麻雀の安全牌はこうして見つける!守りを固めればトップが取れる

安全牌(あんぜんぱい)とは?
自分の捨牌で他家がロンできない牌のこと

麻雀は勝つ事以上に、負けない麻雀をできるようになることが、長期的にみて強いと言われる雀士になります。

相手にロンをされないために必要な知識が、安全牌(アンゼンパイ)の特徴やどの局面でどの牌が安全な牌なのかを把握しておく必要があります。

実感できちゃうほど麻雀が楽しくなる!
健康麻雀教室で実践してきた教え方を公開していきます

1.安全牌の定義と重要性

1-1.安全牌とはどんな牌

安全牌は、安牌(アンパイ)という事もあり、他家に絶対にロンをされない牌という事です。

本来の安全牌は、完全に安全な牌でなければいけません。一般的な考え方としては、ほぼ安全な牌と予測できる牌も安全牌という言い方をすることもあります。

1-2.安全牌の確保こそ重要な戦略

麻雀が強くなりたいのであれば、まず自分が上がる事よりも、他家に振り込む事を極力さける事が重要なポイントになります。

他家に「ツモ」されてしまった場合は、みんなで分配して得点を支払います。でも他家への振り込みの「ロン」は違います。

全て自分が得点を支払わなくてはならないのです。極力さけなくてはなりません。

安全牌となる牌はその時によって異なるので、この牌を確保すれば良いとは言い切れません。麻雀の手牌は一巡毎に変わるからです。

完全な安全牌が1牌でもあれば、仮に他家が「リーチ」をかけてきたとしても、安全牌を最初に捨てることができます。その場合に、少なくとも「一発」役を避けることができます

最低でもできるだけ1枚は安全牌になりそうな牌を確保しておくことが上達の近道になります。

2.完全な安全牌を見つけよう

完全な安全牌というのは、確実に他家のロンを防げる牌の事になります。大きく分類をすると「現物牌」「完全安全牌」と呼ばれる2種類が完全な安全牌となります。

2-1.現物牌とは?

現物という言い方をする人が多い牌の事で、絶対に対象の相手にロンをされない牌の事になります。

具体的には、相手の捨牌を見て判断をしますが、他家全体が対象の現物とリーチをかけた相手にのみを対象にした現物があります。

例を上げて説明します。自分は北家で、今東家が5巡目にリーチをかけたとします。自分の捨てる番ですが、安全牌をはどう考えれば良いでしょうか?

Aさん:東家 リーチ宣言牌

Bさん:西家 

Cさん:南家 

自分:北家  

現物にはいろいろな考え方がありますが、まずは対象となるリーチ者を考えなくてはなりません。今回の局面では、

  • 全体の現物(東家)(南家)(西家)に対しての牌
  • リーチをかけたAさん(東家)の現物牌
  • 西家か南家のどちらかに現物となる牌または、東家や全体にかなり安全だと思える牌

このような感じで優先的に考えて、捨てる牌を考える事になります。麻雀というのは、1度自分の河に捨てた牌で上がる事はできませんから、「全体の現物」がひとつだけありますね。

自分が最初に捨てるべき牌は、が最優先になります。もちろん北がない場合には、優先順位に応じて考えていくことになりますので、Aさん(東家)には絶対に振り込まないで済みそうな牌が基本になります。

少なくともを捨てれば、Aさん(東家)とBさん(西家)に対しては、確実に安全牌になっている事がわかると思います。

その他にもを捨てれば、少なくともAさん(東家)のロンは100%防ぐことが可能になります。

完全な安全牌の中でも現物と呼ばれる100%安全な牌は、以下のようなケースの牌になります。

■リーチをかけたAさん(東家)の捨牌はリーチ者に対する現物と呼びます
それぞれBさん(南家)とCさん(西家)に対しても、同様に河に捨ててある牌は完全に上がる事ができない現物になります。

リーチ後に捨てられた牌で同巡内の捨て牌です
今回の例で言えば、少なくともBさんの捨牌である、とCさんの捨牌であるは、同巡内の現物牌です。確実な安全牌だという事がわかります。

2-2.完全安全牌とは?

完全安全牌は一部「現物」と重なる部分もありますが、双方とも完全に安全な牌である事に変わりはありません。

他の家が共通して捨てている牌は完全な安全牌となります。
この場合は、全ての他家に対して、有効な安全牌になるので、何事もなければ局面の最後まで有効な牌になります。

1つ前の家(上家)が捨てた牌と同じ牌を捨てる
この場合も、全ての相手に対して完全な安全牌になりますが、1巡だけが完全な安全牌になります。

3.現物牌が無い場合は比較的安全な牌を捨てる

比較的安全な牌という意味での安全牌には、スジを使った捨て牌がありますが、スジには、「表スジ」「中スジ」「片スジ」とありますので、それぞれについて簡単に説明をしていきます。

3-1.表スジを利用した安全牌

相手が「ピンフ」などの両面待ちを想定した時に使える安全牌になるので、両面待ち以外の待ちになると、効果はなくなります。

表スジというのは、「マンズ」「ピンズ」「ソウズ」のそれぞれの456」に対する外側のスジが該当します。

であれば、
であれば、
であれば、

「マンズ」「ソウズ」も同様になります。

つまり相手の捨て牌にがあった場合に、少なくとも両面待ちのの待ちはなくなります。は、安全牌という見方ができます。

3-2.中スジを利用した安全牌

中スジは、先ほどとは逆の考え方で、「17」「28」「39」の内側のスジが該当します。

であれば、
であれば、
であれば、

「マンズ」「ソウズ」も同様になります。

相手の捨て牌にの両方の牌があれば、で待っている可能性は低くなるので、安全牌という事になります。

3-3.片スジを利用した安全牌

片スジに関しては、紹介はしますが、安全牌という見方で考えるとかなり信頼度は低いものになるので、ここでは対応する牌のみを紹介しますが、安全牌という見方は基本的にしないで良いと思います。

ならば
ならば
ならば
ならば
ならば
ならば

「マンズ」「ソウズ」も同様になります。

ならばという片スジの考え方は危険です。仮にの待ち牌はなくても、は可能性があるからです。対象に対していよいよ安全牌が無くなった場合に捨てる牌ぐらいに考えておいた方が良いでしょう。

3-4.カベを利用した安全牌を覚えよう

「カベ」というのは、「ノーチャンス」という呼ばれ方もしている用語で、「スジ」と同様に両面待ちに対して有効な読みで、他家全体に安全牌になる事が考えられる牌です。

「カベ」を簡単に説明すると、同じ種類の牌が「3枚場に出ていて、1枚自分が持っている」「4枚とも場に出ている」状態の牌の事をいいます。

簡単に言えば、4枚とも自分か場に揃っている状態の事になります。

従って、「カベ」を利用した安全牌は、「カベ」に該当する牌を利用した上がり方ができない事を予想した牌になります。

カベスジの考え方(いずれも4枚場にあると仮定)
なら
なら
なら
なら
なら
なら
なら

もちろん「マンズ」「ソウズ」も同様の考え方になります。

仮にが場に4枚とも出ている場合に、他家がリーチをかけたとすると、少なくともを絡めた牌は手元にはないことがわかります。

つまり、という牌での両面待ちは100%ないという事になりますから、は安全な牌になるということがわかります。

ここで、なぜは安全牌にならないのかという疑問を持つ方もいるとお思います。あくまでもが持っていないと確定できているだけなので、で待っている可能性は否定できません。

なので待ちは充分に考えられるので、安全な牌は、だけという事になります。

あくまでも、両面待ちに対する考えなので、他の待ち方であれば、危険な牌に違いはありません

例えばチートイツで待ちの場合には、全く安全牌にはならないということです。

4.安全牌の間違いやすいポイント

安全牌で最も信頼度が高いのは、「現物」と「完全な安全牌」と言える牌だけだという事を覚えておくことが大切です。

「スジ」などを利用した安全牌の考え方は、あくまでも聴牌の時に両面待ちになっていることを想定しているから成り立つ考え方で、他の待ち方には通用がしません。

これは単純に「両面待ち」「シャボ待ち」を比較した時に「両面待ち」でロンされるのケースの方が確率的に高くなるという理由だけです。

両面待ち最大8枚待ちに対して、シャボ待ちは、最大4枚となります。

5.まとめ

安全牌は、麻雀の基本中の基本とも言える、「守備力の向上」に最も欠かせない知識になります。

もちろん、個々の打ち筋や局面によっては、使えない方法も多々あります。少なくとも確実な安全牌をいつもできるだけ1牌だけは持つように心がけましょう。

最悪の「1発ロン」だけは避けることが可能だといえます。