みなさんの健康麻雀のお店では初心者の方への教室活動はされているでしょうか?これは麻雀ゲームを広めていく上で欠かせない部門です。
100年後でも麻雀ゲームがいっそう盛んになるようにです。麻雀は実践的にやれば必ず楽しいゲームですし、4人で遊ぶゲームなので、ひとりに教えることで爆発的なブームが起きる可能性もあるのではないでしょうか!
若い頃に覚えていれば身に付くのも早いのですが、実際に健康麻雀にご参加される方々に教えていくことは、中々熱意、根気、忍耐が必要ですね!
私自身昔は、中々わかってもらえず同じことを何度も言わなければいけない時に、ついつい声が荒くなったりしていたと思います。「怖い先生」と思われていたのではないでしょうか。
参加されるみなさんに、麻雀を楽しいと感じるレベルまで早く到達してもらうにはどうしたら良いのでしょうか?
難し過ぎてついていけずに辞めてしまう方々にどう対処すれば良いでしょうか?
15年間の私のお店での教室運営の失敗と成功の例をご紹介していきます。みなさんのお店での集客や、運営の参考になると思いますから最後まで読んで下さい。
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1.教室運営の失敗例から学ぶ
1-1.健康麻雀教室大会の失敗
私のお店では、健康麻雀大会を工夫しながら運営することで集客し、成長することが出来たと言っても良いぐらいです。
教室でも大会をやってみようということで、2004年から2006年まで毎月1回、初心者向けの健康麻雀大会を行いました。教室の参加者は99%女性です。
当時の私は、朝早く公設市場に美味しい魚介類などを仕入れに行き、大会の商品としてみなさんに配っていました。もらった時は確かにみなさん喜んではくれましたが、長続きしませんでした。
初心者教室の方にとって大会が面白くない理由
- 初心者教室のみなさんは、あまり順位を意識せずに麻雀をしていること
- 上がることで楽しさを感じていて、がんばってトップを取るとか、順位をひとつでも上げるという感覚が身についていない
- 何を切ったら良いかがわからないのに大会では質問することが出来ない
- 本来トップを取るゲームですが、それにガツガツしている方がいると嫌う
質問に関しては、半チャン1回につき質問1回だけOKと決めてやっては見ましたがダメでした。この他に考えられるのは、私の運営方法が悪いことでしょうか。
来週は大会を行いますと言っても、次第に普通の教室なら参加しますが大会ならお休みします。という声も聞こえてくるようになり大会は止めるようになりました。
熟練者の方では大盛況だったので、必ず教室のみなさんにもあてはまるはずだと思い始めたのですが、思惑通りには行きませんでした。
1-2.実践前に30分間の講義の失敗
なんとかして麻雀を身に着けてもらおうという気持ちから、A4用紙に麻雀問題や、必要な知識を書いて渡し、最初に講義を30分ほどかけてやりました。
また10ページ程のチェックシートを作成し、10時に教室が始まるまでの時間に基礎的な知識をチエックしてもらい、わからないところを講師に質問するということもやりました。
これらも中々の不評だったようで、長続きはしませんでした。今思えば私もそうですが、難しい文章は読む気にもならないですから、そういったことが原因だったかもしれませんね。「めんどくさい」という理由かもしれません。
1-3.教える事の難しさからの苛立ち
みなさん本当に頑張ってよく来てくれるのですが、中々覚えてはもらえません。同じ事を何度も繰り返し言わなくてはいけません。そんな時に言葉のトーンがどうしてもきつくなっている自分になっていました。
わかってはいても気が付くときついトーンになっているという感じです。
「教えよう」「早く覚えてもらおう」という気持ちが先走り強すぎてもダメなのです。
確かに覚えたての頃の自分にも経験はあります。なぜその切り方がダメなのかは、やっている最中に後ろから言われても理解できなかったですよね!!若い頃の自分でそうなのですから、健康麻雀のお客様ならなおさらです。
反省です。
今では教えるというより、聞かれたことだけ答えるようにしています。そして何より冗談でも言いながらみなさんを楽しませることの方が大事なんだと思っています。
楽しみながら麻雀をして、自然とみなさんが麻雀がやりたくなり、回数をこなすことで覚えてもらうという流れです。
そのように考え方を変えることで、苛立ちも無くなり、前よりも優しく教えることもできるようになりました。今では教室のスタッフにもそのように教育しています。
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2.15年間の中での成功例から学ぶ
2-1.いつでもどのレベルの方でも参加できる
健康麻雀のお問い合わせで「麻雀を教えてもらえますか?」というのがあります。そればお客様のタイミングであり、レベルもいろいろです。ですからいつでも始められるようなシステムでなければなりません。その方がお客様にとって都合が良いからです。
よくあるのが、全6-10回の講義と実践で麻雀の基礎を学んで頂くというものです。NHKの講座などもそのタイプです。料金は最初に全額払うシステムです。
このケースですと、講座の途中参加では中途半端になり、やはり講座の最初から受けた方が良いということにもなります。なので今すぐに麻雀を覚えたいという方には不向きになってしまいます。
ビジネスでは「出来るだけお客様の願いを叶えてあげる」というものがあります。やはり、麻雀でも「今日やりたい」「すぐに教えて欲しい、始めたい」を出来るだけ叶えてあげることが必要ですね。
最初の内は当店も、教室は週に1日しか行っていませんでしたが、徐々に増やして、今では週に3日間になっています。お客様の人数が少ないと、開催日を増やしたところで1日あたりの集まりが悪くなり、難しい面はあります。
やはり週に2日間は教室の日をもうけ、数回講座形式ではなく、いつでもご参加できるようなシステムにすることが大事です。徐々にで良いですから、日数は増やしていきましょう。
2-2.トップを取る楽しさを教える事も必要
そんなの当たり前でしょ!と思うかもしれませんが、意外と初心者教室のお客様は上がることばかりに夢中で、順位は気にしていない方が多いのです。
いつまでもそれではダメですから、それを教えなくてはいけません。「麻雀はいかにしてトップとるかというゲームです」といくら言葉で教えても中々実践では忘れているようです。
ではどうしたら良いのでしょうか?
当店ではチップを使用し、半チャン終了後にチップのやり取りをしてもらいます。1位は4位から3枚もらい、2位は3位から1枚もらうというものです。チップの枚数が増えていれば、お店のスタンプカードにたくさん判を押してあげるというシステムです。
トップを取ることや順位を上げることで、ご褒美がもらえるようにすれば自然と麻雀ゲームの本質が身に付くようです。
2-3.上手く出来たら褒めてあげよう
後ろで見ていて、上手な切り方が出来た時はとにかく褒めてあげましょう。またトップを取った時、すごい手が出来た時、点数が言えたも同じです。
特に教室では上がれない時間が長く続くと口がへの字になってきます。下り打ちなど麻雀の忍耐の部分を理解することも難しいですよね。ですから良い結果が出た時は、より嬉しいはずなのでたくさん褒めてあげる事が大事です。
2-4.点数計算を教える重要性
昔は点数計算は、自分で本などから習得するしかありませんでした。現在では麻雀教室がたくさんあり、点数計算を教えてもらうことができます。
人任せにしてしまい、中々覚えられないまま麻雀をやってきた方がほとんどではないでしょうか?点数計算を知っていれば頼りにされ、麻雀を知っていると思われますよね!
せっかく教室に通うのですから、点数計算ができるようになって欲しいと思っています。当店では最初から点数計算を教え、繰り返し自分で考えるさせることによって計算ができるようになっています。
「自分たちで点数の答えが出せて、麻雀ができることはすごいことですよ!」と褒めています。点数がわかった時、上手い打ち方ができた時は必ず褒めてあげて下さい。
実際には点数計算は、教え方、覚え方があり、それさえ間違わなければ習得することができます。みなさんの教室でもそうすることで教室の価値が上がると思います。
3.まとめ
今回のブログでは、後世に麻雀を継承していく上で必要な麻雀教室の運営での成功と失敗経験について解説しました。
ひとつのやり方だけではないと思いますが、これまでの失敗から学ぶことで現在のやり方を進めています。あなたのお店でもあてはまることがあると思いますから参考にして下さい。
一緒に考えアイデアを出すことで麻雀業界が膨らんで行くと良いですね!!それではまとめます。
“教室運営のポイント”
- 初心者教室の麻雀大会、講座システムの難しさ
- 今日からでも始められる麻雀教室にする
- 麻雀を教えるというより楽しませる教室にしよう
- トップ、順位を上げる楽しさをチップのやり取りから伝えよう
- 点数計算なども最初から繰り返し教え、上手くできたら褒めてあげよう
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