打牌(ダハイ)とは?
打牌は、自分の手牌の中にある不要な牌を場に捨てる動作のこと
麻雀の対局中に最も多く行う動作は、自摸(ツモ)と打牌(ダハイ)です。ところが、この言葉をあまり知らない人も多くいるようです。
牌山から自摸をして、手牌の中から牌を捨てる。この牌を捨てる行為の部分を捨て牌と認識しているため、打牌が知られていません。
ここでは、麻雀の自摸と打牌に関しての基本的な解説をしています。この記事を読めば、打牌と捨て牌の違いを理解できるようになります。
そして打牌において間違ったやり方をしているかもしれません。もし気が付けばすぐに直すようにしましょう。
1.麻雀の打牌(ダハイ)
自摸と打牌は、本来ワンセットの用語です。おそらく麻雀を長く打っている人にとっては当然のことだと思います。
ここでは、自摸と打牌を中心に説明をしています。麻雀の基本的な動作なのでしっかりと覚えて欲しいと思います。
1-1.自摸(ツモ)と打牌(ダハイ)
牌山から牌を取る事をツモと言います。ツモの後に不要牌を捨てる事が打牌となります。
麻雀を打つ時の基本となる動作のひとつです。自摸から打牌までの一連の動作の事を「摸打」(モーター)とも言います。
1-2.打牌と捨て牌
打牌は、「場」に不要牌を捨てる行為を言います。この「場」に捨てられた牌の事を捨て牌と呼びます。
初心者の人に多いのは、打牌と捨て牌の区別がつかない場合が多くあります。また、牌を場に捨てる動作そのものを捨て牌という認識の人もいるようです。
1-3.捨て牌と河(ホー)
捨て牌は、打牌によって「場」に捨てられた牌の事を言います。この捨て牌のある「場」の事を、「河」(ホー)と呼びます。
下図ではゲーム画面で解説しました。河は4人それぞれの前にあります。捨て牌はそこに捨てられている牌すべてを指します。
このように、順序を細かく理解をしていくと流れが理解できます。これで、打牌と捨て牌のそれぞれの意味や区別もはっきりしたと思います。
2.麻雀の打牌に関連するマナー11選
麻雀には多くのマナーが存在します。その中でも、打牌や自摸などに関連したマナーをいくつか紹介します。とても重要なことです。
間違ったやり方で、長い時間してしまうと、変なクセがついてしまいます。正しいやり方を覚えましょう。
2-1.捨て牌の枚数は6枚切り
下図を見て下さい。河に捨て牌を並べる時は、6枚ずつ横に並べるのがマナーになっています。6枚で1段下げると副露がなければ、流局の時にぴったり6枚×3段になります。
このようにしておけば、立直が何巡目なのかもわかりやすいです。また、他家との距離感的にちょうど良いとされています。
また下の動画ではプロの美しいツモと打牌を紹介しました。
2-2.先自摸(先ヅモ)はマナー違反
先ヅモは、マナー違反になるので、絶対に行ってはいけません。上家の打牌が終わって、他家の副露がない事を確認してからツモを行いましょう。
■下記サイトでは先ヅモ等の反則行為について解説しました
麻雀の先ヅモは立派なマナー違反!読めばわかるやってダメな行為とは
2-3.基本的には両手を使わないのがマナー
麻雀は、基本的な動作は片手で行うのがマナーになります。主に、両手を使えるのは、※配牌時・※理牌時・聴牌と上がりの宣言になります。
※配牌時 牌山から牌を持ってくる時
※理牌 配牌後に手牌を順番に並べ替える事
2-4.強打はしない!
打牌の時に場に音を立てて強く打つのは、マナー違反です。場にも牌にも良い事ではないですし、道具は大事に使うべきです。
また、ツモ上がりの時にも牌を強く叩きつける人がいます。これも、決して良い行動とは言えませんので控えたいものです。
2-5.打牌と他家の捨て牌確認
打牌をした時には、すぐに牌から手を離すのがマナーになります。いつまでも手を置いていると、他家が牌の確認をすることができません。
基本的に自分以外の3人すべてが、同時に牌の確認ができるようにするのが基本です。プレイのリズムという意味でも好ましくはありません。
2-6.発言には注意をする!
余計な発言は控えるようにしましょう。打牌をする時に、何か余計な発言や舌打ちをするのはマナー違反です。
このように打牌の時に、紛らわしい発言や動作をすることを、三味線をひくと言います。本人は悪気がなくても、周りを不愉快にさせるので控えましょう。
■上級者でも無意識な三味線行為はとても多くマナー違反となります。
もうあなたとはやりたくない!麻雀の三味線行為で嫌われる言葉とは
2-7.初心者を慌てさせる行為は控える
初心者はある程度遅くなるのは仕方がありません。確かに長考ばかりだと精神的にも辛いのは理解できます。
あまりにも長考が多い時には、一言あっても良いとは思います。だからと言って、ツモや打牌を急がせるのはあまり感心しません。
2-8.対局中の手の位置
対局中は片手で行うと説明しました。もう一方の手は、自分の手牌よりも前には出さないようにするのが基本です。
2-9.自摸と打牌のタイミング
自摸をした牌を手牌に加える前に打牌をするのが基本です。日頃から打牌の前に牌を加える癖がついてしまうと、ツモで上がった時に違反行為になります。
本来は、自摸をした時に自分の手牌の上に置きます。打牌をしてから、置いてある牌を加えるのが正しい摸打の流れになります。
2-10.複数の牌を持たない
自摸や打牌の時に複数枚の牌を同時に持つことはマナー違反になります。イカサマ行為と思われても仕方がない行動なので、避ける事が無難です。
2-11.長考は控える
特に初心者の方は気を付けるべきです。麻雀にはリズムというものがありますので、必要以上の長考は控えましょう。
誰かの立直後や自分の聴牌時の待ちの確認などの時もあります。このような時には、「すみません」の一言をいうだけで、周りの印象が良くなります。
3.麻雀の打牌のやり方
ここでは、普段何気なくやっている打牌のやり方をいくつか紹介します。どれも、上手くできるようになると麻雀も上手くなった気がしますよ。
ここで紹介する方法以外にもやり方はあります。今回は、最も初心者の方でもマスターできそうな方法を選んでみました。
3-1.縦切り(動画で確認!)
牌の表側を親指で裏側を中指で持ちます。その時薬指と人差し指で牌の横を支えるようにしておきます。
牌を縦回転で90度前方に倒すと牌の表が見えるようになります。そのまま中指が表面にくるようにして、打牌をします。
下図の動画で確認しよう!
3-2.外切り(動画で確認!)
牌の表側を親指で裏側を人差指で持ちます。この時に親指は少し横向きの方が楽だと思います。
人差し指を軸にして、外側(小指の方向)に牌を外回転させます。最後は中指で打牌をするようになります。
下図の動画で確認しよう!
3-3.内切り(動画で確認!)
牌の表側を親指で裏側を中指で持ちます。この時に薬指は、牌の右側に軽く沿えるような感じになります。
中指を軸にして、内側(人差し指の方向)に牌を内回転させます。最後は、人差指で打牌をするようになります。
下図の動画で確認しよう!
4.麻雀の打牌の間違いとポイント
打牌はやはり、捨て牌と間違える事が多いので、注意をしなくてはいけません。対局に直接関係はありませんが、やはり用語は正しく覚えておくべきです。
ツモをした牌を先に自分の手牌に加えてから、打牌の牌を探す人がいます。これは、もしツモで上がった時に何の牌で上がったかわからなくなります。
初心者の内は仕方ないかもしれませんが、手牌の中に入れなくてもわかるようになりましょう!
マナー的にも良くないですし、違反行為にもつながります。癖にならないように、先に牌をしてから手牌に加えるようにしましょう。
5.まとめ
麻雀の対局で最も多い動作が、自摸と打牌です。打牌の方法をいくつか紹介しましたが、あくまでも静かにスマートに行なう事がポイントです。
初心者の方でもやりすい方法を選んだつもりです。自宅で何度か練習をすれば、無駄な動きもなくなりきれいな打牌ができると思います。
打牌を行なう時や自摸上がりの時には、強打を避けるようにしましょう。本文中のマナーのところでも説明していますが、とても重要な事です。
まずは、マナーとルールをしっかりと覚える事が大切です。その後は、きれいな打牌を覚えて楽しく麻雀を打てるようにしましょう。
私は
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