親とは?
麻雀で4人のうち1人がなり、1ゲーム中に順番で全員にまわる。
麻雀には毎局必ず親がひとりいて、全員が順番に親になって行きます。勝負に勝つには親での戦い方が大切になっていきます。
今回は親の配牌の取り方から、親の点数までを丁寧に解説していきます。点数では具体例を上げて説明しましたから、親でのメリット、デメリットがよく理解できると思います。
1.麻雀の親とは?
麻雀は、4人で行いますが、親1人と子3人という形でスタートします。
実際には、座席決めや親決めもありますが、今回は既に座席も親決めも終わった状態ということにして説明をします。
麻雀は、東家(トンチャ)・南家(ナンチャ)・西家(シャーチャ)・北家(ペーチャ)の席で行いますが、この時に東家が親になります。
ちなみに座席順は、東家である親を基準に、反時計まわりに南家→西家→北家の順番に座って、東1局がスタートします。
■麻雀の席決めについては下記サイトで詳しく解説!
実は簡単!?麻雀初心者が最初に挫折するゲームの始め方~健康麻雀先生が図解で解説vol.2
2.麻雀の親の順番と連荘
麻雀は一般的なルールで行う場合は、必ず4人とも最低2回は親が順番でまわってくるように決められています。
2-1.最初の親と最後の親
親は必ず東家(トンチャ)がつとめる事になりますが、ゲーム開始の時の親と最後の親の事を別の呼び方をすることがあります。
最初の親の事を起家(チーチャ)と呼び、自身の所に※起家マーク(チーチャマーク)をおいて、ゲームをスタートさせます。
一方で最後に親をやる人の事を、「オーラスに親をやる」を短縮して、「ラス親」と呼びます。
※起家マーク 表裏が東南と書いてあり、スタート場所をわかるようにする札。
2-2.麻雀の親をやる順番
下図を見て下さい。親の順番は、反時計まわりに東家・南家・西家・北家と順番にこなすようになっています。
A・B・C・Dの4人でプレイをすると最初の座席は、東家A・南家B・西家C・北家Dとなり、最初の親はAからです。
親以外の誰かが上がった場合や、流局時に親であるAが聴牌(テンパイ)をしていないと親が次の人に移動をします。
2番目の親は、はじめ南家にいたBがつとめますが、この時東家はBになり、順に南家C・西家D・北家Aという具合に反時計まわりに移動をします。
この時に注意をしたいのは、はじめAの所に置いた「起家マーク」はそのままですし、A・B・C・Dそれぞれの座席の場所は移動しません。
2-3.麻雀の親の連荘
親以外の誰かが上がった場合や、流局時に親が聴牌をしていなければ、次の人に親が移動をすると説明しました。
親が上がった場合や、流局時に親が聴牌をした時は、連荘(レンチャン)といって、親はそのまま継続して同じ人がつとめる事になります。
3.麻雀の親と子の違い
麻雀の親と子には親だけに与えられたメリットとデメリットが存在しますが、上がる事で連荘ができる事から親は連荘を狙うのが一般的になっています。その理由は下記です。
3-1.親の得点と子の得点
最も親と子で異なる部分は上がった時に受け取れる得点や、誰かが「ツモ」上がりをした時に支払う得点の部分になるといえます。
親のメリットは、親が上がった時には、子の1.5倍の得点がもらえるようになっている部分になります。
一方で、子が「ロン」で上がった場合は、放銃した人の責任払いになります。しかし、子がツモで上がった場合は、親は子の2倍の得点を支払う計算になっています。これが親のデメリットになります。
■例 同じ満貫役を上がった時の親と子の違い
親のツモ 12000点の上がり。子の全員が親に4000点ずつ支払う。
子のツモ 8000点の上がり。親は4000点、他の子は、2000点ずつ支払う。
親のロン 放銃した人が12000点支払う。
子のロン 放銃した人が8000点支払う。
わかりやすく満貫役で説明しました。上がった場合は親の場合12000点、子の場合8000点です。親は子の1.5倍にななっています。
では支払いを見てみましょう。子のツモの場合です。親の支払いは4000点、子の支払いは2000点です。親は子の2倍の支払いになっています。
・得点の流れも見てみましょう
親のツモ 親 +12000点 子1 -4000点 子2 -4000点 子3 -4000点
子1のツモ 親 -4000点 子1 +8000点 子2 -2000点 子3 -2000点
親のロン 親 +12000点 放銃した子 -12000点
子のロン 上がった子 +8000点 放銃した人 -8000点
3-2.スタート時の配牌の仕方と数
麻雀は配牌をする時に親から牌を取っていきますが、配牌の順番は親から時計まわりに牌を取っていきます。
下図では例として、親の振ったサイコロの目が5としています。
はじめに親が牌を上段2枚と下段2枚の4枚と取ります。
時計まわりでそれぞれ4枚ずつ取っていき、同じ事を3回繰り返します。そして全員の手牌は12枚ずつになります。画像では最後から3枚目をドラとしてめくってあります。
親は最後に2枚取る(チョンチョンという)のに対して、子は、余った牌を順番に1枚ずつ取ることで配牌が終わります。
この時に親は14枚で子は13枚からスタートになります。親は全員がきちんと牌を取ったことを確認して第一打の※打牌(ダハイ)となります。次に南家が、下図の〇の牌をツモしてゲームが流れていきます。
※打牌(ダハイ) 不必要な牌を1枚河に捨てること。ツモ→ダハイを繰り返します。
3-3.麻雀の親だけにある役
麻雀には様々な役がありますが、唯一親にしか上がれない役が存在します。配牌時に既に上がれる状態だった時に親であれば、※天和(テンホウ)という役満で上がることができます。
※天和(テンホウ)親の配牌時の14枚で、4メンツ1雀頭が完成している役。親の役満。
子の場合は、最初のツモの時に上がれば※地和(チーホウ)という役満になります。
※地和(チーホウ)子が配牌でテンパイしていて、ポン、チー、カンのない純粋な第一ツモで上がる役満
4.親のよくある間違いとポイント
親で最も間違えやすいのが、配牌時に4周目も4枚取ってしまうと多牌(ターハイ)という反則になりますので注意が必要です。16枚になってしまいますから取り過ぎですね。
親の順番やツモは反時計回り、それに対し配牌の取り方は時計周りになるのですが、意外に初心者に多い間違いになります。
親の得点計算は、基本的にツモの時に注意をすることになりますが、自分が上がった時はこの1.5倍の得点になりますが、子がツモで上がった時は、2倍の支払いになります。
親の時に心がける戦術面のポイントは、親はとにかく早く上がる事を重視して、連荘を重ねるようにすることが基本です。
5.まとめ
麻雀を開始するまでの流れは、全自動麻雀卓と手動麻雀卓では、多少の違いがありますが、親が決まってからは基本的な流れは同じです。
今回は親の上がりでの得点のメリット、子のツモの場合の支払いのデメリットも解説しました。
麻雀で勝つポイントのひとつは、親の時は早上がりで、攻撃重視です。子の時はじっくりと手作りを楽しみ、親への放縦を避けて、守備重視という考え方をするのも良いと思います。
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