洗牌とは?
洗牌は、読み方によって、異なる2つの意味があります
全自動麻雀卓に慣れている人だと、洗牌の経験がない人もいると思います。昔から麻雀を打っている人にとっては、特に珍しい事ではありません。
手動麻雀卓での経験が長い人にとっては、洗牌を行うのは当然の事です。ガシャガシャと洗牌する音が懐かしいと思う人もいると思います。
また最近のネット麻雀で麻雀を覚え、実践に慣れていない方もいます。
今回は、あまり見る事が少なくなった、洗牌の事について説明していきます。初心者の方は、手動麻雀卓での対局になっても焦らないですむようになります。
1.麻雀の洗牌には2つの意味がある!
一般的に洗牌と言うと、対局前に麻雀牌を混ぜる事を言います。確かに多くの人は、「シーパイ」の事しか解からないかもしれません。
実は、洗牌と書いて、「センパイ」とも読む事もできます。対局時には、出てくる言葉ではありませんが、麻雀牌をきれいに洗う事を言います。
1-1.麻雀の洗牌(シーパイ)
「シーパイ」は対局前に、麻雀牌をよく混ぜる事です。牌山をつくった時に偏った牌が積まれないようにすることが目的になっています。
この「シーパイ」は、手動麻雀卓独自の工程になります。近年は、全自動麻雀卓が中心の雀荘が多いので、あまり見られなくなった光景です。
まだまだ個人で全自動麻雀卓を購入するには、高い買い物です。自宅で麻雀を行なう人は、今でも普通に「シーパイ」が行われています。
1-2.麻雀の洗牌(センパイ)
「センパイ」は、日頃使っている麻雀牌をきれいにすることです。多くの人の手が触れる麻雀牌ですから、メンテナンスもとても大切な事になります。
「センパイ」は、手動卓でも自動卓でも重要な事です。全自動麻雀卓は、日頃の牌の手入れを怠るとすぐに調子が悪くなると言われています。
それ以前に麻雀牌は、多くの人が手で触っています。衛生面で考えても、きれいにしておくことは、当然と言えます。
麻雀牌をきれいにするときは、基本的にまとめて拭き掃除をします。牌山をつくるように17枚×8列を手前に裏にして並べます。
麻雀牌の裏面をきれいに拭いたら、1列ずつ牌をたてていきます。このように、順番に各面を拭き掃除していきます。全部で6面を綺麗に拭きます。
この作業もプロの行う手さばきは見事なものです。綺麗な道具が使えるからこそ、楽しく麻雀が打てるのだと思います。
下図はプロの見事な洗牌の動画です。見たことがない方も多いと思いますので!
2.麻雀の洗牌(シーパイ)から対局開始まで
ここでは、「シーパイ」から麻雀の対局開始までを説明します。日頃、全自動卓での対局が増えている人は、是非この機会に覚えておきましょう。
※尚、便宜上この項目では、「シーパイ」を漢字で「洗牌」とします。
2-1.洗牌(シーパイ)のやり方とマナー
洗牌のやり方は、牌をよく混ぜる事が目的なので、難しくはありません。ただ、調子に乗って、他の人の迷惑になるような行為は避けましょう。
本来の洗牌は、次に親をやる人が中心になって牌を混ぜるのが基本となっています。従って、他の人は、控えめに洗牌のサポートに徹しましょう。
これも下の動画を見ればわかりやすいと思います。動画にはありませんが、牌を人差し指と親指で持ちながら混ぜると、比較的牌が裏向きにならずに混ぜることができます。やってみて下さい!
2-2.牌山作りの基本とマナー
牌山作りをする時には、17枚×2段をつくるのが基本です。牌山つくりが得意だからといって、人より長い牌山をつくるのはマナー違反です。
この牌山を作る行為の事を、「チーパイ」と言います。ここでは、初心者向けにわかりやすい「牌山」という言葉を使用します。
牌山の事を、壁牌(ピーパイ)とも言いますが、牌山でも問題はありません。人によっては、「山」と呼ぶ人もいるようです。
牌山は、各牌が2段重ねになっています。この2段重ねを1組で、「トン」と呼びますが、使用頻度はさほど高くありません。
丁寧に解説した動画があります。山の積み方を確認して下さい
2-3.いよいよ対局開始!
牌山が完成したら、親がサイコロを2つ振って対局開始になります。この対局開始の事を開門(カイモン)と言います。
もちろん、親決めがまだであれば、最初のサイコロの目で仮親を決めます。仮親がサイコロを2個振って出た目で親が決まります。最近の親決めは1度振りが主流です。
■親決めに関しては以下のサイトで詳しく解説しています。
これで恥をかかなくて済む!麻雀の席決めから親決めの簡単方法
サイコロの出目で決まるのは、親以外にもあります。配牌前の時にもサイコロを振って、どこの牌山から牌を取るかを決めます。
サイコロの出目と席の対応は以下の通りになっています。
■サイコロの目と座席の関係
対面 「3」「7」「11」
上家 「4」「8」「12」
自家 「5」「9」
下家 「2」「6」「10」
自家を基準に考えると、反時計まわりになります。この順番は全自動卓でも同様なので、覚えておきましょう。
■麻雀の始め方は初心者には少しわかりずらいです。詳しくは下記サイトを見て下さい。
実は簡単!?麻雀初心者が最初に挫折するゲームの始め方~健康麻雀先生が図解で解説vol.2
3.全自動麻雀卓と手動麻雀卓
現代の雀荘では、基本的に全自動麻雀卓が使用されています。全自動麻雀卓は、対局前の工程が自動になっています。
最新の全自動麻雀卓は、「洗牌」、「牌山」、「配牌」は全て自動で行います。更に、ドラ表示牌もめくれた状態で出てくるのですから驚きです。価格は40万円~と高額です。
下の動画はドラ表示牌までできる最新の自動卓になります。
プレイヤーは前準備を何もしなくても、対局が開始できる事になります。ここまでの機種だと便利なだけでなく、時間の短縮も期待できます。
手動麻雀卓の最大の欠点は、洗牌をしても牌山をつくる時に細工ができます。この細工をイカサマと呼びますが、全自動卓では、難しいと言われています。
■イカサマを見てみたい方は!下記サイトをご覧ください。すごいですよ!
麻雀のイカサマはどうやるの?すごい!小島武夫先生の動画に注目!
昔の手積み麻雀は、麻雀=賭博の時代です。イカサマが横行していた時代といって良いかもしれません。お金を賭けない健康麻雀では無縁の話ですね。
最近では高齢者用の施設内で、いつでも麻雀ができるように手動麻雀卓が置いてあるのも珍しくありません。また家庭用の全自動卓を購入している人もいます。
手動麻雀卓の良い所は、対局前の会話や独特の雰囲気にあります。家族や友人と行う、のんびりとした楽しい麻雀には、良く似合うと言えます。
どちらの麻雀卓が良いかは、個々の好みの差があると言えます。今後は、さらに全自動卓の性能向上やコストダウンで家庭にも更に普及する事が考えられます。
4.麻雀の洗牌の間違いとポイント
洗牌(シーパイ)に関しては、さほど大きな問題はありません。それよりも全自動卓に慣れている人が初めて手動卓で麻雀をする方が心配です。
確かに全自動卓を初めて経験するときも大変だと思います。ただ、基本は機械任せなので、慣れるまでに時間はかかりません。
ところが、手動卓は牌山積みも自分で行いますし、配牌も行います。やり方がわからなかったら全く前に進みません。
雀荘で麻雀を打つ時は、基本的に全自動卓で行う事になると思います。ただ、いつ手動卓で麻雀を打つかはわかりません。
急な手動卓での麻雀の時に何も知らないのでは、大変です。とりあえず、前準備のやり方くらいは抑えておくべきだと思われます。
5.まとめ
洗牌には、「シーパイ」と「センパイ」の2つの読み方が存在します。
シーパイは全自動によくある偏りを無くす目的もあります。全自動は便利ですが、同じ牌が並んで山にある場合があります。少しシーパイをしておけば防ぐことができますね!
センパイは、プレイヤーが直接知らなくても問題はありません。
ただ、何事に関しても大切な事があります。道具のメンテナンスや掃除を行うのは当然の行為です。
確かに素材を選ばなければ、麻雀牌もさほど高くはありません。しかしながら、どんな道具でも大切に使う事が重要なのだと言えます。
実力向上も大事ですが、マナーや道具を丁寧に扱う方が重要です。道具を大切に使って、楽しい麻雀ライフをすごしたいものですね!
私は
麻雀をこれから覚えたい方。
リタイア後の余暇を充実させたい方。
への相談アドバイザーでもあります。
「ほんとうに何にも知らない私でも覚えられるの?」や
「他の健康麻雀施設で苦い経験をしたんだけど、どこもそんな感じかな?」
のような本気の意見など、健康麻雀に関してなら何でも親身にお答えします!
健康麻雀を楽しみたいみなさんのためなら何でもおまかせ!
「おまかせと言ってもあんた誰?」と思っているかもしれませんね!
ちゃんと信頼できる人なんだということを猛アピールさせて下さい。
・千葉県柏市で16年間健康麻雀をしている。
・ゼロ卓から20卓へと人が集まる巨大健康麻雀スペースにした。
・1ヶ月間に11卓の健康麻雀大会を16回運営できるところは日本でココだけ。
・初心者から経験者まで毎日60名の参加者がいる!
こんな感じです!
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