これを読めば麻雀のスジに強くなる!関連用語パーフェクト解説

スジとは?
スジは、両面待ちに対する安全牌を読む戦術のひとつを言います

麻雀をやっていると、スジをいう言葉をよく聞くと思いますが、初心者の人にとっては、何となく知っているというのが本音だと思います。

ここでは、スジの正体と実際の対局の時にはどのように使うのを理解して下さい。今回はあらゆるスジの関連ワードすべてを説明していきます。

読むことでスジに関してはパーフェクトな知識が身に付くと思います。

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1. スジとはどのような意味か?

スジというのは、他家がリーチをした時などに放銃をさけるための読み方のひとつで、両面待ちを想定した考え方になっています。

図A)スジに関連した両面待ち
手牌  待ち 
手牌  待ち 
手牌  待ち 
手牌  待ち 
手牌  待ち 
手牌  待ち 

基本的に両面待ちになる形は、全部で6種類ありますが、こののことを「スジ」といいます

聴牌時の待ち方には、「両面待ち」以外にもいくつかの待ち方がありますが、確率論で考えると「両面待ち」が最も効率の良い待ち方と言われています。

麻雀は確率論だけでは、語れませんが、あくまでも放銃を避けるという意味では、確率を無視できないので、両面待ちを想定した「スジ」は効果的な考え方になります。

図Aを参考に考えると待ちは全てのように間が3になっている事がわかります。

この法則を利用すると、を中央に両サイドにがくることがわかります。

これをつなげるととなり、三面待ちやスジの読み方としての完成形になりますので、他の数字も同じように考えていきます。

では
ではとなり
3スジと呼びます

仮に他家の捨牌に、があって、リーチをかけてきた時には、スジ読みをするとのスジであるの両面待ちはないと考えます。

ところが、他家の捨牌にがあるからといって、の可能性は少なくなりますが、の危険性は変わらないので注意が必要になります。

これではピンときませんね!この考え方についてこれから解説していきます。

スジに関してもっと詳しく
めざせ!麻雀スジの達人Part1~待ち・切り方を詳しく解説vol.11
めざせ!麻雀スジの達人Part2~リーチの守りと攻め方vol.12

2.スジを利用した安全牌の読み方

麻雀で他家に放銃を避ける考え方は様々ですが、現物は100%安全牌になりますが、スジは確実ではないものの安全牌の候補として考えます

2-1.表スジ

表スジというのは、一般的に「スジ」と呼ばれている物で、マンズ、ソウズ、ピンズの456を基本に考えたスジの事になります。

表スジの場合は、基本的にならならならと両方向へのスジが成立している事が条件になるので、より安全牌に近いスジ読みになります。

例えばリーチ者の捨て牌にがあるとします。は相手の待ちが両面待ちと想定すると、比較的安全な牌ということになります。

待ちの形がであると※フリテンになりロン上がりできないというルールがあるからです。フリテンルールがあるから成り立つ考え方となります。くどいようですが両面待ちを想定しての考え方です。

※フリテンとは?
自分の上がり牌が自分の捨て牌(河)にあった場合、ロン上がりできない。
フリテンについてもっと詳しくは
麻雀のフリテンルールは必ず覚えなさい!攻めると降りるに使えます

2-2.片スジ

片スジはスジ読みの中でも最も信頼度が低く、スジとして認めるかどうかは、個々の判断によりますが、安全牌という見方は難しい考え方になります。

片スジは、文字通り片方のスジしかわかっていない状態のことなので、他家の捨牌がだけの場合やだけの時に使う用語になります。

他家の捨牌にがある場合にがスジだから安全牌と読みたくなりますが、で待っている事を否定する理論は成り立っていません。

つまり、両面待ちのは否定できるかもしれませんが、は否定できないので、単純にを安全牌と読む事ができなくなります。

同様にだけやだけも全く同じ考え方ができますので、片側だけのスジが成立していても、信頼度の低いスジ読みという事がわかります。

2-3.中スジ

中スジというのは、表スジの逆の考え方で、に対するをはじめ、に対するに対するの事をいいます。

中スジは表スジ同様に両面待ちを想定した時にはかなり安全牌としての読みは有効だといえるスジになります。

片スジとは異なり、両サイドがわかっている事がより安全性の高い読み方だという事が、理解できると思います。

2-4.壁を利用したスジ読み

壁というのは、場に同じ牌が4枚とも見えている状態の時にスジを利用して待ちの可能性がないと判断する考え方で、「ノーチャンス」という言い方もあります。

この壁を利用することで、これまでのスジ読みよりも更に信頼度が上がる読み方が可能になりますが、少々複雑なスジ読みになります。

このスジ読みは、かなり複雑になっていますので、初心者の方には少々難しいかもしれませんので、麻雀牌を手元に用意するとわかりやすいかもしれません。

例えば、が既に4枚とも場に見えている状態だとして、を絡めた※塔子(ターツ)は、になります。

塔子(ターツ) あと1牌で順子になるメンツのたまごのこと。2枚のターツ。

は既に場に4枚見えているのですから、自分を含めて他家全てに対しての連番で両面の塔子を持っている可能性はありません。

の可能性はなく、を持っている可能性はある。
は安全だがは安全ではない。つまりが場に4枚見えている場合には比較的安全になる。

の可能性はなく、を持っている可能性はある。
は安全だがは安全ではない。つまりが場に4枚見えている場合には比較的安全になる。

上記の2つをまとめると、が場に4枚見えている場合には比較的安全になる。

実際の牌を使って試してみるともっとわかりやすいでしょう。

2-5.より安全なスジを選択する方法

壁はかなり複雑でしたが、もうひとつ、実践の場面でもよくあるより安全なスジを探す方法を説明します。

例)
自分が大きく他家を離してトップの状態で、他家の捨牌にがある状態でリーチをかけたとします。

自分の手牌の一部にといった牌があると仮定します。

この時に他家のが河にある事から、は表スジだということがわかりますが、現物ではないので確実に安全牌とは言い切れません。

自分は完全にトップにいるので、ここは放銃は確実に避けるためにも完全におりたいのですが、現物はないので、のどちらかを打牌するしかありません。

一見も確率的に同じように思えますが、実は正解はの方がより確率的には、安全牌になります。

が他家のあたり牌の可能性は、シャンポン待ちか、単騎待ちです。

も同様に考えると、と同じくシャンポン待ちか、単騎待ちで同じように思えます。

ところが、の場合は、ペンチャン待ちやのカンチャン待ちの可能性もありますので、の方がより安全だという事がわかります。

単純な話では、雀では端牌の方がより安全と言えます。

もちろん、この方法はあくまでも確率の問題を重視しているので、確実ではありませんが、より安全性の高い牌という意味で紹介しました。

3.スジを利用した危険牌の読み方

スジを利用した読みは安全牌を読むためだけでなく、危険牌を読む事もできる便利な考え方になります。

3-1.裏スジ

裏スジ自体は、多くの麻雀本や他のサイトでも細かく説明されているので、ここでは初心者向けに必要だと思われる部分を中心に説明したいと思います。

裏スジは、他家の捨牌の隣の数字のスジを利用したスジ読みの方法で、危険牌を考える作戦のひとつになります。

例えば、が河にあるとすると、他家によっては不要牌という事になりますので、隣のとスジのが裏スジという事で危険牌と読む考え方です。

一応、裏スジの一覧を掲載しておきますが、特に覚える必要があるのは、少ないので目だけ通してください。

の裏スジ 
の裏スジ 
の裏スジ 
の裏スジ 
の裏スジ 
の裏スジ 
の裏スジ 
の裏スジ 

裏スジは、細かく説明をするよりも多くの対局をしているうちに何となく見えてくる傾向と思えば良いといえます。

そもそも初心者が全ての裏スジを考えながら対局を進めるのは不可能に近いので、とりあえず裏スジに関しては、ひとつだけ覚えておきましょう。

裏スジで必要なのは、の裏スジを最優先せよ!

もちろんピンズだけでなく、マンズやソウズも同様の考え方をする必要がありますが、早い段階でが打牌されたら要注意と考えて下さい。

という牌は、通常であれば必要な牌として残りやすいのに序盤で捨てるということは、手牌の中にがある可能性が高くなります。

手牌にとある状態だとを捨てて待ちよりも、待ちにするためにを打牌するのが基本的な考え方だといえます。

裏スジに関してもっと詳しくは
麻雀の裏スジは危険牌の第一候補!覚えることで振り込みを減らそう!

3-2.間四間

裏スジは、がの裏スジが最も危険な牌と説明しましたが、間四間も危険な牌として、注目をしなくてはなりません。あ

間四間は、裏スジが重なっているスジの事を言いますが、簡単に言うと関連する2つの牌が5つ離れているのが間四間の条件になります。あ

間四間は、※尖張牌(センチャンパイ)であると使用頻度の高いが序盤に打牌されることが条件のひとつになります。

尖張牌 数牌の3と7に使われる言葉で、順子に最も絡む牌とされています。

いずれも早い段階で「キーA」となる牌が打牌されていて、もうひとつの「キーB」になる牌が捨牌されている事が条件になります。

キーA  キーB  危険牌 
キーA  キーB  危険牌 
キーA  キーB  危険牌 
キーA  キーB  危険牌 

間四間に関しても、裏スジが基本にあるので、あくまでも早い段階での捨牌が対象になるので、後半で見られる間四間はさほど危険牌という訳ではありません。

間四間に関してもっと詳しくは
麻雀の定石!間四間(あいだよんけん)で負けないための守備力が付く

3-3.またぎスジ

またぎスジは、捨牌をまたぐようなスジ読みなので、まらぎスジと言われていますが、言葉で説明をするよりも、図で説明をした方が解かりやすいと思います。

のターツからよくを切り出してリーチするケースがあります。この場合に待ちになります。必ずそうなるわけではありませんが、をまたぐスジが危険だというお話しです。

図)
捨て牌がの時は、
捨て牌がの時は、
捨て牌がの時は、
捨て牌がの時は、
捨て牌がの時は、
捨て牌がの時は、
捨て牌がの時は、

捨て牌を跨ぐようになっているのが、わかると思いますが、に関しては、またぐことができませんので、対象にはなりません。

またぎスジで特に注意をするのは、リーチ時の牌に対するまたぎスジで、聴牌した時のそばにある牌という意味で、「ソバテン」と言って最も危険な牌とされています。

3-4.ドラスジ

ドラスジは、ドラが絡むスジの事で、一般的に手牌にドラがない場合でも、ドラを絡めた待ちにする傾向がある事から危険牌を読む時に利用します。

実際の対局では、スジに関係なくドラ絡みの牌は危険だと考えるのが一般的だと思いますが、両面待ちを想定するとドラスジは重要になります。

ドラに関してもっと詳しくは
麻雀「ドラは恋人!」取扱いが上手くなれば強くなるvol.15

3-5.暗刻スジ

暗刻スジはさほど重要視される危険牌の読み方ではありませんが、手牌に数牌の暗刻がある時に、他家が暗刻になった牌のスジを待っている(他家にとっては欲しい牌)という考え方です。

例)
自分の手牌にの暗刻があったとすると、の残りは1枚になるので、他家がで待っている可能性があるという読み方です。

これは他家が、をツモできずに聴牌時まで、同じ待ち方になっている時などにあるパターンなので、不用意に打牌してしまうと危険だといえます。

も形でを引くことができないということは、最終的にその部分の待ちになってしまう場合があります。だからも危険牌になるのです。

4.スジの間違いとポイント

スジには、安全牌の読み方と危険牌の読み方があることから、初心者には何が何だかわからないという人も多くいます。

特に関連用語もあるので、より複雑な内容になってしまいがちですが、ひとつひとつ整理をしながら覚えていくとしっかりと理解できると思います。

スジは、あくまでも安全牌に近い存在というだけで、全てが必ず安全牌だという事はありません

ベタオリを決めているのであれば、無理にスジを打牌するくらいなら、安全牌である現物牌を暗刻で打牌するくらいの考え方が必要になります。

5.まとめ

麻雀が上手くなるためには、知識としてどうしても避けて通れない用語が「スジ」になります。

ところが「スジ」には信頼性の高いものから低いものまでありますし、安全牌と危険牌のどちらの読みなのかがわかりにくい部分もあります。

できるだけ、初心者にも理解してもらえるように、あえて複雑な部分は省きましたが、この内容だけでも充分に実戦で使える内容になっています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。少し難しい方もいるかもしれませんが、必ずみなさんの知識に役立つと思います