後付け
上がり役(主に役牌)に関係ないメンツから鳴き、後から役を付けること。バック、バックドロップと同じ。
麻雀をしていると時々、何でも「ポン」「チー」という感じで副露(フーロ)をする人もいます。
役とは関係のない副露の後に役が確定することを後付けと言いますが、後付けをなしにしているルールもあるので、実際に麻雀を行なう時には、ルールの事前確認をする必要があります。
今回は後付けのありとなしについて具体例をあげて簡単に解説したいと思います。
1.後付けありで上がる具体例
麻雀には、後付けありというルールと完全先付け(後付けなし)のルールがあります。
後付けには、大きく分類をすると2つのパターンが存在します。
- 上がる時(ロンやツモ)に上がり牌が出た時点で役が確定した場合
- 「ポン」「チー」のような副露(フーロ)をした時点で役が確定した場合
最も後付けが発生しやすいパターンは、「白」「撥」「中」や風牌で上がる時におきやすいといえます。
例えば、聴牌(テンパイ)の時に、が2枚とが2枚の状態で、が出れば役牌になりますが、の場合は役が確定しないような時にで上がる事も後付けといいます。
特にこの場合は、後ほど紹介をしますが、後付けルールに含まれることがある片上がりになるので、しっかりとルールを把握しておく必要があります。
同じような例として、となっているとします。
※他の牌は便宜上省略します。
これが面前の場合や先にをツモすれば、その後に鳴いても問題はありませんが、仮にやを事前に鳴いて、が出た時に上がった時には、後付けという事になってしまいます。
もちろんの場合は役が確定せず、そのままでは上がれないので、片上がりということになります。
「後付けあり」ではこのような片上がりを認めています。上がったときに役があればいいのです。
2.後付けなしに注意をしよう!(完全先付け)
初めのころは、何でも有りのルールで麻雀をする事が多いと思いますが、雀荘や上級者とゲームをするようになると、後付けをなしにしている場合もあるので、事前に後付けのルールをしっかりと把握しておく必要があります。
後付けルールをなしにしている麻雀の事を、「完全先付け」と呼ぶことが多いのですが、困ったことにこの先付けのルールには、明確なものがありません。なぜならローカルルールだからです。
このため健康麻雀では公式には後付けありのルールを採用しています。
しかしながら、後付けという上がり方は、きれいな手作りをしている人にはあまり好まれないので、人によっては、頑なに完全先付けルールでの麻雀を好む人もいます。
ここでは、一般的に言われている先付けのポイントを紹介します。
- 最初の副露をした時に役が確定するか、副露をする前に役が確定していること
- 片上がり禁止
この2つが一般的に注意をしなくてはいけない先付けのルールになります。
3.後付けなしのパターンと具体例
ここでは、先ほど説明をした後付けなし(完全先付け)の具体例を紹介します。
・最初の副露をした時に役が確定するか、副露前に役が確定していること
例えば、「ポン」をすると仮定して、自分にとって最初の副露でが揃うか、事前にが3枚揃っていれば、「役牌」が確定しているので、後付けにはなりません。
同じような状況で、が2枚しかない時点で、何かの牌を副露してしまい、その次にを副露した場合は、2回目の副露で役が確定しているので、後付けという扱いになります。
・片上がり禁止
これは、先ほども登場していますが、片方の牌が出ないと役ができない状態の事を言います。
つまり、先ほども説明していますが、聴牌の状態で、2枚とが2枚で、他の牌では役が確定していないとします。が出れば、役ができますが、の時は役ができないので、このような状態を片上がりと呼びます。完全先付けルールでは、これが禁止になりますから注意が必要になります。
4.後付けの間違いやすいポイント
一見すると片上がりのように思えて、実際は問題なく上がれるというケースも存在します。
特に初心者に多いのが、後付けという言葉に惑わされてしまい、役が確定していないと勘違いしてしまいがちなのが、「ツモ」や「タンヤオ」になります。
副露をしていれば、先ほどのように後付けという扱いになる事が多くなりますが、面前であれば、特に問題はありません。
例えば、先ほどのとがそれぞれ2枚ありテンパイの時は、面前であれば、をツモすれば、「ツモ」「中(役牌)」の二翻になりますし、をツモすれば、「ツモ」の一翻で上がることができるようになります。
もうひとつ、間違いやすい例として、
A
B
この2つのうち、Aは後付けになるのですが、Bは後付けにならない理由がわかるでしょうか?
どちらも聴牌になっていますが、Aはが出ればタンヤオになりますが、だと役がありません。
Bは、どちらが出ても、タンヤオが事前に確定しているので後付けにはなっていないことがわかると思います。
5.まとめ
完全先付けだと解釈の違いによって、揉め事に発展する危険性もあります。各プロ団体、健康麻雀すべては後付ありのルールが採用されています。
実際に麻雀を行なう場合は、どうしても除きたい部分だけを「なし」というルールもあります。「※喰いタン」と「形式テンパイ」を無しのようなルールにする場合があります。
お互いに揉めないような明確なルールで遊ぶことが重要になります。
また、後付けありのルールにおいて困ることもあります。自分が親の時はともかく、安い手で副露をたくさんして、頻繁に後付けで上がる方がいます。
ルール的には問題はありませんが、麻雀のレベルとしては高いとはいえません。ネット麻雀を見てもスピードの時代になっているようです。
役の後付けにならないような麻雀を心がけることで、さらにあなたの麻雀がステップアップできると思います。
私は
麻雀をこれから覚えたい方。
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