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「いくら本を読んでも点数計算のやり方がわかりません」
「どうして麻雀の点数はこんなにわかりづらいの?」
「簡単に覚えるコツはありますか?」
みなさんのお悩みはだいたいわかっています。
私も最初から点数計算が簡単にできたわけではありません。
麻雀を始めてかなりの年数は点数を人任せで済ませていました。
「点数が簡単にスパッと言えたらカッコイイな!」
「麻雀にも自信がつくな!」
「わからないとなんか恥ずかしいな!」
こんな想いで点数を覚え始めました。
こんにちは千葉県柏市 NPO法人 健康麻雀グループ
理事長の河原 健治です。
点数に関しては必ず入門書にも書いてありますし、ネットで調べればいくらでも出てきます。
しかし!どれもわかりづらい!
この記事を書く際にも少しネットで検索して見ました。
しかし、複雑過ぎて私ですら読む気にもなりません。
「なんだ2乗って!ほんとうに2倍していくのか?」
「電卓いるじゃん!」
「バンバンってなんだよ!」
こんなことを感じるハズ。
でも私は点数を数える時そんな計算はしていません。
そんな瞬時に2を何回も掛け算して答えなど出していません。
そんな能力ありません。
じゃあどうやって答えを出してんの?
前置きが長くなりましたが、麻雀点数の覚え方でこれが一番簡単だと思って下さい。
私は自分の頭の中でこのようにして答えを出しています。
最後までついてきて下さい!
脱落禁止!根性出せ!
それでは参りましょう!
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1.麻雀の点数を簡単に導くステップとは
1-1.この計算方法を推奨する理由とは
よくある麻雀入門書、ネットであふれている点数計算のやり方には何が書かれているかを説明します。
簡単に言うと!
①「2+4+2+2=?はいくらになるかわかりますか?」
これをいきなり口頭で言われた時に何秒かかるでしょうか?
これがよくある入門書の問いです。
②「4+6=?はいくらですか?」
答えは10ですが、明らかに②の方が早く回答できるはずですね!
これが私が薦める点数鉄則の考え方。
つまり①も②も答えは同じです。
②は答えを早く出すためにまとめているのです。
15年前私は「自分はどうやって早く答えを出しているのか?」
その仕組みを紙に書きだしてみました。
すると②のように簡略して計算していたことに気が付き、
そしてピンフ役かどうかで分けていることも改めて知りました。
①についてはもちろん点数計算の基礎です。
しかしこれを覚えたとしても、点数は即答できません。
点数即答の雀士は、そんな遅い計算方法で計算などしていないからです。
みなさんにはまず②の計算方法で覚えることを推奨します。
これが点数鉄則です。
もちろんこの点数鉄則を覚えて、実践で即答できるまでには訓練が必要です。
それができるようになってから、なぜ「2+4+2+2が4+6になっているのか」を考えても遅くはありません。
私が読んだ入門書の記述ではわかりづらい記載が多くあります。
「これでは読む方が混乱するのではないか?」
こんな疑問が生まれました。
自分事ですが、ここまで簡潔にわかりやすく点数方法を解説した書はないはず。
本気で点数を覚えたい方にぜひオススメしたい方法なのです。
1-2.この点数計算方法を簡単に説明すると!
あなたがこれまで覚えてきた点数の数え方はここで一度リセットして下さい。
そしてここから始める説明を読んで下さい。
まず私は、麻雀の上がりを3つのパターンに分けています。
どんな上がりもこの3つの中に必ず入ります。
大きく分けると。
①ピンフ役で上がった場合
②ピンフ役以外で上がった場合
③チートイツで上がった場合
この3つです。
そしてこの3つの①と②をさらに分けて考えます。
◆ピンフで上がった場合を2つに分けると
①ピンフ役でツモの場合
②ピンフ役でロンの場合
◆ピンフ役以外で上がった場合を3つに分けると
③ピンフ以外でロンの場合
④ピンフ以外でツモの場合
⑤鳴いている場合
以上の5つとチートイツの場合を合わせると、全部で6つに別れます。
麻雀をやっている方なら・・・
なんとなく「言われてみればそうだな!って感じがしますよね。
6つのそれぞれの場合で点数の数え方が少しだけ違います。
また麻雀には「役と符」というものがあります。
役はみなさんおわかりかと思います。
符は〇〇〇の形には8点付きますとか、16点付きますというものです。
どういった形に何点付くのかを覚えて下さい。
これもそんなに多くあるわけではありませんから心配しないで下さい。
最初の6パターンとこの役と符を使って点数を導きます。
ピンフ役で分けていますからピンフ役がわからなければ、この数え方は難しいと思います。
それほどピンフ役は重要です。
誰かが上がった時に手牌を確認して、パッと見てピンフ役が付くかどうかがわからなければいけません。
①メンゼンであること
②両面待ちであること
③すべてのメンツがシュンツであること
④頭が役牌でないこと
詳しくは下記サイトをご覧ください。
読んでいただくことを前提に少しずつわかりやすく書いているつもりです。
ここまでで大丈夫でしょうか?
それでは次に参ります!
1-3.役と符に関するイメージ
みなさん麻雀をしているなら、役と符は聞いたことがあると思います。
役が増えるとどうなるか?
点数が倍々に増えて行きます。
1000点→2000点→3900点→8000点・・・
こんな感じでだいたい倍々ですね!
難しい役を上がれば点数が高くなります。
それでは符に関してはどうでしょうか?
先程少し説明しましたが、「〇〇の形に符が何点付く」とか決められています。
その符が多いほど
1000点→1300点→1600点→2300点・・・
こんな感じで何百点かずつ増えていくのが符です。
じゃあ符が多くなるような手作りをするのかというと、そこまではしません。
役ほど点数が増えていくわけではありませんから、そんな風に意識する必要はありません。
符が多ければ少しだけ点数が増えると思っていてください。
1-4.じゃあ符はどんな形に何点付くか説明するよ
まず符はシュンツにはつかず、※コウツ、※カンツに対して付きます。
以下の符の点数を覚えて下さい。
※コウツとは同じ牌3枚で作るメンツのこと
もちろん他家からポンして作ってもOK!
※カンツとは4枚で1メンツを構成させること
これも他家からもらってもOK!
よく見るとすべて32から半分ずつの数字になっています。
一番高いのが1と9の数牌と字牌のアンカンで32点です。
そこから半分ずつになりますから。イメージで覚えましょう。
以下の符の点数はとても重要ですから必ずすべて覚えましょう!
アンコ | ミンコ | アンカン | ミンカン | |
1と9の数牌と字牌 | 8 | 4 | 32 | 16 |
2~8の数牌 | 4 | 2 | 16 | 8 |
1.待ちに関する符→カンチャン、ペンチャン、タンキ待ち | 2 | |||
2.ツモに関する符→ピンフ以外の場合にツモれば | 2 | |||
3.雀頭が役牌 | 2 |
表の下の方の1~3に関しては見落とす方がとても多いです。
2のピンフ以外の場合にツモれば2点とありますが、すべての形において必ず2点付きますから覚えて下さい。
すべての形とは両面待ち、カンチャン待ち、ペンチャン待ち、シャンポン待ち、タンキ待ちのすべてという意味。
先生!ダブトンやダブナンが雀頭の時はどうなるんですか?
これは4点ですか?
それも2点になります。
連風牌というんですが、場所によっては4点とするところもありますが2点が正式。
上の表ではそんなことは書いていないはず!
1~3に関しては、様々な点数の教科書にはいろんな記述が書いてあります。
書き方次第でわかりやすさが全く違います。
これは最もわかりやすく簡潔に書いた記述。
ですから言葉を忠実にそのまま理解して下さい。
上図の符の表は、後述しますが「手牌の中に符がどれだけあるか?」を考える時にとても重要です。
これを知らないと点数計算はできません。
ここではそのことを覚えておいて下さい。
1-5.役の数(ドラを含む)と符と点数の関係は表で覚える
これはよくある点数早見表というやつ。
左が子の点数表、右が親の点数表。
例えば子で30符2ハンなら2000点になります。
その下の10/5はツモ上がりした時の点数の分け方です。
2000点の上がりならば、親が半分の1000点、子がその半分の500点を払うという意味です
表のハン数が右に行くほど倍々に点数が増えています。
子の20符の行なら1300-2600-5200
そして表の符に関しては下に行くほど数百点ずつ増えているのがわかりますね。
子の20符1ハンの列なら1000-1300ー1600-2300
同じハン数であっても符が多いほど点数が少しずつ高くなっていますね!
こんな感覚がわかっていればOKですよ!
この表に関しては語呂で覚えて下さい。
子に関しての点数に語呂があります。
◆30符は1000-2000-3900
センーニセンーザンク
◆40符は1300-2600-5200
イチサンーニンロクーゴンニ
◆50符は1600-3200-6400
イチロクーザンニーロクヨン
◆70符は2300-4500
ニイサンーヨンゴ
この語呂に関しては覚えやすいから必ず使うこと。
20符の行を横に見て下さい。
40符の行と点数が同じことに気が付きますか?
60符の行も横に見て下さい。
30符の点数と似ているのがわかりますか?
なので子の点数を覚える時には以上の4つの語呂を覚えていればOK。
親の点数に関してはそれを1.5倍して下さい。
親が上がった場合は、最初に子の点数をイメージしてからそれを1.5倍する。
子で1000点なら親で1500点という感じ。
ただ単純に1.5倍にならないところもあります。
子で2000点は親で2900点。
こういう部分に関しては経験的に覚えるよりほかありません。
子で2000点の時は1.5倍で3000点ですが、「麻雀に3000点はないな!」という感じです。
今の段階では点数表はまだ覚えなくてもOK。
まずはこの点数計算の仕組みを理解することが大事。
ということでここからがいよいよ本題です。
理解に関してここまで大丈夫かな?
GO!
2.点数が一番簡単にわかる方法ー点数鉄則
◆すべての上がりは6つのパターンに分かれる
それでは6つに分けたパターンを見て下さい。
わからない記述があると思いますが、ここではさらっと読めばいいです。
後ほど詳しく解説しますから!
① ピンフツモの場合は20(符)で考えよ
② ピンフロンの場合は30(符)で考えよ
③ ピンフ以外でロンの場合は40(符)から考えよ
手牌の中の符が10以内であればそのまま40で、10を超えれば50で、20を超えれば60で考える。
つまり24符なら、40+20で60符、38符なら40+30で70符になる
④ ピンフ以外でツモの場合は30(符)から考えよ
⑤ 鳴いてる場合は30(符)から考えよ
④、⑤についても③と同様に考え
手牌の中の符が10以内であればそのまま30で、10を超えれば40で、20を超えれば50で考える。
つまり24符なら、30+20で50符、38符なら30+30で60符になる
⑥ チートイツは50で考えよ(表のハン数は折れた指の数)
チートイツは下の表で覚える!
すべての記述は覚える必要がありますが、オレンジの太字にした文字もちゃんと理解して下さい。
見落としがちなので強調しました。
◆①から⑥までの「各ケースで〇〇符で考えよ」を覚える。
◆①~⑤については①の20符と③の40符のところを覚えて、あとは30符だと考えれば良い。
◆⑤のチートイツに関しては50符の数字ですが、この表で覚える。
手牌の中の符とは1.3章で記述した下の表から算出。
アンコ | ミンコ | アンカン | ミンカン | |
1と9の数牌と字牌 | 8 | 4 | 32 | 16 |
2~8の数牌 | 4 | 2 | 16 | 8 |
1.待ちに関する符→カンチャン、ペンチャン、タンキ待ち | 2 | |||
2.ツモに関する符→ピンフ以外の場合にツモれば | 2 | |||
3.雀頭が役牌 | 2 |
先生!一気に難しくなった気がします・・・
大丈夫!ちょっと意味がわからないかもしれないね!
これからひとつずつ解説するから読んで下さい。
3.上がりのパターンから点数を簡単に導く!
3-1.ピンフツモの場合は20(符)で考えよ
子のAさんが下図の上がりをしたとします。
「ツモ!」
子のAさんは手牌を公開します。
あなた(子)はそれを確認して点数を考えます。
例)リーチ ドラなし のツモ上がり!
あなたは頭の中で
「これはピンフツモだな、役はメンピンツモ」
つまりピンフツモの場合の3ハン。
20(符)から考えよですから、20の行を見ます。
20の3ハンは2600ですね!
ピンフツモの4ハンは5200なので、そのひとつ下は2600だな!という感じで答えを出しても良いです。
20符の場合は1300-2600-5200でイチサン-ニンロク-ゴンニと語呂で覚えておきましょう。
またメンピンツモのメンとはリーチのこと。
メンタンピンやメンピンツモなどはこういう語呂で認識することも大事。
ツモのピンフでリーチでなどと順番が毎回違って言っていると、役を取りこぼしやすいです。
①1300-2600-5200の語呂はイチサン-ニンロク-ゴンニ
②メンタンピンやメンピンツモの語呂も!
③メンタンピンツモは5200
どうかな?ピンフのツモは難しくないと思うんだけど・・・
20(符)で考えて、あとは役の数だけで決まるからね!
ピンフ役が付くときは、符はいっさい発生しません。
2.3章で解説した手牌の中の符はゼロなのです。
3-2.ピンフロンの場合は30(符)で考えよ
それでは先ほどと同じ例で考えましょう!
子のAさんが下図の上がりをしたとします。
今度は「ロン!」
子のAさんは手牌を公開します。
あなた(子)はそれを確認して点数を考えます。
例)リーチ ドラなし のロン上がり!
あなたは頭の中で
「これはピンフロンだな、役はメンピン」
つまりピンフロンの場合の2ハン。
ピンフロンは30で考えよですから、30符2ハンを見ます。
2000点ですね!
①1000-2000-3900はセン-ニセン-ザンクの語呂
②4ハンあれば満貫
ここまででピンフのケースは終わりです。
ピンフの場合は語呂だけ覚えておけばよいと思います。
大丈夫かな?
ついてきてますか?
ここで脱落は早すぎるぞ!
次が本番だからね!
3-3.ピンフ以外でロンの場合は40から考えよ
つまり24符なら、40+20で60符、38符なら40+30で70符。
何を言っているのかまだわからないと思います。
でも大丈夫!
この章は一番のポイント!
ここが理解できれば点数計算の仕組みはわかったも同然!
以下をゆっくりと読んで下さい。
それでは下図の例を見て下さい。
先程からの例と少しだけ変えただけです。
「手牌の中の符に注目してね!」
今度はリーチなし。
子のAさんが下図の形で
「ロン!」の発声!
Aさんは手牌を公開。
子のあなたは手牌を確認します。
例1)リーチなし ドラなし のロン上がり!
あなたは頭の中で
「これはピンフ以外のロンだな」
「役はのみの1ハン」
「これは40から考えよだったよな」
「手牌に関する符はの8点のみ」
「手牌の中の符が10以内であればそのまま40だから」
「40符1ハンで1300だな」
こんな感じで点数を出します。
次からは符が10を超えると点数が少し高くなるからね!
もうひとつ例を出します。
例2)リーチなし ドラなし のロン上がり!
同じような例ですが今度はもコウツになっています。
ピンフ以外で上がった場合はとにかく手牌の中の符を数えます。
下の表を見て下さい。
アンコ | ミンコ | アンカン | ミンカン | |
1と9の数牌と字牌 | 8 | 4 | 32 | 16 |
2~8の数牌 | 4 | 2 | 16 | 8 |
1.待ちに関する符→カンチャン、ペンチャン、タンキ待ち | 2 | |||
2.ツモに関する符→ピンフ以外の場合にツモれば | 2 | |||
3.雀頭が役牌 | 2 |
が8点、が4点です。
ですから手牌の中の符は12点。
手牌の中の符が10を超えると40符ではなく50符になるよ!
役の数はあくまでも1ハンですから、50符1ハンで1600点。
上の図で見るとひとつ下に下がった点数になります。
このことをよく「テンパネ(点が跳ね上がる)」といったりします。
それでは感覚をつかんでもらうためにもうひとつだけ例を出します。
今度は手牌の中の符が20を超えるよ!
これがわかるようになると「点数がわかっているレベルに!」
例3)リーチなし ドラなし のロン上がり!
今度はをアンカンしています。
手牌の中の符を数えてみましょう。
が16点、が8点で合計24点。
今度は20越えです。
さらにひとつ下に下がって60符1ハンで2000点。
ちなみに60符1ハン=30符2ハンとなります。
これはこの章の冒頭でお伝えした通りで、
手牌の中の符が10以内であればそのまま40で、10を超えれば50で、20を超えれば60で考える。
つまり24符なら、40+20で60符、また38符なら40+30で70符になるのです。
ここで点数を早く計算するために必要な感覚は、「20を超えてるな~」ということです。
この部分を見れば一目瞭然だということ。
私の頭の中ではきっちり24点など計算はしません。
「20越えだな!」で終わり。
そのあと40+20=60を考えて、60符という答えを出します。
もし ならどうなるでしょうか?
のアンカンは32点、は16点ですから40越え。
「40越えだな~」
「40+40=80符」
「80符1ハン=40符2ハン」
「2600!」
頭の中ではこんな感じで答えを出しています。
それでは最後にもう一問!
間違いやすいことなので我慢して付き合って下さい!
例3)リーチあり ドラなし のロン上がり!
手牌の中の符はが16点、は4点。
合計20点です。
このようにちょうど20点になるときは、10点あつかいで考えて下さい。
「20を超えれば60で考える」でしたね!
ちょうどは超えていませんから10超えと考えて下さい。
なのでこの場合は50符1ハンで考えて1600点の上がりです。
もし頭がではなくであれば、「雀頭が役牌」になりますからもう2点付きます。
そうなると20越えですから、60符1ハンの2000点となります。
このように手牌の中の符が20前後の時はキチンと数えることをして下さい。
もちろんちょうど10、30・・・の時も同様です。
①40の語呂は1300-2600-5200 イチサンーニンロクーゴンニ。
②どういう形に何符あるかを覚える。
③手牌の中の符は「10超えか?」「20越えか?」とういう感じで判断する。計算はなるべくしない。
④手牌の中の符が10、20、30前後の時はキチンと数える。
⑤符を数える時は大きなものから数えましょう!(早く計算できます)
先生!上がりのケースをパターンで分けるのはわかったのですが、そんな短時間で点数がわかるのでしょうか?
私の計算は遅いような気がします・・・
大丈夫!最初から早く計算できる人なんかいないよ!
私も20代のころは計算問題集を買って何度も家で見ていた記憶があるよ!
早く答えるためには、この方法で繰り返し練習することだよ!
そうすれば間違いなく早くなっていくからね!
3-4.ピンフ以外でツモの場合は30(符)から考えよ
つまり24符なら、30+20で50符、38符なら30+30で60符になる
この計算方法は、3-3章で解説したところがメイン!
3-3.ピンフ以外でツモの場合は30(符)から考えよ
3-5.鳴いている場合は30(符)から考えよ
このふたつは先程と全く考え方は同じ!
30(符)から考えよというところが違うだけです。
スタートの符が違うだけ!!
なので例を上げて簡単に通過しましょう!
例としては難しめの問題ですが、前章が理解出来ていれば問題ないと思います!
例)リーチなし ドラなし のツモ上がり!
は8点、は4点、ピンフ以外のツモには2点
合計で14点!
手牌の中の符は10を越えるのは明らかですね!
役としてはとツモの2ハン。
だから30符スタートですから、40符2ハンになります。
答えは2600点!
ここまでどうですか?
もし理解出来なければ3-3章に戻ってゆっくり読んで下さい。
大丈夫!きっとあなたならわかるはずです!
ツモに関する符→ピンフ以外の場合にツモれば2点
をお忘れなく!
両面待ちであろうとなんであろうと必ず2点つきます・
3-5.鳴いている場合は30(符)から考えよ
つまり24符なら、30+20で50符、38符なら30+30で60符になる
これも考え方は全く同じ!
トイトイの例で考えてみましょう!
例)ドラはなし
とのそれぞれで上がった場合で考えてみましょう!
◆でロン上がりした場合
は4点、ととは2点。
全部でちょうど10点。
役はとトイトイで全部で3ハン。
この場合は30符の3ハンで3900点。
◆でロン上がりした場合はどうでしょうか?
とは4点、とは2点。
合計は12点。
手牌の中の符が10を超えましたね!
だから40符3ハンになります。
点数は5200点。
①例のようにでロン上がりした場合はミンコ扱いで2点。
②でロン上がりした場合もミンコ扱いで4点。
③ツモに関する符→ピンフ以外の場合にツモれば2点
もお忘れなく!
3-6.チートイツは50(符)で考えよ
チートイツは特殊な数え方をすると思っておいて下さい。
ですから下の表で覚えて下さい。
表のハン数は役の数になります。
ちなみにチートイツは2ハンで数えて下さい。
- リーチチートイの3ハンで上がれば3200点
- チートイドラドラの4ハンで上がれば6400点
- リーヅモチートイドラドラの6ハンで上がれば12000点
4.麻雀の点数鉄則を簡単に早く答えるコツ
ここまでどうでしょうか?
点数を導くプロセスがわかったでしょうか?
もしそれがわかったのなら、それだけでも大きな進歩です。
それでは考え方がわかったあなたに早く計算するコツを解説します。
早く答えるにはそれなりのコツがある!
①符は大きなものから数えること
これまでお伝えした通り、10超えか?20越えか?30超えか?というところが問題になります。
ですから32符、16符、8符といった大きな数字からみるクセをつけましょう!
②なるべくまとめて考えるーその1
◆アンコになるケースはツモに関する2点と合わせて考える
の形でをツモ上がりした場合は、
アンコで4点、ツモに関する符の2点だからまとめて6点と考える。
同様にをツモ上がりした場合は、
アンコで8点、ツモに関する符の2点だからまとめて10点と考える。
◆カンチャン、ペンチャン、タンキのツモ上がりもまとめる
のカンチャン待ちでをツモ上がりした場合。
カンチャン待ちは2点、ツモに関する2点だから合計4点と考える。
これはペンチャン、タンキ待ちのツモの場合も同様。
まとめて4点と考えましょう!
②なるべくまとめて考えるーその2
の例でで上がった場合を思い出して下さい。
の部分はまとめて4点と考えます。
ですから
の4点
の4点
とで4点
これを4・4・4(ヨンヨンヨン)と頭で唱えて12だなと考えるようにしましょう!
できるだけ足し算するのではなく、まとめて考えましょう!
③語呂があるものはかならずそれで覚える
30はセン―ニセンーザンク
40はイチサンーニンロクーゴンニ
50はイチロクーザンニーロクヨン
また役にはなりますが、メンタンピン一発ツモドラ1、メンピン、タンピンなどもそうです。
5.麻雀の点数を簡単に答えられる人だけが得られるメリット
麻雀の点数は本当にわかりづらいですね。
麻雀ゲームを複雑にしている根源かもしれません。
私のお店でも30年以上麻雀をやってきた方でも、完璧に数えることが出来る方はほんの少数。
もしあなたがこの計算方法で完璧に数えることができればそれはスゴイことです。
はじめて同卓した方がいるとします。
この方は麻雀がどれくらいできるかな?
と思った時の基準は何でしょうか?
①点数がキチンとわかる
②牌裁きが落ち着いていて美しい
③マナーが良く、ルールについても詳しい
④状況に合わせた打ち方ができる
だいたいこの4つになります。
点数がわかることは、トップをとるためにも必要な能力です。
そして何より自分の自信になります。
点数を知らないと・・・なんか誤魔化されているような気持になるかもしれませんね。
ぜひ難しい点数計算をこの方法で身に付けて下さい!
6.まとめ~点数計算を習得するために必要なこと
私が最後に言いたいことは、とにかく点数計算の練習をして下さいということです。
せっかく点数計算方法がわかっても、他人任せにしたいたのでは何にもなりません。
どうすればできるようになるか・
①上がった時は必ず点数を自分で考えること
他人が教えてくれる場合も多くあります。
そんな時でも「なぜその点数になるのかを考える」
あなたが点数を理解するためにゲームを中断させることはできません。
スグにわからなければ、次局に入ってからも考えることが大事。
考える回数が増えていけば必ずわかるようになります。
そしてスピードもだんだんと早くなります。
②家でも練習すること
対局中だけでなく練習問題を見つけて練習することで早く覚えることができます。
それはパソコンゲームでもいいですし、私が作った練習問題もぜひ解いて見て下さい。
それでは!また!
お相手は千葉県柏市 NPO法人 健康麻雀グループ
「最近の麻雀は絶好調!」理事長 河原 健治でした。
私は
麻雀をこれから覚えたい方。
リタイア後の余暇を充実させたい方。
への相談アドバイザーでもあります。
「ほんとうに何にも知らない私でも覚えられるの?」や
「他の健康麻雀施設で苦い経験をしたんだけど、どこもそんな感じかな?」
のような本気の意見など、健康麻雀に関してなら何でも親身にお答えします!
健康麻雀を楽しみたいみなさんのためなら何でもおまかせ!
「おまかせと言ってもあんた誰?」と思っているかもしれませんね!
ちゃんと信頼できる人なんだということを猛アピールさせて下さい。
・千葉県柏市で16年間健康麻雀をしている。
・ゼロ卓から20卓へと人が集まる巨大健康麻雀スペースにした。
・1ヶ月間に11卓の健康麻雀大会を16回運営できるところは日本でココだけ。
・初心者から経験者まで毎日60名の参加者がいる!
こんな感じです!
あなたがもしリタイア後に健康麻雀を始めたいと思っているなら・・・
ぜひ相談窓口として安心してお問い合わせください!