字一色(ツーイーソー)とは?
字一色は、字牌だけで構成する役のことで役満である。もちろん副露しても成立します。
麻雀の役満で完成させやすいと言われている役があります。四暗刻・国士無双・大三元の3つの役満です。
今回紹介するのは、字一色という役になります。もちろん役満ですが、上記の3つに比べるとかなり難易度が高い役です。
配牌時にある字牌の数と、ツモ次第で決まります。チャンスだと思えば強引に狙わなければ完成させることは出来ない役満です。
字一色の初心者向けの基本的な役の情報を説明しています。この記事を読んで、字一色を上がるチャンスやポイントを逃さないようになってもらえればと思います。
1.字一色(ツーイーソー)の基本
ここでは、字一色の基本的な役の情報や作り方などを説明しています。また、注意点も触れていますので、初心者の方は参考にして下さい。
1-1.字一色とは?
字一色(ツーイーソー)は、雀頭と全ての面子を字牌でつくる役です。字牌は、風牌と三元牌のことになるので、面子は全て刻子か槓子になります。
基本的に字一色を完成させる時は、副露をします。
字牌は、の全部で7種類28枚あります。字一色は、28枚ある字牌の中で14枚を使用しなくてはなりません。難しいことがわかると思います。
■字一色
字一色は、面前でも副露をしても認められる役です。面子を全て暗刻で完成させれば、※四暗刻も同時に完成させることになります。
■チートイツ(七対子)の字一色
字牌でつくる七対子でも上がることはできます。チートイツはメンゼン役ですから、副露はできません。字牌の七対子に関しては、後ほど詳細を説明します。
■七対子に関しては以下のサイトも参考にして下さい。
1-2.字一色の聴牌の形
字一色の聴牌の種類は、限られています。数牌がないので、両面・辺張・嵌張・※ノベタンはありません。
■字一色のシャボ待ち
待ち牌 のシャボ待ち
字一色の基本的な聴牌の形になります。副露が1回ですんでいるので、理想的な聴牌だと考えられます。
■字一色の※単騎待ち
A)待ち牌 白の単騎待ち
B)待ち牌 の単騎待ち
図Aは、比較的よくある聴牌になります。一方、図Bは、理論上は可能ですが、現実的にはかなり難しいといえます。
1-3.字一色の注意点
字一色の難易度の高さの理由は、順子がないのも理由になります。順子に比べて刻子は確率的に低くなるので、必然的に難易度も高くなっていきます。
また、字牌は、扱い方の難しい牌だけに序盤に打牌されることもあります。いくら聴牌になっても、残り枚数がなくなっては意味がありません。
常に残っている枚数に注意をしなくてはなりません。また、捨牌の多くが数牌の中でも中張牌になります。
終盤になると字牌は不要牌になりやすいので捨牌されやすくなります。同時に、他家も聴牌になっていることが多くなります。
しかし3副露もした場合には、話は別です。当然他家から警戒されます。それ以上の字牌は捨ててはもらえないでしょう。
自身の字一色の完成ばかりを考えていると、放銃に繋がるので注意が必要です。麻雀は放銃を避けるのが戦術上で最も重要なことになります。
2.字一色(ツーイーソー)はこんな時に狙おう!
字一色をねらうには、やはり配牌がとても重要になります。副露もタイミングは重要になりますが、2回までなら問題はありません。
手をすすめながら、中盤で難しいと考えたら他の役も視野にいれます。一番重要なことは、必要な7種の字牌の残り枚数です。
字牌は、序盤で捨てられることが多いのが特徴です。一方で、安全牌候補として終盤まで手牌に残す人もいます。
仮に残り1枚しかないような状態こそチャンスかもしれません。他家にばれていなければ、充分に上がれる可能性はあります。
一番の問題は、自分の捨てる牌は基本的に数牌ばかりです。終盤になると危険牌になることも予想されるので、打牌には注意が必要です。
自身の手の進み方と他家の状況によって難しい面もあります。但し、待ち牌が字牌なので、放銃にだけ注意をして、最後まであきらめずに挑戦も戦術のひとつです。
3.字一色(ツーイーソー)の予備知識
字一色の役の特徴や基本的なことがわかったと思います。ここでは、字一色の由来や複合役などについて説明をしています。
3-1.字一色の由来や語源
麻雀の役や用語の由来や語源の多くは、見たままの姿か中国からの流れです。特に中国からの流れに関しては、当時の中国の風習などもあり楽しめます。
字一色に関しては、残念ながら中国の歴史という感じではありません。明らかに、見たままの姿というのが妥当な考え方になります。
ちなみに、字一色を英語では、「All Honors」と書きます。Honorsの意味は、栄誉や名誉ですが、「All Honors」の意味は、はじめから字一色と訳されています。
中国麻雀にも字一色という役はあります。但し、日本の麻雀のように七対子の形を上がりとは認めていないようです。
3-2.字一色と同時につくりやすい役
字一色は役満なので、複合役はローカルルールになります。採用されれば、ダブル役満やトリプル役満になることもあります。
3-2-1.字一色+大三元(ダイサンゲン)
字一色と大三元の複合役です。大三元は、の三元牌を刻子で揃えることが必須の役になります。
■字一色+大三元
字一色(役満)+大三元(役満)のダブル役満になります。ローカルルールのみの採用ですが、字一色は字牌だけでつくる役なので可能性はあります。
3-2-2.字一色+大四喜(ダイスーシー)
字一色と大四喜の複合役です。大四喜は、風牌4種類の刻子又は槓子をそろえる役になります。
■字一色+大四喜
字一色(役満)+大四喜(役満)のダブル役満になります。ローカルルールによっては、大四喜はダブル役満です。
従って、字一色(役満)+大四喜(ダブル役満)のトリプル役満になります。ルールの採用に関しては、対局前に確認が必要です。
■大四喜と小四喜に関しては以下のサイトで詳しく解説しました。
3-3.字一色と七対子(チートイツ)
字一色の4面子の部分は、刻子か槓子でつくることが一般的です。役の性質上副露をすることが多くなります。
実際には、七対子の形でも字一色は上がることができます。但し、副露ができない上に、字牌の対子を全種類集める必要があります。想像しただけでもかなり難しそうです!
■七対子の形で上がった字一色
字一色を七対子の形で上がった時は、「大七星」や「七福星」と呼ばれています。この形で上がった場合は、ルールによってダブル役満とすることもあります。
3-4.字一色に関連した格言
ここでは、字一色ではありませんが、字牌に関する格言を紹介します。格言はあくまでも格言なので、信頼性は自己判断にお任せになります。
3-4-1.字牌立直は3巡戻し
字牌を切った時に※リーチをした場合は、その3巡前にヒントがあるという意味です。
まぁ、正しくもあり間違ってもいるという感じです。
確かに、100%ではないものの、1巡前や2巡前も含めれば悪くない格言です。もちろん、格言なのであまり信用をしすぎるのも問題だといえます。
4.字一色(ツーイーソー)の間違いとポイント
字一色の間違いは、戦術的なことになります。焦る気持ちはわかりますが、何でも副露をしてしまうのは考えものです。
確かに、必要に応じて副露をするのは仕方がありません。二鳴きするつもりが、王牌の中では悔やまれます。
字一色だけでなく、役満を上がるには「運」が必要です。ただ、それ以外にも他家に知られないという事も重要なポイントになります。
5.まとめ
麻雀で役満を上がるには、「運」や「戦術」が必要です。麻雀を確率の世界で考えてしまうと、字一色などわずか1%以下になってしまいます。
でも、宝くじやロトくじに当選する人は多くいます。それも、毎年何人もの人が大金を手にしています。
宝くじも買わなければ当りません。宝くじで高額当選をするのも殆ど「運」としか言えません。
麻雀の役満も少ない確率ではありますが、可能性はあります。チャンスがあれば挑戦をする価値は充分にあると考えられます。
麻雀初心者の人でも、役満を上がる可能性は充分にあります。チャンスを逃さないように役やルールを覚えておきましょう。
私は
麻雀をこれから覚えたい方。
リタイア後の余暇を充実させたい方。
への相談アドバイザーでもあります。
「ほんとうに何にも知らない私でも覚えられるの?」や
「他の健康麻雀施設で苦い経験をしたんだけど、どこもそんな感じかな?」
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・千葉県柏市で16年間健康麻雀をしている。
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