壁とは?
場に同じ数牌が4枚とも見えている状態を利用した守備的な戦術のこと
麻雀の初心者はせっかく上がったと思っても、肝心な時に放銃をしてしまう傾向があります。
これは、攻撃型麻雀をしていると起きやすい現象で、麻雀の上達には放銃を減らす、守備的な麻雀を覚える必要があります。
それでは相手のリーチなどに対してどのように守備をすればよいのでしょうか?そんな時に覚えて欲しいのが「壁」の考え方です。
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1.麻雀の壁の正体と仕組みについて
麻雀にはいくつかの守備的な戦術が存在しますが、その中でも難易度は高めではありますが、比較的安全牌を探すのに良い考え方のひとつに壁があります。
1-1.壁の仕組みと考え方
壁とは、別名ノーチャンスとも言われている用語で、場に4枚見えている状態の牌を利用した守備的な戦術になります。
場に4枚見えているという事は、その見えている牌を誰も利用することができないという事から、安全牌を読み取る事が可能になります。
なかなか場に4枚見えている状態も少ないといえます。そんな時3枚でも壁に近い考え方が可能です。むしろ通常はこの場合がほとんどと言っても良いでしょう。
より多く見えている方が「壁」の考え方をより有効に利用することができます。
壁は、両面待ちに対する守備的な考え方なので、基本的に相手の待ちが、両面待ちである事が大前提になります。
図A)壁の仕組み初級編
場にが4枚とも見えている時に壁を利用して安全牌を探します。
この時にを使用した両面待ちはありえません。
つまり、のケースはありえないということです。
の待ちはです。そのうちはほぼ安全牌と言えますが、に関しては、安全牌とは言えません。それは相手がと持っていての待ちの可能性があるからです。
図Aは1種類の両面待ちに対する考え方なので、わかりやすかったと思いますので、今度は少し複雑にしてみます。
場にが4枚とも見えている時に壁を利用して安全牌を探します。
図Aと同じ考え方で、を利用した両面待ちはありえません。
つまり、とは誰もつくる事ができない両面待ちです。の待ちは、。の待ちは、となります。
この時に先ほどと同じ考え方をすると、のうち、とに関しては、安全だと予想が出来ます。は待ちをされているケースがあります。は待ちのケースがあります。
従って、安全だと予想できる牌は、かという事になりますが、100%の安全牌ではないので注意をすることが必要です。
この仕組みを一番簡単に言うと
壁となる牌をまたいでいるスジの外側(端に近い)の牌は比較的安全という考えです。(但し5は除く。後ほど説明します)
例えばの場合は、またぎスジが。よっては比較的安全
例えばの場合は、またぎスジがと。よってとは比較的安全。
1-2.壁が通用するのは両面待ち
壁を使った安全牌の探し方は、あくまでも両面待ちを想定しているので、他の待ち方だと安全牌というよりも危険な牌になる事もあります。
何故、スジや壁などの読み方で安全牌を予想して牌を切るのかというと、両面待ちが最も効率が良いからというのが理由になります。
※単騎待ちをはじめ、カンチャン待ちやペンチャン待ちは、確率的に低いというのは、初心者でもわかりやすいと思います。
ところが、初心者の中には、シャボ待ちとリャンメン待ちの効率の違いを理解していない人もいるようです。
図)待ちの例
■カンチャン待ち
待ち、は最大で4枚
■ペンチャン待ち
待ち、は最大で4枚
■シャボ待ち
と待ち、2枚と2枚の合計4枚
■両面待ち
と待ち、4枚と4枚の合計8枚
もちろん、他家や自分の捨て牌の状況によっては、確率は違ってきます。あくまでも最大という考え方をすると両面待ちが最も確率が高いといえます。
■待ちの種類についてもっと詳しくは
脱初心者!麻雀5つの待ちを覚える~健康麻雀先生伝授vol.6
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これなら簡単!麻雀のスジを覚えれば待ち牌と切り方がスグにわかるvol.11
初心者にオススメ!麻雀のスジを使った安全牌の見つけ方!リーチ者への対処方法がわかる!vol.12
中級者にオススメ!麻雀スジ関連用語10選が「完璧」にわかる資料
2.これで完璧!麻雀の壁の初心者向け講座
壁と言われても、まだピンとこないと思いますし、麻雀初心者の人には少々難しいといえますので、順番に具体例をあげながら説明をしていきます。
2-1.具体的な牌ごとの壁の説明
壁と呼ばれる状況は、全部で7種類あり、萬子(マンズ)・索子(ソーズ)・筒子(ピンズ)のそれぞれのスジが安全牌ということになります。
具体例は、筒子(ピンズ)になっていますが、索子(ソーズ)や萬子(マンズ)も同様の考え方になります。
もう一度確認します!
壁となる牌をまたいでいるスジの外側(端に近い)の牌は比較的安全という考えです。(但し5は除く。5についてはこれから順に説明します)
また以下に4枚見えていると書きましたが、通常は3枚程度がほとんどです。3枚であっても壁の考え方は同じです。ただ少し安全度が低くなるだけです。
2-1-1.が4枚見えている状態
が絡む両面待ちターツは、のみですから、の待ちになります。
は安全だと言えますが、に関しては待ちを否定できませんので、は安全な牌ではありません。
2-1-2.が4枚見えている状態
が絡む両面待ちのターツは、、になるので、待ちはとになります。
とは安全牌と言えますが、とに関しては、否定できないのでとは安全牌にはなりません。
2-1-3.が4枚見えている状態
が絡む両面待ちのターツは、とになるので、待ちは、とになります。
とは安全牌と言えますが、、に関しては、否定できないので、とは安全牌にはなりません。
2-1-4.が4枚見えている状態
が絡む両面待ちのターツは、、になるので、待ちは、とになります。
とは安全牌と言えますが、とに関しては、否定をできないので、と安全牌にはなりません。
に関してはとが安全と覚えても良いかもしれませんね。
2-1-5.が4枚見えている状態
が絡む両面待ちのターツは、とになるので、待ちは、とになります。
とは安全牌と言えますが、とに関しては、否定をできないので、とは安全牌にはなりません。
2-1-6.が4枚見えている状態
が絡む両面待ちのターツは、とになるので、待ちは、とになります。
とは安全牌と言えますが、とに関しては、否定をできないので、と安全牌にはなりません。
2-1-7.が4枚見えている状態
が絡む両面待ちの塔子は、のみですから、待ちになります。
は安全牌と言えますが、に関しては、否定をできないので、は安全牌にはなりません。
2-1-8.は防御力アップの壁
壁スジの中でもは、両面待ち以外にも、ペンチャン待ちやカンチャン待ちにも利用できます。
が4枚見えていると、両面待ちのターツは、とである事から、とが安全牌になると説明しました。
は既に4枚でているので、当然ペンチャン待ちもできない事になります。
両面待ちのの可能性もない事がわかっているので、自然にのカンチャン待ちもなくなることがわかります。(と持っている可能性はありません)
つまりが4枚出ている場合に、やでロンされてしまうとはシャンポン待ちやタンキ待ちのケースと言えます。
これらは、冷静に考えれば、さほど難しくはないと思いますので、以外のに関しても同じです。自分で実際に牌を使って試してみましょう。
2-2.牌別・壁早見表
先ほどは細かく説明をしたので、以下に簡単な表にまとめておきます。確認の意味で、もう一度表をご覧頂ければ理解も深まります。
壁の牌 | 絡むスジ | 安全牌 |
3.麻雀の壁は完ぺきではない!安全牌と完全安全牌は違う!
壁やスジを利用した安全牌の読み方は、安全牌に近い牌を予想するという意味では、役に立ちますが、あまり過剰に信用してはいけません。
何度も説明していますが、基本的に両面待ちに対する考え方なので、他の待ちをしている場合は、確実な安全牌とは言い切れません。
現物が無くなり捨てる牌に困った時に選択する牌となります。
4.麻雀の壁の間違いとポイント
壁やスジの間違いは、信用をしすぎて全ての条件の時に利用してしまうことだといえます。
確かに「現物」よりは劣るものの、壁読みは、一般的なスジを利用した安全牌の予想よりも制度が高いといえます。
しかしながら、確実という訳ではないので、臨機応変の対応をすることが、必要になると考えられます。
例えば※リーチのかかっているターゲットに対する比較的安全な牌として、ターゲットの捨て牌のスジ牌があります。これはターゲットにしか通用しない安全牌です。
しかし壁というのは、他家全員に言える安全牌といえます。その局面において言える安全牌なのです。
5.まとめ
壁スジだけでなく「スジ」を利用した、安全牌の探し方は何種類かの方法がありますが、多くの場合は、100%ではありません。
100%は現物のみです。
初心者の人が、他家全ての捨て牌を短時間に全て認識することは、不可能に近いことだと思いますし、長考が多くなるのもマナー的に問題だといえます。
本来は、他家の捨て牌の全てを把握していくのが理想だとは思いますが、まずは、リーチをかけた他家だけに絞って対応をできるようにするのもひとつの考え方です。
誰もリーチをかけていなくても、※ツモ切りを繰り返している他家は、聴牌や聴牌に近い状況だと考えられますので、捨て牌に注意をするようにしましょう。
これも難しくはありません。回数を重ねるうちに誰でも出来るようになりますから心配ありません。
私は
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