が確定するルールもあります。その時の親は、14枚が全てバラバラである事が条件となっていました。

これらは、全てローカルルールによくあるケースです。異なるルールが多いことが、使用されなくなった理由なのかもしれません。

1-3.十三不塔の注意点

十三不塔は、ローカル役です。対局前に役の採用を確認するのが理想ですが、以前ほど採用されていないのが現状のようです。

十三不塔が採用されている場合も、定義が定まっていないだけに注意が必要です。「役満」だけに場合によって、トラブルにつながる危険もあります。

配牌時に注意をすることは、うっかりミスに注意をすることです。一見、十三不塔のようでも、嵌張塔子の存在に注意をすべきです。

嵌張塔子は、のような形なので、見落としやすくなります。十三不塔だと思っても、まずは落ち着いて自分の手牌をしっかりとみましょう。

もし万が一十三不塔と勘違いして、手牌を開けてしまうとチョンボになってしまいます。役のある無しはもちろん、きちんと成立しているかを見る必要はあります。

2.十三不塔は、こんな時に狙おう!

十三不塔をねらうのは、事実上無理という話になります。※天和、※地和同様にほぼ配牌時に全てが決まるので、他の役と違いほぼ運任せです。

天和(テンホウ) 親の配牌時に上がった状態であると役満になる。
地和(チーホウ) 子が配牌でテンパイし、純粋な第一ツモによりツモ上がりすると役満になる。

子の配牌時に十三不塔聴牌になった時は、ひとつだけ気をつけることがあります。子は第一ツモの前に副露があると役が成立しません

これに関しては、※ダブルリーチ、地和も同じですから、合わせて覚えて下さい。

ダブルリーチ 親は配牌時に聴牌し、第一打目でリーチをかける役。子は純粋な第一ツモの段階で聴牌しており、純粋な第一打目でリーチをかける役。ハン数は2役。

他家の副露は仕方がありません。出来る事は自分で副露をして、チャンスをなくしてしまわないことです。

3.十三不塔の予備知識

十三不塔は役そのものよりも、由来や語源に面白みがあります。ここでは、十三不塔を更に深くまで説明していきます。

3-1.十三不塔の由来や語源

十三不塔は、見たとおり13枚ある牌に塔子がないという意味になります。意味だけで説明を終えるとすっきりとしますが、実は面倒な歴史があります。

そもそも中国麻雀には、十三不塔という役はなかったと言われています。ある役が日本に伝わる時に、間違った伝わり方をして、十三不塔ができました。

ある役とは国士無双のことです。国士無双は、かつては十三么九(シーサンヤオチュウ)とよばれ、十三面待ちのみの役でした。

中国では、この十三面待ちの十三么九の別名として、十三不塔と呼んでいました。日本に伝わった時に、十三么九と十三不塔の2つの役になったという説もあります。

3-2.十三不塔と同時に作りやすい役

十三不塔は基本的に配牌時にほぼ確定します。また、役の特徴から考えて複合役はないと考えられます。

3-3.十三不塔と国士無双(コクシムソウ)

「十三不塔」の由来でも説明しましたが、「十三不塔」と国士無双は関連役になります。国士無双は、もともと「※十三么九」と呼ばれていました。

十三么九(シーサンヤオチュー) 国士無双の本来の名称。

この「十三么九」の別名が、「十三不塔」でした。つまり、役の形は国士無双で名称が「十三么九」ということになります。

「十三么九」は、別名「十三不塔」と呼んでいただけで、日本にある「十三不塔」の役の形はなかったことになります。

つまり、日本の「十三不塔」は、後からつくられた役になります。ややこしいですが、十三不塔と国士無双の関連性は奥が深くなっています。

十三不塔と国士無双(コクシムソウ)

十三不塔 
国士無双 

一見すると全く同じです。最初の例では混乱を防ぐために違う形を掲載しましたが、十三不塔と国士無双は同じ形にすることもできる役です。

但し、十三不塔の条件は、親の配牌時か子の第一ツモと決まっています。国士無双に関しては、特に決まりはないので、違う役として扱って問題はありません

十三不塔はなくなりそうなローカル役です。国士無双は立派な役として、人気のある役になりました。

2つの役は全く異なる結果になりました。もし、日本に伝わる流れが変わっていたら、違った結果になったかもしれませんね。

3-4.十三不塔に関連する役

十三不塔と国士無双がとても関連性の高い役である事がわかりました。その他にも似たような役はありますが、採用をしているケースは少ないと思われます。

3-4-1.十三無靠(シーサンウーシー)

十三無靠は、十四不塔(シースープーター)とも呼ばれる役です。親の配牌か子の第一ツモの時に完全にバラバラになっているのが条件の役です。

十三無靠(シーサンウーシー)

十三不塔と同じく面子はありません。但し、塔子や雀頭になる対子もないので、完全に14枚がバラバラの状態が必須条件です。

十三無靠も十三不塔と同様に、役の定義が定まらなかったローカル役です。従って、徐々に使われなくなった役のひとつになっています。

3-4-2.七星無靠(チーシンウーシー)

七星無靠は、配牌時ではなく国士無双と同様に役をつくる事もできます。3種類ある数牌で、スジを構成させて、残りの7枚は字牌になります。

「七星」が字牌の部分になります。「無靠」は、「靠」は「もたれる」という意味があるので、「無靠」で隣あっていない数牌となります。

七星無靠は、聴牌の形が2通りになります。下図Aはスジ牌の複数枚になり、もうひとつは、下図Bの字牌の単騎になります。

七星無靠(チーシンウーシー)

A)待ち の変則3面待ち

B)待ち の単騎待ち

七星無靠は、採用をする時も役満か満貫かで定まっていません。実際には、定まらないことの多い役は基本的に使われなくなっていくことが多くなります。

3-4-3.全不靠(チュェンプカオ)

全不靠は、七星無靠と似ている役になります。この役では、3種類の数牌それぞれで、147・258・369のスジを作る必要があります。

また、残りの牌は字牌7種の字牌で構成させる必要があります。スジは、萬子・筒子・索子がどこの数字というのは特に決まっていません。

全不靠(チュェンプカオ)

A)
B)
C)

図のように、萬子・筒子・索子はどのスジでも問題はありません。スジ牌を全部そろえていますから、当然字牌は使用しない牌もあります。

4.十三不塔の間違いとポイント

十三不塔で最も多い間違いは、「嵌張塔子」(カンチャンターツ)になります。配牌時に十三不塔が成立していると思うとつい慌ててしまいます。

多面張の時などもそうですが、上がりだと思っても慌ててはいけません。もう一度、確認をしてから上がりを宣言するようにしましょう。

確かに麻雀の長考はあまり誉めるべき行為ではありません。初心者に関しては、頻繁の長考はいけませんが、稀であれば良いと思います。

もちろん、その時は、「少し考えさせて下さい」「すみません」。などの言葉を加えるとまわりの印象も悪くなりません

5.まとめ

十三不塔は、古くから麻雀をやっている人には比較的有名な役です。しかしながら、ルールが定まらないことが原因でほぼ幻の役になりつつあります。

一方の国士無双は、今では役満の花形的な存在です。麻雀をあまりやらない人でも国士無双の名前くらいは知っているほどです。

このように麻雀の役には様々な歴史やあまり知られていない部分があります。麻雀の役を覚える時に、由来や語源などを調べると以外に面白く、更に思い入れも強くなると思います。




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