麻雀教室で教えているとみなさん同じような質問を良くされます。他の方に数分前に解説したことと同じQ&Aになるのです。
全く基礎的な考え方がわかっていないようです。
今回はそんな初心者の方が基礎段階から早く抜け出せるように、当教室でよくある質問からピックアップして解説したいと思います。
これを読んで「もう同じ質問はしないぞ!」と心に誓って下さい。少しでも早く覚えて初心者教室を卒業してもらいたいというのが私の願いです。
自分で考えて出した結果が上手く行けば楽しいですよね!今回の麻雀基礎的考え方11選をしっかり覚えて下さい。
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1.麻雀基礎的考え方①-メンツが完成しているところはいらない
どういうことかといいますと下図を見て下さい。下図の状態からをもう一枚引いて来ました。
すると、「先生何を切ったら良いですか」となります。ちなみにドラはとしておきます。
確かには真ん中の良い数牌です。ですが今の状況では不必要な牌となります。なぜかというと、マンズとソウズで2メンツ完成しています。そして残りはかかの3つ部分のどこかで1メンツできればテンパイする状況です。3つのメンツが完成するからです。
ですからいくらが魅力的な牌であっても必要はないのです。もちろんこれは2つのメンツが完成し、残り2つのメンツ候補もちゃんとあるからです。
メンツ候補が4つある場合に、完成メンツにもう一枚牌を引いたとしてもそれは必要ない牌である
2.麻雀基礎的考え方②-一番来そうにないところは諦める
もう一度下図を見て下さい。それでは下図の手牌にを引いて来たときはどう考えたらよいでしょうか?とても良い質問です。
この状況で悩むとしたら、全部でなどの牌を持ってきた場合です。未完成な部分の牌を持ってきた場合に「何を残して何を捨てたら良いか」は難しいところです。
ポイントとしては「来そうにないところを諦める」ということです。
を引いたということは、先ほどまではが頭だと思っていたら、下図のようにしてを頭にもできるということです。
を捨ててを頭にしました。
どちらを頭にするかは、両面であるの所のメンツとのところでどちらが出来やすいかの判断になります。それはその時の場の状況を見るしかありません。
つまりとでどちらがたくさん場に捨てられているかです。たくさん捨てられている方を諦めて頭とするのです。
場を見て来そうにないところは諦める
3.麻雀基礎的考え方③-ひとつのシュンツにスジ牌2枚は不要
下図を見て下さい。この状態でを引いて来ました。「先生!何を切ったらよいですか?」となります。
例えば消去法で考えてみましょう!
とは完成メンツですから、それを捨てることはないですね!残りは下図です。
マンズの部分を見ましょう。この形はが入ると、数字が4つ並ぶのがわかりますか?
になりますね、並んでからを捨てるのではなく、並ぶ前からわかることです。ですからが必要ないですね。もちろんでも良いです。
このとの関係をスジというのです。3をプラスマイナスした関係がスジなのです。
またピンズの下の部分を見て下さい。
の部分です。が来ると数字が4つ並びます。です。これも同様に入る前からわかっていることですね。
との関係はスジと言ってどちらか1枚あれば良いのです。ここではを捨てて両面のが残っていれば良いですね。
つまり下図の状態で切るとすれば、かが正解となります。
ひとつのシュンツにスジは1枚あれば良い。両面も基準になる。
4.麻雀基礎的考え方④-チートイツの待ちは出やすい牌で待つ
下図のような形で序巡にテンパイしました。ドラはです。初心者の方はの待ちを変えるつもりはないようです。
しかも※リーチをかけたいようです。これではなかなか上がれそうにもないですね!チートイツではみんなが捨てそうな牌で待つのがセオリーです。
必然的に1、9、字牌で待ったり、それから場の状況から出やすい牌で待つのが良いですね。そしてリーチをするまでは待ちもどんどん変えることができるのがチートイツの良いところです。
- 1,9の端の牌、字牌で待つと上がりやすい
- 自分の捨て牌、場の状況から出やすい牌で待つ
- 待ちはいくらでも変えることができる。但しフリテンには注意する。
5.牌の選択に必要な基準とは
下図を見て下さい。ドラはです。この状態からを引いてきました。何を捨てれば良いか?そういう時の考え方について解説します。
5-1.麻雀基礎的考え方⑤-両面の部分は残す
消去法で考えます。まずは両面のとを捨てる選択肢はありません。その他の部分で何を捨てるか考えましょう。両面の部分を省くと下図になります。この中で考えるのが先決です。
5-2.麻雀基礎的考え方⑥-ドラの部分は残す
今回のドラはです。いつドラが来ても良いようにの部分は残して置かなくてはいけません。ですから消去法でまた下図が残ります。
5-3.麻雀基礎的考え方⑦-未完成部分で2枚の所は捨てる
これはあまり聞いたことがないかもしれませんね。上図で2枚の所とはの部分になります。ピンズとマンズの部分は3枚ありますね。
これは基礎的なことですが、メンツ候補では2枚より3枚あった方がより便利で、メンツが出来やすいと言えます。
例えば、
とを比べた場合に、後者の方がよりメンツが出来やすく、頭にもなる要素もあります。メンツ候補では3枚ある方をより大事にした方が良いのです。
メンツが出来る上での有効牌を考えてみます。
それはでは有効牌はとです。
の部分では有効牌はです。
の部分では有効牌はです。
ですから3枚ある部分を残した方が良いのです。それでは最初の質問に戻ります。
下図の状況でを引いた場合に捨てるのはが第一候補となります。
5-4.麻雀基礎的考え方⑧-場の状況を踏まえて考える
5-2章でドラの部分を残すとしました。しかし、ドラをすでに他者にポンをされている状態ではもうこの部分は諦めた方が良さそうです。
また5-3章では3枚ある方を大事にするとしました。しかし、やが多く捨てられていて、が一枚も捨てられていない状況では話が別です。
場の状況を見て来そうにないところを諦めるのが妥当だと言えます。
5-5.麻雀基礎的考え方⑨-可能性のある役を考えて残す
麻雀の面白さに「役を作る、狙う」というのがあります。次に何が来るかは誰にもわかりません。自分の手牌を見て想像を膨らませ、可能性のある役を考えましょう。
特に考えて欲しいのは、サンショク、イッツウ、※チャンタ系です。
先ほどの例でも考えてみましょう。下図を見て下さい。
この形からドラのを引いたとします。2枚の部分はとです。どちらを落とすのが良いでしょうか?この場合689か789のサンショクをイメージして下さい。もしかするともしかしませんか?
そう考えればは残して置くと良いですね!の部分を捨てて行きましょう。もし狙い通りになれば麻雀がもっと楽しくなるはずです。
- 両面の部分は残す
- ドラの部分は残す
- 未完成部分で2枚のところは捨てる
- 場の状況を踏まえて選択する
- 可能性のある役を考えて残す
6.麻雀基礎的考え方⑩-完成メンツでも通る牌を選択する
どういうことかと言いますと。下図を見て下さい。リーチをかけないでダマテンをしていました。
自分の上家の方がたった今を捨てたとします。そうしたら次に自分がツモって来た牌がだとします。その場合に何を捨てるのが良いでしょうか?
答えはです。
となっていましたが、を引いた場合はとして、今誰もロンしなかったを捨てるべきなのです。
このように牌を入れ替えることによりなるべく振り込みを減らすことができます。もしそのままを捨てれば他者にロンされるかもしれません。
とにかくなるべく直近に捨てられた牌を捨てればロンされにくいということです。完成したメンツであっても支障がなければ牌を入れ替えることが大事ですね。
7.麻雀基礎的考え方⑪-ポン材を大事にしよう
ポン材?またまた聞き慣れない言葉が出ましたね。下図を見て下さい。ドラ等は考えないで下さい。この状況でを引いて来ました。何を切れば良いでしょうか?
インシャンテンの状態でもう一つのどれかを鳴きたい局面です。お教室の方はそのままを捨てました。それまで通りの形にしました。これは間違いです。
基礎的なことですが、チーというのは左の方からしか鳴くことができません。しかも2副露した状態では、上家からも「これ以上鳴かせない」という意識も働きます。
なのでここではを捨てます。そして下図のようにします。
こうすることでとをポンすることでもテンパイさせることができます。ポンは全員から出来ますから有利なのです。
つまりポン材を大事にしよう!ということです。
8.まとめ
最近の教室で教えているとみなさん同じような質問をされます。「何を切ったら良いのかわからない場合の基礎的な考え方」についてまとめました。
麻雀は短い時間の間に判断しなければいけません。基礎的とはいえ少し覚えることが多いのかもしれませんね。でもそれも訓練するに従い必ず見に付くようになります。
もう一度まとめておきますから何度も読み返して下さい!みなさんが早く教室を卒業出来て、普通に打てるように必ずサポートしていきます。
- メンツが完成している所はいらない、未完成な部分で牌は必要
- ひとつのシュンツの中に2つのスジはいらない
- チートイツの待ちは出やすい牌で待つ
- 牌の選択では両面、ドラ部分は大事にする
- 未完成部分で2枚の所は捨てる
- 場の状況を踏まえ、来そうにないところは諦める
- 完成メンツでも直近で通った牌と入れ替える
- ポン材を大事にすれば鳴きやすい
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